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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

03.26.11:34

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05.31.14:09

韓国人監督 ~バングラデシュ~

世界にゃ色んなサッカークラブがございまして、外国人監督がブラジル人なら外国人選手にはブラジル人、ドイツ人ならドイツ人。
こんな風に外国人監督が母国の有能な選手を連れてくるなんてことはよくあることだよね。特にブラジルでその傾向がよく見られる気がする。
ま、そうした方が言葉も通じるし、育ってきたサッカー環境も分かってるし、母国でのキャリアも分かってるから計算が立つんだろうね。

ボクがテスト生として練習参加させてもらえることになった『モハマダンFC』は韓国人の監督を呼んでいたんだよ。下町で育って賭け事が好きな韓国人の監督(勝手なイメージ)。
ソイツが母国の選手を2人連れてきてたんだよね。
1人は甘いマスクの韓国人って感じのアンジョンファンのような顔立ちの選手。
もう1人は残念な側の、いかにも韓国人って感じの下駄みたいな顔立ちの若手。

いきなりピンチだよね。
当時、試合に出れる外国人枠は2人って言われてたから、ほぼソレで決まりじゃん。ジャパニ(日本人)の入る好きなんて全くないよね。しかも、監督さんは昔の人だから日本を嫌ってる感もあるのよ。

”明日はいい日”

毎日そう思ってるボクはなんとかなるんじゃないかなって思って真面目に練習に参加したんだ。実際、勘違いが得意だから2人の韓国人に勝てるって思ってたし。

でもね、
練習、
チョーきついんだから。

韓国さんったら、オフシーズン明けだからってすんげえ走るの。
”科学”という言葉がブラジルの位置だとしたら、彼らのトレーニングは、ほぼ裏っ側のやはり韓国の位置にある”根性”だったよ。

5人1組になって1人が大の字に横たわって4人で手・手・足・足を持って10m程先の線までダッシュ。そこまで行ったらみんなで元の位置に戻って次の奴が横たわって、また4人で手・手・足・足を持って10m程ダッシュ。

負荷をつけるために何をするにもすぐに人を担ぐの。
大の字になり運ばれるサッカー選手。
工事現場の砂袋のように抱えられたサッカー選手。
大人になって肩車をするサッカー選手。
下駄のような顔でスパイクを履きウサギ跳びをする韓国人選手。

やりながらボクは、韓国の軍人の映画を思い出していた。
そしてこの練習が終われば南北が統一されると信じて疑わなかった。

ボクの中で監督が将軍様に変わってしまったんだ。

腕はボロボロ、足はガクガク、何故かお腹はピーピー。
練習後、完全に疲れきってしまったボクは”よろこべない組”ですわ。

流石はビッグクラブ、代表選手も何人も抱えてるのよ。その代表選手の1人、ファイサルは練習後、体育座りしたまま動けなかった。どうやらこのジャパニ(日本人)よりベンガル人の方が体力はないらしく、”よろ〇び組”とはほど遠く、ボクの位置も通り越して”笑えない組”になり下がっていたよ。

・・・

・・・

・・・

     ・・・

            オェーー。ゲェェェ・・・。


ファイサル、吐きだしたね。
見るも無残なその光景に思わず笑ってしまったよ。
良かったね、ファイサル。
見る分には”よろ〇び組”だよ。

当時日本では韓流ブームの2年目か3年目といったところか。
遅ればせながら、体験。

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05.27.10:52

モハマダン ~バングラデシュ~

オフシーズンとか言っておきながら、ミッチェルさんにバングラデシュサッカー協会に連れて行ってもらい向こうのお偉いさんを紹介してもらったの。
そしたらムーミンパパみたいな風貌のソイツは快くボクにチームを紹介してくれたよ。

そのチームが『モハマダンFC』。
詳しくは未だに理解してないけど、政党とかの関係でバングラデシュには『アボハニ』ってのと『モハマダン』が人気を2分して、ダービーになるとスタジアムは満員になって、時として乱闘まで起こるらしい。
”なんか色んなモン投げられたりするのかなぁ”なんて淡いM色を抱きつつ練習参加出来ることになったんだよね。

って言ってもそこはオフシーズン。
1週間くらいミッチェルさんの指導チームの練習で体調管理。
なんかね、スゲエ人が集まってくるの。ミッチェルさんのチームに行って、子供達とサッカーをしようと、挨拶がてらお得意のリフティングを披露したところアッという間に200~300人に囲まれることに。
なにせ奴らは暇ですから。

そんな暇人たちの国の人口は日本と同じ。面積は北海道2個分だったっけな?人口密度なんてどこに行っても通勤ラッシュみたいなもんよ。人口密度は通勤ラッシュなのにみんな仕事してねえときたもんだ。だから暇人。
そんな暇人たちは外国人が珍しくてしょうがないときたもんよ。その珍しい外国人のボクが見たこともないようなリフティングやらをしてるから簡単に人は集まるのだよ。

大袈裟じゃなく500くらい、いたかもしれない。
200~300から500に変わったのはホレ、関西人の血です。でもマジでそのくらいの人だかりができたの。

ミッチェルさん言ってたもん。
”どうすんだコレ。練習出来ねえよ。”
なんか申し訳なくなって、そいつら(暇人)ひきつれてどこかに行こうかと、気を使ってしまったよ。

”目立つ行動は控えるように”をモットーに明くる日も練習には参加させてもらったんだけど、肌の色が違うしなんか目立っちゃうんだよね。暇人たちは何もしてなくてもジロジロ見てくるから、立ち小便(正確に言うと座らなきゃいけないようで、座り小便だが)でもジロジロジロジロ。人はわんさか。

おいおい!チ〇コ見んなよ!!!
・・・なんかゴメンね、ミッチェルさん。

そんなミッチェルさんの辛い時期もオフシーズンとともに去ります。
とうとうモハマダンの練習日がやってきたの。

韓国人の監督にそいつが呼んだ韓国人の選手2人。
ボクの外国人としての居場所、ナシ。
色々辛い時期がこれから始まるのです。

05.24.12:17

フットサル大会 ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:2 TRACKBACK]

タイに住んで2週間も経ちゃ、仲良しグループが出来るもんよ。
それが例のミニゲーム大会のエム達のグループなんだけどね。
そのエムはグループのリーダーみたいな感じなのね。一応、グループ内では1番サッカーが巧いとされているからだろう。
エムは元々、タイの2部リーグでプレーしてたって言ってたけど、ビジュアル的にもプレーにもその片鱗は見られなかったからどこまでホントかは今となっては分からないけど。
今はサッカーのプロデューサーをやってるって言ってたけど、寝てる姿と、サッカーしてる姿と、酒飲んでる姿と、挙句、”ユタカ、金貸してくれ”って言ってる姿しか見ていない。2部リーグの選手のなれの果てといったところだろうか。

そんなエムが、おもむろにフットサル大会を開くとか言いだしたんだよ。
ただプロデューサーなんて言ってもホレ、エムじゃん。グズグズなわけよ。

参加チームを募って8チームのトーナメント方式。
参加8チームから参加費を募って優勝・準優勝チームには賞金。

こんな感じで大会を開く予定だったんだけど、エムってタイ人の中でも群を抜いてダメな部類の人間なのよ。いくつかのミスが出るわけよ。

まずね、集めた参加費の幾らかが、エムの酒代になったの。

いやぁ、エムの嫁は激怒したね。
あ、エムには嫁も子供もいるのよ。だから、”金がないなら酒やめて働けば?”って言ったんだけど、”金がないんだ、飲まずにいられるかっ!!!”だって。

・・・典型的なダメ亭主をボクはタイで拝むことになった。

で、この大会のミスの2つ目。
8チーム中、2チームがエムのチームなの。ってことは参加費を他人から貰うのは6チーム分じゃん。なんか、儲けが出ないでむしろマイナスらしいのよ。優勝してもプラマイ0らしい。
どんなプロデュースよ・・・

エムの奴、なんか参ってたなぁ。8チーム分のユニホーム代もその参加費に含まれてたんだけど、ご存知の通りエムの酒となってるわけだから大会3日前までユニホーム問題に頭を悩ませていたんだよ。

で、いつもの通り、”なあユタカ、金を貸してくれ。”
この状況、短い期間だったけど見飽きたよ。何度も何度も。

でも、今回は違った。ホントにしょうがないって顔でグループみんなでボクにお願いしてきたんだ。”こいつをなんとか助けてやって”みたいに。
エムも言うわけよ。
”ここまでして大会が開けなかったら、みんなに殺されちまうよ。”

・・・むしろ死んでくれ。

思ってはいたけど、最後だぞって貸してやったんだ。どんなフットサル大会になるか見たかったし、フットサルでもいいからボクもガチンコの試合がしたかったから。

なのに、ここでミスの3つ目。エムの口から信じられない言葉が。

”ユタカ、フットサルってどうやるんだ?”

痛い!
これは痛い!

サッカーが小さくなって5人くらいでやるってことくらいしか分からず突き進んじゃったみたいね。
実際に開かれた大会は、ゴールは50cm(縦)×100cm(横)くらいの小さなゴールで、キーパーは無しっていう斬新なものだった。この前の、ミニゲーム大会の方がよっぽどソレっぽかったぞ。

”しょうがないね。フットサルを知らないんだから。”

勘違いしないでね。
この言葉はみんなが言った言葉じゃないよ。
エムが大会中に独り言のように言ってた言葉だよ。大会主催者のエムが。

結局この大会、ボクのチームは準優勝して50バーツ(150円)がボクの手元にきた。そしてエムは”チキショー、儲けが出ないで赤字だ!”とか言ってその晩も赤字に対してと準優勝の打ち上げに対しての、喜怒哀楽の酒を飲むことになったんだよ。
でもさ、ハッキリ言って、エムの赤字じゃない。

俺の赤字だっ!!!

エムとボク等のお話はまだまだ尽きない。

05.21.10:44

黒人に対して

小学生の頃、給食の時間がキライだったんだよね。
ボクね、好き嫌いが多かったの。そんな男はその20年後にはアフリカで虫まで食えるようになるんだけど・・・

キライな理由は、小学校1,2年の頃の担任がキライなものでも無理やり食わせる奴だったんだよね。だからこっちも対抗してキライなものが口に入ってきたら無理やりゲロを吐くという核爆弾を手に入れたんだよね。もう特技よ、特技。
その核爆弾をキライレベルに合わせてその先生にぶっかけてやったりしてたんだよね。

当時はごめんなさいでした。尖ってました。

その先生の言い分はその日によって様々。好き嫌いするなとか親っぽい事言ったり、ひたすら残さず食えとか柔道部みたいなこと言ったり、特に多かったのはアフリカの人たちは・・・的なことを言ったり。

でもね、ボクは海外生活で確認したけどあいつら(アフリカ人)だって腹いっぱいになったら完全に残すよ。”ユタカ、まだ足りないだろ?”とか親切なフリしてボクに預けてきたり。

よくウガンダでみんなでメシ食ってるとき、残ったメシを誰が食うかで争ったもん。
友達① : ”ユタカ、お前は中盤でいっぱい走らなきゃいけないから食え。”(残ったメシ、ボクへ)
ボク : ”俺は中盤だからハイ、スルーパス。”(残ったメシ、友達②へ)
友達② : ”OH!ディフェンスがカット!”(残ったメシ、友達①へ)
昼飯時はよくこんな事をしてたもんだよ。

バングラデシュの時のチームメイトのウガンダ人なんかはもっと酷いよ。彼らチームの寮に泊まってたんだよね。で、バングラデシュって毎食カレーなの。今は亡き、”横浜カレーミュージアム”もお手上げ。そのカレーに対して”いつも同じモン食えるか!”って言って宗教上ではない強制断食を行ってたからね。

あのさ、何が言いたいってね、結構黒人に対してそういう決め付けみたいなのあるでしょ。なんか自分たちの肌の色を気にしてるとか。
実際気にしてるのかもしれないけど日本人は過度に反応しすぎのような気がするんだよね。
それに、あいつら結構口悪いし。

本物のブラックジョークってやつだね。

あれ?この発言もボク、悪者? 
ボクが生活してた国々は暑い国ばっかりでしょ。日に焼けたボクを見てアフリカ人とよくこんな会話してたもん。

ア : お前が日本に帰る頃にはかなり真っ黒だな。
僕 : お前より黒くなって帰ってやるよ。
ア : 俺を超えるのは無理だ。

こんな会話だよ。
ウガンダで練習中に紅白戦をやった場合はシャツチーム対裸チームとかでやるんだけど、シャツチームに黒いシャツの奴がいたらみんなで一斉に”わかんねえから色シャツ着ろ”ってなじられてるもんね。

ね、そんなに過敏にならなくても良さそうでしょ。

ウガンダのボクが契約してたチームのマスコット的な近所の赤ちゃんがいるんだけどスゲエ可愛いんだよ。すげえ可愛いんだけどいつも汚いんだよね。ホコリまみれの鼻水まみれで。
普通にダーティボーイって呼ばれてるし。当時のチームメイトのオチョラに、なんであの子はいつも汚いのか聞いたらね。

”あそこの家は母ちゃんも汚い” だって。

・・・なぜかボクが凹むよ。 

でも冷静にその言葉を分析するとなんか超笑えてきちゃった。”お前の母ちゃんでべそ”なんて比にならない歌い文句だね。

だからボクはこのブログで、黒人に対して結構言っちゃう事はあるかもしれないけど、ボクは黒人が大好きだし、尊敬もしてるのよ。
誤解を招かないように先に言っておきます。

05.20.11:03

とは言え・・・ ~ウガンダ~

K.C.Cのマネージャーに”契約しないか?”なんて言われたものの、所詮、口約束の領域。しかもボクは50%くらいしかそのマネージャーを信用してなかったし。

だってね、”名前は?”って聞いたら”マネージャー”って言うんだもん。

初めて聞いたよ。そんな高貴な名前。
そんな状態なのになんで50%も信じたかって言うと、当時ボクが泊まっていた宿のお金を支払ってくれるって言うから。とにかくお金と、この先のないボクは目の前の宿泊料に目がくらんでしまったわけ。

お金に踊らされる日本人・・・

きっとアフリカ人が持つ日本人のイメージも変わったことでしょう。
でね、その支払い方っていうのが、マネージャーの付き人兼運転手のポールがボクの宿まで届けてくれるって方法。
ゲンキンなもんですよ。

オリヴィアはお金が手に入るから時間通り、いや、むしろ集合時間30分前に来るわけよ。お金を払う立場(正確に言うと払ってるのはマネージャーだけど)の場合、待てど暮らせどなかなか来やしねえ。
ってゆーか、ヘタすりゃ来ねえ。

そんなポールはウィンクしながらよく言うんだよ。
”俺が日本でお前の運転手やってやるよ。”

ぜってー、日本に連れて行ったらアイツは逃げるぞ。

海外生活を振り返ってみても、その頃が1番辛い時期だったかも。”契約”なんて言われても結局オフシーズンだし、その中で、なにもせずに来るかわからない人間を何もない部屋で、ただただ何時間も待つ作業を繰り返す日々。これ、思った以上に辛いよ。

宿なんて言ってもベッドがある小さな窓の付いた箱ですよ。外は何にもない。
ある偉大な方も言っておられたよ。
”テレビもねえ、ラジオもねえ・・・”ホンットになんにもねえの。しかもボクに至ってはあるはずのポールの姿もねえときた。

でも、ポールは言うのよ。お金を持っていくから部屋で待ってろって。
今までは動けばなんとか道は開けたけど今回はベッドの上でじーーーーーっと瞑想のみ。さすがのイケメン(イケてるメンタル)のボクも心折れそうになったよ。

お時間のある方はお試し下さい。
テレビ、ラジオ、音楽を一切付けずに、ただただじーーーーーーっとベッドの上で座って半日~1日。これを試しに1週間。
何かしらの異常が出てくるから。
ちなみにボクの場合は、意味もなく自分の頬をはたくでした。

順調に思えたウガンダも、結局こうだよ。
でも、我慢の甲斐あってポールに連れられてK.C.Cとは別の学生チームと練習ができる事になるんだけど、それに至るまでにボクは何回頬をはっただろう・・・
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