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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

03.27.17:35

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04.19.12:24

3ヶ国目 ~ウガンダ~

バングラデシュから帰国する時、ウガンダに行くとは言ったものの、正直言わなきゃ良かったって常に思ってたよね。
ボクはどこの国でも、周りの人間に行くって宣言するの。そうやって周りから自分を追い込んで、自分の中で行かなきゃいけない雰囲気作っちゃうわけ。

当時、ボクが持っていたウガンダ情報
(バングラデシュで同じチームだったウガンダ人のイドゥリス君より頂きました。)

・世界1大きいビクトリア湖がある。
・サッカーリーグはある
・きれい
・治安は良い

コレだけ。
もう、最後の治安が良いなんてのは日本人が行ってみなきゃ分からないしね。日本人は金持ってると思って襲われることってよくあるし、実際に襲われたことあるし。

こんな情報だけで行けるかっつーの!

もしかしたら最後のいい思い出になっちゃうかもと思ってバングラデシュに行く時もウガンダに行く時もタイで楽しく遊んでから旅立つのね。
でね、ウガンダに行くかって本気で決心がついたのってタイからウガンダに出発する日の昼間だったからね。タイの日本人向けの漫画喫茶でスラムダンクを読んでモチベーションを上げたのよ。

で、その後、タッチを読んで恋がしたくなったのよ。
ウン、一瞬でウガンダに行きたくなくなったよね。

でもさ、もうチケット取っちゃってるし、その前日に送別会やってもらっちゃってるし、ウガンダに行くって言うボクを見てみんな笑っちゃってるし、行くしかないよね。
古めに言うと行くっきゃないよね。

【タイ発、エチオピア経由ウガンダ行き】
航空会社はエチオピア航空、1時の深夜便。

・・・ちゃんと飛ぶのか?。


さて、タイ出国前の晩ごはん。
タイの日本人サッカーチームのみんなとの最後の食事。忙しい中、仕事帰りに集まってくれたのよ。その中の一人、高橋さんっていって、ボクが遊びたくなるといつも付き合ってくれてたサッカー部のエースと、高橋さんと同じ会社のしげさんが最後まで付き合ってくれたの。10時頃解散して、みんな帰った後、2人は11時半ごろまで
バーでまったりと。

で、お別れの時の高橋さんは初めてカッコ良かったよ。


”ゆたかゴメン!明日、朝早いから空港まで行けないけど頑張ってこいよ!”
って言って、タクシー代をボクにくれたのよ。普段はボクが開いた合コン終りにボクのはしゃぎ過ぎを、酔っぱらった高橋さんが説教する。自分もグズグズのくせに・・・

そんな高橋さんが初めてカッコ良かったよね。
こうなりゃ、アフリカだろうがどこでも行ってやろうじゃねーか。ボクの意志もおかげで固まりました!タクシー捕まえ空港へレッツラゴー。

夜中、12時過ぎのタイの空港にゃ人は少ねえもんだよ。
搭乗手続きをしようと受付カウンターに行くと・・・。なんか民族衣装を着た、いかにもって黒人たちがデカすぎる荷物を持って並んでるわけ。髪型はチリチリの毛がてっぺんより後ろしか生えてないの。

〇〇族みたいの想像してみて。
ハイ!それっ!ソレが白の民族衣装みたいのを着て、たくさん並んでるの。

・・・ボクはこんな人たちと生活するんだぁ。


ゴメン高橋さん!
出国前に心折れそうだわ・・・

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04.15.12:33

バングラデシュ入国

バングラデシュに着くと、日本人会の会長さんがわざわざ空港まで迎えに来てくれたんだよ。なんかボク、偉そうじゃない?
そして日本人って優しいね。

で、会長さんの車でボクが泊まる予定だったホテルに送ってくれたのよ。
そのホテルまでの道中の窓から見える街並みなんだけどさ、いやぁ、カルチャーショックだね。やたら人が多いのよ。路上で寝てる奴らもいっぱいいるし、軍隊みたいな人たちが銃を持ってるし、信号で止まると金くれとか言ってくる奴がいるし。

へぇ、ボクはココで暮すんだ。

チームも決まってなかったし泊まるホテルだって3日分しか取ってないし、彼らの姿が3日後の自分の姿に感じたんだな。でも、そうなってしまったら路上で寝てる外国人なんて誰か助けてくれるだろ、なんて楽観的なことも感じてたんだな。

とりあえずホテルについて、食事会まで時間があったのよ。会長さんは仕事に向かって行ったんだけど、食事会の時間に合わせて、会長さんの運転手がホテルに迎えに来てくれるって言うのよ。
やっぱり日本人って優しいね。

だからボクはホテルから一歩も出ずにひたすら時が過ぎるのをまってたんだよ。
ホレ、来たばっかで余計な行動してエライことになっても嫌だし。

さてさて、時間が来て会長さんの運転手が迎えに来てくれたんだけど、運転手の顔がその他のベンガル人と同じに見えて、会長さんちまでの道中、このままどこかに連れて身ぐるみはがされちゃうんじゃないかとアタシャ心配で心配で。
心の中を流れる曲はDEENの”このまま君だけを奪い去りたい”。


人は信じた方がいいね。
無事に会長さんちに到着。

ものすごい豪華な家にたっぷりと日本食。
ボクの嫌いなキュウリもわんさかと。

これで日本食ともしばしのお別れだなと、噛みしめ噛みしめ。
鼻の息を止めながらキュウリを飲み込み飲み込み。
これでも体育会系だから嫌いって言っちゃいけないような気がして・・・
でも、基本的に根性ないから結構残しちまって・・・

で、そんな食事会にいたのが青年海外協力隊のサッカー隊員・ミッチェルさん。
あ、日本人だよ。これはあだ名ね。この人がサッカー協会のお偉いさんを知ってるから紹介してくれるって言ってくれたのよ。
なんかタイと違って話が進むのが早いよね。

このミッチェルさんがすんげえダメで良い人なのよ。ダメって部分は置いときまして、知り合って2日目(バングラデシュ2日目)に相談したのよ。住む場所がないっから部屋を借りたいんだけど安いところないですかって。
ビックリするよね。”じゃぁ、うち泊れよ。”だって。知り合って2日目のバングラデシュにサッカーをしに来るようなやつを普通、一緒に住ましてやろうなんて思わないでしょ。
ミッチェルさんの言った”金とか盗むような奴じゃないでしょ?”軽く言ったこの言葉、本当にビジュアル的にはそう見えておかしくないいでたちだったんだけどね。
そこそこ日焼けの髪の毛まっキンキン。ボクなら泊めないね。

こうして、ボクはミッチェルさんちで生活することになるの。


・・・なんかさ、タイの生活と同じパターンだよね。


タイの仲間は、ユタカのパラサイト生活って呼んでたなぁ。

04.11.22:41

2カ国目 ~バングラデシュ~

バングラデシュねぇ。
正直、行く前はかなりビビってたんだよね。だってなんか怪しいでしょ。世界3大貧国って情報だけで選んだ国だもの。

タイでプレーする日本人は、ボクが2人目だったらしいの。だからボクは1番になりたくて、まだ誰も行ってなくて、そして誰も行きたがらない、そしてちゃんとお金を貰えるサッカーリーグを探したのよ。
ま、探したって言ってもインドかバングラデシュしかねえかなって、なんかのお告げのように思ってたの。ま、みんなが”マジで行くの?”みたいな顔するのってアジアじゃその2ヶ国ぐらいだと思ったし。んで、その2ヶ国だったら貧しいバングラデシュの方が周りがいいリアクションするんじゃないかって思って決めちゃったの。

で、すぐに後悔したの。

なんで公開したかって?
ハイ、じゃーここで質問。
バングラデシュについて知ってることを述べよ。

・・・なんもないでしょ。

でね、そんな時、イラクがやたらと暴れてみなさいよ。
こうなるから・・・
イラクのお国がTVで放送される→彼らの顔と使っている文字がブラウン管からボクの視界へ→バングラデシュ大使館に行った時に見た、顔と文字が思い出される→なんか似ていることに気づく→同じ国だと錯覚する。

ちょービビったんだから!!

イラクの事は知ってるよ。中東にあるんでしょ。でもバングラデシュなんて国、言っちゃ悪いが場所すら知らねえよ。今でも分かってねーんだもん、当時のボクが知るわけないよ。飛行機が連れて行ってくれるもんだからいちいち世界地図で確認なんてしないでしょ。当時のボクはイラクとバングラデシュがものすごく近くにある国で、みんな日本人の事は嫌いなんだろうなぁとか思っちゃってたんだよ。

そんなわけでボクは、バングラデシュに行ったら下手すりゃ捕まったり、流れ弾に当たっちゃうんだろうなぁとか思ってたの。

*実際はそんな国じゃないよ!!!

そんな国にボクが飛び込むって言うから、タイにいた仲間は”ネタ”として笑ってくれたよね。で、その後、社交辞令程度に心配してくれたよね。

忘れないよ、半笑いで言った”がんばってね。”

1人だけまともに心配してくれた、安全トラベルなる全く安全さを醸し出していない旅行会社の社長さんは、奇跡的にバングラデシュに住む日本人のお客さんがいたからその人を紹介してくれて、なんとバングラデシュに着いたその日に、日本人会の会長さんちで食事会なるものを開いてくれることになったんだよ。

そして、そこでボクの中では結構、人生で大きめの出会いとなる青年海外協力隊のサッカー隊員さんと出会うことになるんだ。

04.08.10:57

タイ2日目
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いや~、まいっちゃったね。
タイでプロサッカー選手になるとか言って日本を出たものの、チームどころか2日目からの寝床すら無いんだもの。
初めてかも、心の底からの”どうしよう”。
心の支えは”なんとかなる”っていうどこにあるのかわからない根拠のみ。

スラムダンクでゴリは、根拠もなく全国制覇と謳っていた。すると桜木、流川がやってきて、湘北は全国大会に出れたのでした。

ボクもそれを信じてこんなことやってみたの。
そしたらやっちゃったの。


と、何をどうしようか考えてたところ、なんとあのいい加減なツートップ。出国前に大丈夫をボクに連呼して安心と裏切り与えたトンパツ、バードの友達で、ボクの1つ下で日本語が話せるっていう女の子、ティグちゃんとやらがボクのところにやってきてくれたの。
サッカー関連は紹介できなかったけどとりあえず誰かって感じだろう。

そんなことはどうでもいいの。
彼女の一言がボクにはたまらなかったのよ。
”うちに住んでいいよ。”

生まれて初めての同棲は、初対面の見知らぬタイ人女性。

なんにせよ、寝床ゲット。
タクシーに乗らされ、走ることしばし。
都会から遠のいたコンドミニアム街に連れて行かれ、1ルームのそこでボクは生活することになったのよ。

2ヶ月後くらいにで知ったんけど、既に首都のバンコクから外れてたんだよね。タクシー乗りながら、なんか寂れてきたなぁ、とか思ったんだよね。ボクが持っていた”地球の歩き方~バンコク~”。

全く意味ねえ。

あの本はボクに歩き方を示してくれなかったんだよね。
もう千鳥足もいいところ。下手すりゃムーンウォーク、進んでるのか戻ってるのか。
そんな生活がスタートしたの。


・・・コレ、初海外から2日目。

04.05.00:22

初海外 ~タイ~
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忘れもしない2003年7月29日。
ボクは”プロサッカー選手になる”ってタイ行きの飛行機に乗ったんだ。


とは言ってもそんなにうまくいくはずもなく、出国1か月ほど前にタイ人の奥さんを持つ今井さんという人を紹介してもらったのよ。その今井さんの奥さんと娘達が夏休みにタイに行くって言うんでボクも同じ便で行くことにしたんだよ。
この今井さんって人はいい人だったよ。

しか~し、問題は今井さんではなく今井さんを紹介してくれたラオスからの刺客、トンパツ。彼はトンちゃんの愛称で人気の、友達の会社のサッカー部員よ。
お噂はカネガネ聞いておりましたが、コヤツはかなりいい加減なやつなんだよ。


色々紹介してもらっててなんだけど。


トンちゃんの友達のバードって奴はタイのサッカー協会で兄貴が働いてるらしいのよ。だから紹介してもらって会いに行ったわけよ。
バードがいるという平塚の薄暗い部屋に行くと、香辛料の匂いを漂わせ何やら訳の分らぬ言葉と焦点の合ってないタイ人が数人、当時のボクには見たこともないモノを作っては食べ、食べては作っていたのよ。


・・・へぇ、ボクはこういう人たちがいる国で生活するんだ。


う~ん・・・日本にいるのにホームシック。


それよりもボクが1番気になってたのは、タイリーグのシーズンが何時なのか。オフの時に行ってもなんも出来ないでしょ。チームが動いてないわけだから。
でも、やつは言うのよ。

”ボクノ、オ兄チャンダカライツ行ッテモ大丈夫。”

ギリギリ伝わる日本語で彼は言ったのよ。

当時のボクは20代前半よ。いくら後ろ髪が長かろうが、見たこともないモン食おうが、一人だけおっぱいの大きいタイ人女性がいようが、それが可愛くなかろうが、言われたことは信じちゃうわけよ。
ただ、焦点が合ってない奴だけは信じなかったけどね。

で、冒頭の7月29日。
いつでもいいって言うからチケットを取ったのよ。


う~ん・・・


出発3日前にトンちゃんに言われちゃったね。


”ユタカ!バードさんのお兄さん、忙しくて会えないって。”


こういうトコだね。
トンちゃんが人気者なのにみんなから冷たくされてる理由は。
どうすんだよ、トンパツさんよぉ!!!


しょうがない。チケットを取っちゃたし行くしかないから行っちゃおう。
忘れもしない7月29日。

つづく・・・
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