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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

11.28.08:35

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04.21.12:08

日頃のボヤキ

ACLでインドネシアに向かったG大阪。
ゴールの高さが違うって困ってるらしい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090421-00000026-spn-spo


なにさ、高さくらい。

こっちはバングラで明らかに大きさの違う、木のお手製ゴールで練習試合やらされたっつーのっ。


一応プロチームだったのに・・・

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04.21.12:03

国際試合 ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:0 TRACKBACK]

あと少し、あと少しでリーグ開幕ってとこまで来ましたな。
ってどこまで書いたか覚えてないと思うのでこちらからどうぞ

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/147/

そのリーグ前にベトナムにチームとの国際試合があったのね。
コレで勢いでもつける気かしら?

チームもそうだけど、ボクとしても勢いをつけて臨みたいよ。
やっと立てそうなプロの舞台だから。

さて、試合。
4-4-2のシステムの左の中盤。なんとかスタメンに入れまして。

前回の大会でボクの注目度が再燃してきて、サポーターも”タカ(ボクのタイのあだ名)”って連呼してくれるのよ。
期待されてる喜びと、あのカリスマ加藤鷹と呼ばれてるような気恥かしさに照れながらのキックオフよ。

ちょっと粋がったこと言わせてもらうと、調子のいい時って、点が取れそうな場所が分かるのよ。


・・・大して点取った事ねえけど。


でもさ、その日はこの匂いがプンプンしたのよ。
で、やっぱりキタよね。

FWのパオ君が打ったシュートのこぼれをユタカが押し込んでいきなりゴール!!!

サポーターも最高潮で喜ぶよね。
そしてここからがユタカのお洒落な処。点を取って服を脱ぐなんてありふれたことはしないさ。


逆にね・・・


すげえビッチリ着てみたの。


点を取って、
喜んで走りながら、
短パンを思いっきり上げてみた。

数年前、高校生の制服での腰ばき。
あの言葉を借りるならヘソばきとでも言いましょうか。
いや、タイの短パンはデカイから乳首ばきとでも言いましょう。

うわっ、語呂悪っ・・・

サポーター大盛り上がり。
チームスタッフどん引き・・・

試合結果は2-1で勝ったのね。
ボクは後半の途中で交代。サポーターの温かい拍手と共に。

ベンチに戻ってアシスタントコーチがボクによってきて言うのよ。

点を取った後以外は良かったぞ。
ベトナムから来たチームに対してアレは恥ずかしいぞ。

点を取って怒られたのはあの日が初めてだったなぁ。
どうやら国を越えてボクは恥をかいたらしい。


何はともあれ、開幕に向けて勢いは付いたな。

04.20.10:49

勝手なオフ ~ウガンダ~

給料をもらって実家に帰った我がMasaka FCの猛者達。
しかし・・・

オフが解けても、寮に戻って来ず。

オフ明けの予定から3日たったのにも関わらず、ボクが寮から帰ろうとした時にいた人数は6人のみ。
ちなみに1週間後にはリーグがあります。

そんな状態でチーム練習なんてやれないから、当時は個人でボクがお世話になってる青年海外協力隊の人の勤務してる学校の部活(もちろんサッカー)に顔を出してたのね。ちゃんと地元サポーターを増やさないといけないし、いろんな技を披露。
紅白戦では2得点を挙げ気分良くビールを飲み就寝。


だって、どうせ次の日練習ねえし。


・・・なんて思ってたら翌日の朝(7時頃)からウガンダ人お得意の”忍法・携帯電話1コール切り”がやってきた。恐る恐る確認してみるとコーチ様よりいただきました、1コール。
人の良いボクはかけちゃうんだよね。
そしたらね、”今日、フレンドリーマッチがあるぞ。サポーターが待ってるから来い”だって。


なんで朝一の試合をサポーターが知っててボクが知らねえんだよ。


でもね、行っちゃうのがボクなの。試合好きだしね。
でもさ、チームメイトこの前まで6人だったよね。どうするのかと思ったら、現地着いて驚き。


知らない選手がうちのチームににいっぱいいるの。


どうやら、どこかから誘き寄せたらしい。
フレンドリーってそういう意味?
なんかフルーツバスケットみたいだよね。
 

で、うちのチームメイトはというと・・・4人。


人数2人も減ってんじゃん。


試合は5-4で苦勝ではあったけどボクは結構良かったよ。
で、寮に行くと来なかった1人がお出迎え。


もう1人はどこかなぁ・・・


あっ、女口説いてました。


”もうすぐでコイツは俺の女”になるだってさ。
よく見たら・・・っていうかよく見なくても結構おばさんっぽいんだよね。ま、個人の趣味に関しては何も言いませんよ。

だからボクのことも放っておいてよ。
”お前もいるか?”
聞かずとも察しろよ! いねえよ。当時も、そして今現在も。

そんな状態だけど。
こんな状態だけど練習はやるそうな。


・・・数人で。

04.17.11:11

デビュー後の現実 ~ウガンダ~

とうとうリーグデビュー出来たわけですが・・・

って前回もこんな出だしで始まったね。
ってゆーのもデビューしたところで現実はシビアなんだよね。

いやね、実はその試合後、練習が休みだったんだよね。
理由は、ちょうどリーグのプチ中断の時期に、前回ボクがデビューした試合の次の日ずっと滞納されてた給料が出たの。


あっ、値段は聞かないで。泣きたくないから。


でさ、試合まで2週間ちょい空いちゃうからって、みんなこぞって実家に帰っていっっちゃったんだよね。

寮に残ったのはコンゴ人のゴロー君だけ。
さすがにコンゴに帰れねえわな。
コンゴとウガンダの国境付近にはゲリラが出るって話もあるし。

で、昨日ようやく練習再開の連絡が入って疑いながらもチームの寮に・・・


うん、やっぱりね。ボク入れて3人しか戻ってきてねえ。


でもこんなのね、もう想定範囲内ですわ。
なんかね、ボクの感覚がずれてきてたのか、その頃には、なんも驚かなくなってるよね。
でも普通じゃねえよな、これは。


そんな時、ボクの親友オチョラ君が帰宅。4人に。
ま、だからって練習時間にゃ間に合わん夕方の帰宅だけどね。


ボクはというと久しぶりにサッカーしようと思って、寮の前の庭でまずボクの好きなリフティングから。久しぶりに何回ぐらい出来るか確認したけど数十分後、数えるのが面倒くさくなって技の開発に勤しむことに。周りでそれを見てる子供たちは見たこともない技に終始驚きよ。

そんな子供たちを見てたら遊びたくなってきたから、オチョラ君を誘って子供とミニゲーム。ボクね、こんなことばっかりしてるけど結構サッカーは巧いの。だから子供たちは、みんなボクと一緒にサッカーをやりたがるのよ。

久しぶりにサッカー小僧に戻れた気がした。
元々サッカーで遊んでるのが好きだったボクは、プロとして厳しい環境の中プレーしてるとやっぱりどこかおかしくなるんだよね。子供をからかいながらやるサッカーは格別ですぞ。

サッカー選手ってゆーより、サッカー小僧に近いんだよね。
あの時も、30歳になった今も。

だからあの時、ウガンダの子供たちと一緒にやったサッカーがスゴイ楽しく感じたなぁ。


でね、その後サッカー小僧に戻ったボクは、小僧らしく庭でフルチンになって着替えてチームのママに一瞬見られるのでした・・・

04.13.09:38

雨上がりの・・・ ~ウガンダ~

とうとうウガンダリーグでデビュー出来ましたが・・・

雨季で気分が滅入ってたなぁ。

主婦みたいなこと言っちゃうと洗濯物も乾かないし。ボクらは朝と夕方の2部練習となってるから朝着た練習着は早く洗って午後の練習までに乾かせたいんだよね。

晴れてればそれは余裕。

その日は朝(練習後)から雨が滴っており、急いで洗濯だけを済ましたの。乾かなかったら濡れたまま練習かなとか思って。

ま、これでも海外生活はもうすぐ3年になろうかと言う時期だから、雨季の空の雨の引き際ぐらい予想は出来るようにはなってたのよ。だから外に干してチームの寮でゴロゴロしてたんだよね。

かなり晴れ間が出てきたその頃、ボクは洗濯物の様子見と光合成するためにちょっと寮の前の広場をフラフラと。

するとチームメイトが屈んで地面から何か拾って食ってるんだよね。
畑周辺だったから何か野菜でもあさってるのかと思いきや・・・


虫?!(羽蟻と思われる)


思いっきり虫食ってるんだよね。

雨上がりにやたらと現れるらしいんだよ。
前に子供が食ってたけどチームメイトの食い方はかなり豪快。


”お前何食ってるんだよ。”


なんて聞いてこっち振り向くと唇に何枚もの羽が付着してんの。
口紅塗った後の女性のよくやる”んぱっ”ってやつと同時に息を吐くと、その数々の羽はぱっと宙を舞うんだよね。やたらウケちゃって笑いながら彼らの食事を止めたのね。

したらさ・・・



”お前も食え”ですって。



あのね、虫だってまさか人間に食われると思ってないでしょ。
ダメだって、自然の摂理を人間が侵しちゃ。

って言ってる最中にも地面から出てくるところをパクリ。飛んでいる虫をさっと捕まえパクリ。かなり上手いもんですよ、キャッチが。

そうしているうちになんか周りの奴らが”コレ食え”モード。
美味しいぞ、だって。

”美味しい”のか”オイシイ”のか、どっちの意味かは分からんがこう見えてもボクは結構育ちはいいの。虫とか結構苦手なんだよね。それを口に入れるなんて。


でも、注目されてると期待にこたえなきゃ精神が育ちの良さを凌駕してしまった。
しかも、あいつら黒人のくせに”空気読め”みたいな雰囲気出しやがんの。
あいつら自身、空気なんて吸ったことしかないくせに。


食ったよ。ああ食ったさ。


もう踊り食いですよ。味なんてねえって。叫んだからそれどころじゃねえし。
生まれて初めてだよ。歯に羽が挟まったの。
虫なんてスゲエボクの手でもがいてたしね。

でも、オイシかったかな。

ボクがアフリカの雨を嫌いになった理由の一つかな。
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