11.27.15:43
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04.08.10:57
タイ2日目
いや~、まいっちゃったね。
タイでプロサッカー選手になるとか言って日本を出たものの、チームどころか2日目からの寝床すら無いんだもの。
初めてかも、心の底からの”どうしよう”。
心の支えは”なんとかなる”っていうどこにあるのかわからない根拠のみ。
スラムダンクでゴリは、根拠もなく全国制覇と謳っていた。すると桜木、流川がやってきて、湘北は全国大会に出れたのでした。
ボクもそれを信じてこんなことやってみたの。
そしたらやっちゃったの。
と、何をどうしようか考えてたところ、なんとあのいい加減なツートップ。出国前に大丈夫をボクに連呼して安心と裏切り与えたトンパツ、バードの友達で、ボクの1つ下で日本語が話せるっていう女の子、ティグちゃんとやらがボクのところにやってきてくれたの。
サッカー関連は紹介できなかったけどとりあえず誰かって感じだろう。
そんなことはどうでもいいの。
彼女の一言がボクにはたまらなかったのよ。
”うちに住んでいいよ。”
生まれて初めての同棲は、初対面の見知らぬタイ人女性。
なんにせよ、寝床ゲット。
タクシーに乗らされ、走ることしばし。
都会から遠のいたコンドミニアム街に連れて行かれ、1ルームのそこでボクは生活することになったのよ。
2ヶ月後くらいにで知ったんけど、既に首都のバンコクから外れてたんだよね。タクシー乗りながら、なんか寂れてきたなぁ、とか思ったんだよね。ボクが持っていた”地球の歩き方~バンコク~”。
全く意味ねえ。
あの本はボクに歩き方を示してくれなかったんだよね。
もう千鳥足もいいところ。下手すりゃムーンウォーク、進んでるのか戻ってるのか。
そんな生活がスタートしたの。
・・・コレ、初海外から2日目。
タイでプロサッカー選手になるとか言って日本を出たものの、チームどころか2日目からの寝床すら無いんだもの。
初めてかも、心の底からの”どうしよう”。
心の支えは”なんとかなる”っていうどこにあるのかわからない根拠のみ。
スラムダンクでゴリは、根拠もなく全国制覇と謳っていた。すると桜木、流川がやってきて、湘北は全国大会に出れたのでした。
ボクもそれを信じてこんなことやってみたの。
そしたらやっちゃったの。
と、何をどうしようか考えてたところ、なんとあのいい加減なツートップ。出国前に大丈夫をボクに連呼して安心と裏切り与えたトンパツ、バードの友達で、ボクの1つ下で日本語が話せるっていう女の子、ティグちゃんとやらがボクのところにやってきてくれたの。
サッカー関連は紹介できなかったけどとりあえず誰かって感じだろう。
そんなことはどうでもいいの。
彼女の一言がボクにはたまらなかったのよ。
”うちに住んでいいよ。”
生まれて初めての同棲は、初対面の見知らぬタイ人女性。
なんにせよ、寝床ゲット。
タクシーに乗らされ、走ることしばし。
都会から遠のいたコンドミニアム街に連れて行かれ、1ルームのそこでボクは生活することになったのよ。
2ヶ月後くらいにで知ったんけど、既に首都のバンコクから外れてたんだよね。タクシー乗りながら、なんか寂れてきたなぁ、とか思ったんだよね。ボクが持っていた”地球の歩き方~バンコク~”。
全く意味ねえ。
あの本はボクに歩き方を示してくれなかったんだよね。
もう千鳥足もいいところ。下手すりゃムーンウォーク、進んでるのか戻ってるのか。
そんな生活がスタートしたの。
・・・コレ、初海外から2日目。
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04.05.00:22
初海外 ~タイ~
忘れもしない2003年7月29日。
ボクは”プロサッカー選手になる”ってタイ行きの飛行機に乗ったんだ。
とは言ってもそんなにうまくいくはずもなく、出国1か月ほど前にタイ人の奥さんを持つ今井さんという人を紹介してもらったのよ。その今井さんの奥さんと娘達が夏休みにタイに行くって言うんでボクも同じ便で行くことにしたんだよ。
この今井さんって人はいい人だったよ。
しか~し、問題は今井さんではなく今井さんを紹介してくれたラオスからの刺客、トンパツ。彼はトンちゃんの愛称で人気の、友達の会社のサッカー部員よ。
お噂はカネガネ聞いておりましたが、コヤツはかなりいい加減なやつなんだよ。
色々紹介してもらっててなんだけど。
トンちゃんの友達のバードって奴はタイのサッカー協会で兄貴が働いてるらしいのよ。だから紹介してもらって会いに行ったわけよ。
バードがいるという平塚の薄暗い部屋に行くと、香辛料の匂いを漂わせ何やら訳の分らぬ言葉と焦点の合ってないタイ人が数人、当時のボクには見たこともないモノを作っては食べ、食べては作っていたのよ。
・・・へぇ、ボクはこういう人たちがいる国で生活するんだ。
う~ん・・・日本にいるのにホームシック。
それよりもボクが1番気になってたのは、タイリーグのシーズンが何時なのか。オフの時に行ってもなんも出来ないでしょ。チームが動いてないわけだから。
でも、やつは言うのよ。
”ボクノ、オ兄チャンダカライツ行ッテモ大丈夫。”
ギリギリ伝わる日本語で彼は言ったのよ。
当時のボクは20代前半よ。いくら後ろ髪が長かろうが、見たこともないモン食おうが、一人だけおっぱいの大きいタイ人女性がいようが、それが可愛くなかろうが、言われたことは信じちゃうわけよ。
ただ、焦点が合ってない奴だけは信じなかったけどね。
で、冒頭の7月29日。
いつでもいいって言うからチケットを取ったのよ。
う~ん・・・
出発3日前にトンちゃんに言われちゃったね。
”ユタカ!バードさんのお兄さん、忙しくて会えないって。”
こういうトコだね。
トンちゃんが人気者なのにみんなから冷たくされてる理由は。
どうすんだよ、トンパツさんよぉ!!!
しょうがない。チケットを取っちゃたし行くしかないから行っちゃおう。
忘れもしない7月29日。
つづく・・・
ボクは”プロサッカー選手になる”ってタイ行きの飛行機に乗ったんだ。
とは言ってもそんなにうまくいくはずもなく、出国1か月ほど前にタイ人の奥さんを持つ今井さんという人を紹介してもらったのよ。その今井さんの奥さんと娘達が夏休みにタイに行くって言うんでボクも同じ便で行くことにしたんだよ。
この今井さんって人はいい人だったよ。
しか~し、問題は今井さんではなく今井さんを紹介してくれたラオスからの刺客、トンパツ。彼はトンちゃんの愛称で人気の、友達の会社のサッカー部員よ。
お噂はカネガネ聞いておりましたが、コヤツはかなりいい加減なやつなんだよ。
色々紹介してもらっててなんだけど。
トンちゃんの友達のバードって奴はタイのサッカー協会で兄貴が働いてるらしいのよ。だから紹介してもらって会いに行ったわけよ。
バードがいるという平塚の薄暗い部屋に行くと、香辛料の匂いを漂わせ何やら訳の分らぬ言葉と焦点の合ってないタイ人が数人、当時のボクには見たこともないモノを作っては食べ、食べては作っていたのよ。
・・・へぇ、ボクはこういう人たちがいる国で生活するんだ。
う~ん・・・日本にいるのにホームシック。
それよりもボクが1番気になってたのは、タイリーグのシーズンが何時なのか。オフの時に行ってもなんも出来ないでしょ。チームが動いてないわけだから。
でも、やつは言うのよ。
”ボクノ、オ兄チャンダカライツ行ッテモ大丈夫。”
ギリギリ伝わる日本語で彼は言ったのよ。
当時のボクは20代前半よ。いくら後ろ髪が長かろうが、見たこともないモン食おうが、一人だけおっぱいの大きいタイ人女性がいようが、それが可愛くなかろうが、言われたことは信じちゃうわけよ。
ただ、焦点が合ってない奴だけは信じなかったけどね。
で、冒頭の7月29日。
いつでもいいって言うからチケットを取ったのよ。
う~ん・・・
出発3日前にトンちゃんに言われちゃったね。
”ユタカ!バードさんのお兄さん、忙しくて会えないって。”
こういうトコだね。
トンちゃんが人気者なのにみんなから冷たくされてる理由は。
どうすんだよ、トンパツさんよぉ!!!
しょうがない。チケットを取っちゃたし行くしかないから行っちゃおう。
忘れもしない7月29日。
つづく・・・