11.27.13:35
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10.15.13:07
開幕前日 ~ウガンダ~
ボクがマラリアで苦しくても、時は過ぎていくものです。
マラリア中にもうすぐウガンダリーグが開幕しようとしていたのよ。だからってさ。ボク、マラリアじゃん。練習出来てないし、このブログをずーーーっと読んでくれてる人は分かってると思うけど、まだ契約してないのよね。
ボクがKCCのテスト生になれたきっかけとなったマネージャーともう一人マネージャーがいるんだけど、そいつがまたいい加減なヤツなんだよ。で、タチが悪いのがそいつがどうやらメインマネージャーなのよ。
外国からの移籍となるボクはITCっていう国際移籍証明書みたいなもんが必要なんだけど、まだボクにはそれがない。
”ITCはどうなった?”
”No Problem!!!”
No problemの一言でここまで来てしまったんだよね。
しかし胡散臭いのよ。No problemとか言いながら白目向いてるし。ってゆーか何に対してもNo problemで済ますんだよ。”プロブレム”が言う”No Problem”ほど当てにならないもんはないじゃん。
”You are problem.”ボクが何度も言いそうになって飲み込んだ言葉。
日本人が1番使う言葉って”すいません”だって聞いたことがあるの。
ボクの海外生活で1番よく聞く言葉は”Tommrow”と”No problem”。まぁ、”罪”と”罰”みたいなもんかな。
”ビザは?”
”No problem”
”ITCは?”
”No problem”
”給料は?”
”Tommorow”
”給”
”Tommorow”
もうね、顔合わしてHelloの前にいきなりTommrowが出てきた時もあるからね。
でも、ウガンダ人はみんなに平等さ。
とうとう開幕戦前日だってのに、士気と覇気がチームに全くないんだよ。理由はね、噂ですよ、噂。
”マネージャーは給料を払う気ないらしい。”
怖いのはこれがかなりの高確率で噂じゃなく真の未来だということ。奴らはそれをわかってるんだよ。だから練習が終わるときにみんなでマネージャーを囲んだんだよ。
”俺達は給料を払う気のないこのチームでは明日プレーしない。”
団体行動ができない黒人が見せた恐るべき程の統率力。1列に大人しく並ぶことができない彼らが、綺麗な円を作ってマネージャーに迫るのよ。
城が崩れた。”分かった、明日の昼に必ず契約書を交わそう。それが出来なければプレーはしなくていい。約束しよう。”
この言葉でチームメイトは納得したようだ。なにしろ”No problem”を言わなかったんだもん。
だからってハッピーエンドなわけじゃないよ。だってボクは契約に必要なITCがKCCに届いてないだもん。給料の事もそうだけどこの外人の行く末はどうする?今がチャンスとばかりに、マネージャーに詰め寄って聞いたんだよ。
”俺のITCはどうなった?”
”Tommrow”
”・・・”
悲しいかな、すでに黒人たちの統率力は解散されていた。
マラリア中にもうすぐウガンダリーグが開幕しようとしていたのよ。だからってさ。ボク、マラリアじゃん。練習出来てないし、このブログをずーーーっと読んでくれてる人は分かってると思うけど、まだ契約してないのよね。
ボクがKCCのテスト生になれたきっかけとなったマネージャーともう一人マネージャーがいるんだけど、そいつがまたいい加減なヤツなんだよ。で、タチが悪いのがそいつがどうやらメインマネージャーなのよ。
外国からの移籍となるボクはITCっていう国際移籍証明書みたいなもんが必要なんだけど、まだボクにはそれがない。
”ITCはどうなった?”
”No Problem!!!”
No problemの一言でここまで来てしまったんだよね。
しかし胡散臭いのよ。No problemとか言いながら白目向いてるし。ってゆーか何に対してもNo problemで済ますんだよ。”プロブレム”が言う”No Problem”ほど当てにならないもんはないじゃん。
”You are problem.”ボクが何度も言いそうになって飲み込んだ言葉。
日本人が1番使う言葉って”すいません”だって聞いたことがあるの。
ボクの海外生活で1番よく聞く言葉は”Tommrow”と”No problem”。まぁ、”罪”と”罰”みたいなもんかな。
”ビザは?”
”No problem”
”ITCは?”
”No problem”
”給料は?”
”Tommorow”
”給”
”Tommorow”
もうね、顔合わしてHelloの前にいきなりTommrowが出てきた時もあるからね。
でも、ウガンダ人はみんなに平等さ。
とうとう開幕戦前日だってのに、士気と覇気がチームに全くないんだよ。理由はね、噂ですよ、噂。
”マネージャーは給料を払う気ないらしい。”
怖いのはこれがかなりの高確率で噂じゃなく真の未来だということ。奴らはそれをわかってるんだよ。だから練習が終わるときにみんなでマネージャーを囲んだんだよ。
”俺達は給料を払う気のないこのチームでは明日プレーしない。”
団体行動ができない黒人が見せた恐るべき程の統率力。1列に大人しく並ぶことができない彼らが、綺麗な円を作ってマネージャーに迫るのよ。
城が崩れた。”分かった、明日の昼に必ず契約書を交わそう。それが出来なければプレーはしなくていい。約束しよう。”
この言葉でチームメイトは納得したようだ。なにしろ”No problem”を言わなかったんだもん。
だからってハッピーエンドなわけじゃないよ。だってボクは契約に必要なITCがKCCに届いてないだもん。給料の事もそうだけどこの外人の行く末はどうする?今がチャンスとばかりに、マネージャーに詰め寄って聞いたんだよ。
”俺のITCはどうなった?”
”Tommrow”
”・・・”
悲しいかな、すでに黒人たちの統率力は解散されていた。
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