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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

07.04.03:17

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11.21.11:40

キャンプ ~バングラデシュ~

ファキラポンFCでにて、10日程が過ぎまして・・・

未だに近所の公園で走り込みまくり。そろそろプライバシーなんてどこ吹く風な寮生活にチームメイトがうざったくなり、トレーニングによって立派な陸上部になれると思っていた頃、”明日からキャンプだ。”との通達。

ん?キャンプ?

どうやら合宿のようだ。場所はバスで1時間チョイのガジプールスタジアム。なんにせよやっとサッカー選手のようにボールを扱えるらしいのよ。

サヨナラ、陸上部、サヨナラ、公園。

次の日、バスでじっくりコトコトと煮込まれること1時間半。車中、チームメイトにずっと日本の歌を歌わされるという心のレイプを味わい、ようやくスタジアムに到着。

出発時から妙な違和感を持っていたんだけど、その違和感の点と点が線になって結ばれただけじゃなくその線でボクはがんじがらめになってしまうの。

どういうことかって?

あのね、朝っぱらからキャンプ(合宿)だって叩き起こされて、ベッドに敷いてある布団をみんなでバスに詰め込みだすのよ。
”スタジアムでキャンプだ”だって。

で、スタジアムについたのね。
ボクのイメージだと、っていうかタイの場合だとまずはホテルに荷物を置いてそれから、練習やら試合やらが始まんのよ。


一方コチラ、バングラデシュでは・・・


ガジプールスタジアムの控室に、布団を敷き始めたの。


キャンプってそういうことか!?

まさかこれから控室での寝泊りが始まるとは思ってもみなかったな。ボクの想像力なんてチンケなもんだったよ。

あ、言っておくけど控え室って言っても日本のスタジアムを想像しないでね。
いかにもコンクリートな地面に閉まらない足もとの窓。そこから吹いてくる風は遠慮なしに砂を招き入れるのよ。
ボクは埃っぽい寮から、砂まみれの控室で生活することになってしまったようだ。

もうね、半分野宿ですわ。

”俺さ、海外に行った時、最初はホームシックで毎晩泣いてたよ。”
なんて話、よく聞くのね。

ボクはこの生活の最中、毎日毎晩くしゃみと鼻水で涙が止まらなかったよ。

なんかね、ホームシックになるって心に余裕があるんだなって思ったもん。この生活なんてね、余裕どころか時折、電気すらないからね。

もちろんプライバシーもね・・・
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