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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

11.27.06:25

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09.05.16:05

ご無沙汰のバングラ話

ゴメンネ。
こっちのブログほっとらかしといて。

だってウガンダの話し終わっちゃって、バングラの話書こうとして思い出したら、毎回テンション下がっちゃうんだもん。

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/171/
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/172/

こんな話してたね。

で、リーグは進んでいき、そしてボクらは負け続ける。

その日は正念場。
相手は我がチームと同じ2部から上がってきたチーム。
1部残留にはまずこいつらに勝たねば。


・・・


・・・


勝てるワケねえよ。
向こうさん、ちゃんと給料もらってるんだもん。


相手さんのプレーはよろしいね。

それに比べ、あたいらのプレーはチームへの不満を表わしているかいるかのごとく、散漫なプレーですわ。


と、思ってたのね。
よ~く考えたら給料以前に、あんまりみんな巧くなかったことを試合中に思い出したな。

そんくらいの集中力の中のゲーム。
ゴール前で決定的なチャンスがあったけど、ボクが潰しちゃった。


・・・てへっ。


笑ってる場合じゃなく、チームもユタカもピンチよ。

ただ、その後、ボクはプレーを立て直したけど、チームは負け。
ここから大きくチームが変わっていくことになるんだよね。
それはまた遠い先の話になるんだけど。

ボク、個人的には”生意気な外国人”として、チームから虐めを受けてたけど、リーグ中のボクの動きが良かったため、多少は認めてもらえてたのね。
でも、こうも負け続けちゃうとボクの扱いはひどくなっていくよね。


そしてボクは荒んでいった・・・
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08.19.23:45

帰国日③ ~ウガンダ~

ようやくウガンダからの長~いフライトを終えタイに着いた時のお話。

空港についてから、かなり順調にイミグレーションまでたどり着けたんだよ。
もろ先頭よ。後続とは8馬身ぐらい差をつけたもんね。

でね、通常のイミグレって、外人用の所は結構並ぶのよ。
でも、そん時ゃかなり人が少なめ。こりゃあ、ウガンダでの慰労の為、神様のプレゼントかしら?
なんて思ってたら自分の順番にあっさり一言。


”ウガンダから来たの?じゃ、ヘルスチェック所に行って。”


おっと。
キャン玉がきゅぅってなるくらいの微焦り。
なんでも黄熱病の注射が必要だとか(約1200円必要)。


・・・注射嫌いなのに・・・


そしてその注射を打つと選手でなくとも、もれなくイエローカードという証明書を貰えるらしい。
そして晴れて入国が出来るというシステム。

でもさ、できりゃ注射せずに入りたいじゃん。変な病気も怖いし、8馬身はなした後続が来る前にさっさとイミグレ通りたいし。

注射からの妙な病気の感染が怖いボクは、極力・・・というか必死に注射を否定。
打たずに通せとチェック所で訴えたのよ。
そんなボクの隣で黒人さん、注射の金払いたくねえと訴える。
 
人が違えば、思想も違いますわな。

だからって、周りの客から見たら同じ訴え。同朋扱いだろうな。


黒人、黒人、黒人、ボク、黒人、黒人・・・
オセロで言ったら大敗ですよ。

ハイ、最後の差別発言。

結局、注射されることになって奥に連行されたワケなんだけど、絶対に1番で打って欲しかったの。万が一の注射器使いまわしに備えて。


願い届かず2番でした・・・


1番以外はみんな負け。ボクは負けなのかな?

なんて思ってたらおばちゃんが先頭のヤツに注射を打ってるのよ。
で、そのお注射、肩に打つんだよね。注射に対して、気分が下降気味の中、それを見てたのよ。
したらさ、”名前は何?”とか質問してる最中に、プスッと打つという稚拙な戦術を惜しみなく披露してくれてたよ。

そんな戦術より驚いたのが注射の刺し方。勢いが半端ねえの。かめはめ波かと思ったもん。いくら筋肉注射だからって注射ってもっと丁寧にさすもんじゃないの?なんなら刺す前に助走してる感じだもん。

しかもさ、ボクの番で例の戦術、”歳はいくつ?”とか問われたところでさ。
ホレ、もう見ちゃってるじゃん。逆に意識するよ。そういう意味で2番もやっぱり負けだった。

でも、あのおばちゃん最後まで自分の意思通したもんね。最後の方は、相手の”種明かしを知ってるマジックを見る目”に中途半端な怯みは見せたけど。

とにかくウガンダで試合中1度ももらったことのないイエローカードを受け取って晴れてタイ入国ができましたとさ。

神様がくれたのはイエローカードでした。


*これにてウガンダの思い出はひとまず終了します。
次回からは、途中までお話ししてたバングラデシュのお話でも致します。

08.15.00:31

帰国日② ~ウガンダ~

涙涙でエンテベ空港で出国手続き。

まずはエチオピアのアジスアベバまで行くのよね。
で、その搭乗手続きですよ。

チケットを出して、アラ驚き。


”どこに座りたい?”


あのね、手書きで席を決めるのよ。
今どき手書きですよ、手書き。

で、指でココって指したらボールペンでチェックして終わり。
なんかすげえべ。


で、アジスアベバからタイ行きの飛行機。
若干1時間ほど遅れたけどそんなもんはたいした問題じゃないからさらっと流すね。

ウガンダに来た時と同様、ボクの席にはすでに黒人が。
あの時と同じ手順で、自分の席を奪還したのね。

で、後はひたすら眠るだけ。


と、言ってもそんなに寝れないさ。
確か10時間くらい乗ってたしね。
目を覚ましたボクはのどが渇いたのね。キャビンアテンダントがいるところに行ってペプシを要求したのよ。

”あそこにあるよ。”だって。


まさかのセルフサービス!?


最後にこれかよ。
しかも飲みかけの1.5㍑のボトルだからね。
もうね、これが最後の戦いなんだって思って、そのペットボトル、思いっきりラッパ飲みで飲み干してやったよ。

サムライなめんな!!!

それでも無事に、タイに着けましたとさ。


ただ、無事に入れたとは言ってないからね・・・

08.13.14:33

帰国日① ~ウガンダ~

こっち、放置しててゴメンネ。

放置しとくだけ放置しておいて、ウガンダのお話はそこそこ話しつくしたのよね。
思い出したらまた書くね。

で、最終日の話。

もうね、今思い出しても、胸熱くなるんだけど、結構色んな人がお見送りに来てくれたのよ。

こりゃ嬉しいよ。
だって一人で来て、一人で戦って、一人で帰って行こうって決めて日本から来たワケじゃん。それが色んな人が見送りやら何やらで声を掛けてくれたのよ。

JICAの事務所に挨拶に行ったら、わざわざボクに会いに、事務所まで足を運んでくれた人もいてさ。
事務所を離れる時、ボクは思わず号泣してしまったよ。
泣いちゃって泣いちゃって、お礼の言葉も上手く喋れないくらい。

初めてだったな。
帰国の日にこんなに泣いたのは。


ただユタカ、カッコ悪いのが、その号泣の1時間程前に、事務所近くのカフェで”人気付かれずに何が出来るか”ってゲームを友達と敢行。

友達と二人で、カフェでオシャレにコーヒーを飲みながら、テーブルの下じゃズボンからチ〇コ出してたんだよね。


まだ、涙を残し、空港に向かうタクシーの車中、最後まで付き添ってくれる日本人の仲間が言ってたよね。


”あんなに泣いたけどその1時間前にチ〇コ出してんだよ。”


うん、泣く権利ない。


そして、その更に1時間後、もう1っちょ号泣しながら、みんなとお別れ。
涙涙で空港を後にしたのね。


でも、最後の最後まで・・・


つづく・・・

08.06.16:25

ふと思い出した

最近、長距離のバスに乗る機会が多いのね。
で、昔のことを思い出したのさ。


ウガンダでのお話。

首都から120Km離れた県に住んでたボク。
その日は試合で首都までチームのバスで移動したのよね。

で、試合が終わっていざ帰宅。みんなしてチームのバスに乗り込んだのね。

ただ、ボクはそのまま首都に残りたかったの。その日、青年海外協力隊の人の送別会が首都であったのね。
だからそのまま首都に残って、挨拶くらいしときたかったのよ。

でも、次の日に我がチームは練習とかぬかしてきやがったのよ。
こりゃ帰らないかんと、バスに乗り込んだのよ。
で、あいも変わらずバスでじっくりコトコト揺られてたんだけど、なにやら異変が。


おや、バスが止まったぞ?


なんかね、エンジンがおかしくなっちゃったみたいでバスが路上で仁王立ちよ。
この国は好きだね、仁王立ち。

馬跳びもエンストも全部仁王立ちよ。
こうなると、あの国のバスはなかなか動かんぞ。

で、コーチの決断。


ヒッチハイク・・・


マジかよ?仮にもプロ選手だぞ。
見たことある?Jリーガーがヒッチハイクをしてるの。

そしてコーチの決断その弐。
関係あるか否かは別として、翌日の練習中止。

と、なりゃボクは首都に戻るよ。


ヒッチハイクで・・・


なんかさ、でっかい道でエンストこきやがってバスもタクシーもな~んも捕まんねえのよ。
こうなりゃ一般市民に頼るしかないでしょ。


でもさ、怖かったぁ。
だって夜に知らない道を知らない黒人とドライブよ。どこか連れてかれたらどうしよって思うよね。

じゃ、ヒッチハイクなんてするなよ、って思うでしょ。

ごもっとも。
今思うとアブネエよね。


今思ふ

 拉致されなくて

    良かったな


ボクも、だいぶ落ち着いたはずです。
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