11.27.15:51
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07.07.11:30
紅白戦 ~ウガンダ~
まだまだフィジカルの日々が続いております。
走って飛んで、飛んでは走って。
そんな生活に光明の光が。
とうとう紅白戦やら練習試合が舞い込んできたよ。
まずは紅白戦。
”お前は何番だ?”コーチのロバートが言うのよ。向こうは各ポジションの事を番号で呼ぶの。でも、ボクはそんなことは知らないのね。背番号の事かと思って”14だよ。”って言ったら”ベンチでいいのか?”だって。
あぶねえ、そんな理由でベンチスタートはいただけねえ。
さすがKCCはビッグクラブとあって練習の時からサポーターが結構見に来るのね。って言っても走ってるボク等の姿を見て何がおもしろいのか分らないけど。
でも、そのお陰でボクはそこら辺でちょっと知られてきたのよ。”なんか白いのがKCCに入ったらしい”って。
で、紅白戦が始まるとみんなボクの名前を呼んでくれるのよ。
”TAKA! TAKA!!”って。
・・・悲しいことに、韓国人として認知されてたけど。
パク・チ・ソンのせいです。
さて、紅白戦も始まり、自分で言うのも体キレてます。サイドハーフで出場。始まってすぐにスルーパスを出したのよ。そしたらサポーターがすげえ盛り上がるもんだから気分がよくなってちょっと魅せる技とか出しっちゃって。
紅白戦なのになんか異様な盛り上がりなのよ。ボクは一気にKCCでサポーターの人気を獲得したの。
その後、フィジカルトレーニングとテストマッチを何度か繰り返し、チームメイトやコーチの信頼も得て、先発出場出来るようになって、アシストも重ねていったの。
そんなある日、ロバートが練習前にボクを呼び出してこっそり言うのよ。
”うちの母親が体調悪いんだ。お金をくれないか。”
・・・どうやらこの国の”母親”はすぐに体を壊すらしい。
ボクはキッパリ断ったの。
ボクは日本人だけどお金を持ってない日本人なんだよ。
くそっ!
チクショー!!
次の日から試合に出れなくなった・・・
この日からボクの氷河期が始まる。
走って飛んで、飛んでは走って。
そんな生活に光明の光が。
とうとう紅白戦やら練習試合が舞い込んできたよ。
まずは紅白戦。
”お前は何番だ?”コーチのロバートが言うのよ。向こうは各ポジションの事を番号で呼ぶの。でも、ボクはそんなことは知らないのね。背番号の事かと思って”14だよ。”って言ったら”ベンチでいいのか?”だって。
あぶねえ、そんな理由でベンチスタートはいただけねえ。
さすがKCCはビッグクラブとあって練習の時からサポーターが結構見に来るのね。って言っても走ってるボク等の姿を見て何がおもしろいのか分らないけど。
でも、そのお陰でボクはそこら辺でちょっと知られてきたのよ。”なんか白いのがKCCに入ったらしい”って。
で、紅白戦が始まるとみんなボクの名前を呼んでくれるのよ。
”TAKA! TAKA!!”って。
・・・悲しいことに、韓国人として認知されてたけど。
パク・チ・ソンのせいです。
さて、紅白戦も始まり、自分で言うのも体キレてます。サイドハーフで出場。始まってすぐにスルーパスを出したのよ。そしたらサポーターがすげえ盛り上がるもんだから気分がよくなってちょっと魅せる技とか出しっちゃって。
紅白戦なのになんか異様な盛り上がりなのよ。ボクは一気にKCCでサポーターの人気を獲得したの。
その後、フィジカルトレーニングとテストマッチを何度か繰り返し、チームメイトやコーチの信頼も得て、先発出場出来るようになって、アシストも重ねていったの。
そんなある日、ロバートが練習前にボクを呼び出してこっそり言うのよ。
”うちの母親が体調悪いんだ。お金をくれないか。”
・・・どうやらこの国の”母親”はすぐに体を壊すらしい。
ボクはキッパリ断ったの。
ボクは日本人だけどお金を持ってない日本人なんだよ。
くそっ!
チクショー!!
次の日から試合に出れなくなった・・・
この日からボクの氷河期が始まる。
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