11.27.12:34
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07.18.12:26
不倫とボクの行く末 ~タイ~
前回のを見てからご賞味ください。
いやぁ、混ざったね。このドロドロとした不倫サークルみたいなこのジョイの寸劇に。結局、作戦会議なんて恐れ多い、学級会のような話し合いによって、ユタカ・ジョイの熱愛説を押し通そうとするが、断固たる決意をもってその意見を突っぱねたボクは完全勝利したの。
結局半日以上話し合った結果、みんなで一緒にいる時にジョイの口からオーイに暴露しちゃおうってことになったの。
半日の結果がこのヒネリの無さよ・・・
返せよ、時間。
と、ここでティグちゃんより吉報が。
日本出国前にタイサッカー協会に兄ちゃんがいるっていうバードって奴から、兄ちゃんが落ち着いたから会えるらしいって連絡があったみたいなの。
で、なんとジョイとオーイの修羅場の日と同じ日に何かしらのチームの練習に参加させてもらえることになったんだ。
悩むよ。当初の目的はサッカーだけど女の戦いもボクは見たいんだよ。周りから見たらどーでもいい悩みなんだろうね。うんこ味のカレーかカレー味のうんこみたいな。
ま、当然と言っちゃ当然だけどサッカーに行ったのね。
なんかね。現地に行って分かったんだけど、その兄ちゃん、サッカー協会とか全く関係ねえ奴だったよ。タイの2部リーグのチームを持ってる会社で働いてるっていうだけよ。
友達の兄ちゃんのクラスメイトの親が芸能人くらい遠い存在だよ。
そしてその兄ちゃんの奥さんはバレーボールの元タイ代表で、大林素子と友達らしいのよ。まぁ、たぶん”知ってる人”ってのが英語になって”FRIEND”になったんだと思うんだけど、その兄ちゃんより奥さんの方に興味示しちゃうよね。
そしていざ練習。
カレー味のうんこだとか、つまらん事に悩んだせいで罰が当たったよ。グランドに到着してチームの人に挨拶して、練習が始まったの。なんかスパイクにチョロっと泥が付いてると思って手で拭ったのね。
・・・ウンコですわ。
完全にくせえよ。
しかも手で触っちまった。
あのね、運がついたとかそんなこと言ってる余裕ないからね。だって手でウンコ触っちゃったんだもん。靴にウンコが付くぐらいなら、ボク自身にキツネとか憑いた方が元気でいれるよ。このスパイクじゃまっすぐ蹴ってもボクの鼻がひん曲がるように、ボールは曲がって行ってしまいそうだよ。
肝心のサッカーはと言うと、技術はついて行けたの。でも体力がもたなかったよ。練習試合に出してもらったんだけどちょっとで、息がゼーゼー上がりまくっちゃってんの。そりゃそうだよね。まともにトレーニングなんて出来てなかったんだもん。
でも、そこの監督さんにはそこそこの評価を貰ったんだよ。でも、そのチームは2部だし、まずは1部のトップでやりたかったからその後の展開はなかったけどね。
で、練習が終わって。
例のジョイの寸劇は終わってしまったんだろうか?
オーイとジョイはポドを奪い合って戦ったのか?
ポドにそれほどの魅力はあるのか?
を、考えながらボクは急いで皆の許に帰還したのよ。
壮絶だったらしいよ。
オーイはジョイのこめかみをガッツリ殴ったらしいよ。きっと米を噛めなくする気だろうね。食わずに餓死しろってことだろうか。
その後もオーイが優勢に・・・というか一方的に殴り倒して、オーイの完全勝利に終わったらしい。
驚いたのは次の日。
大きな荷物を持ってボク等の前にポドが現れたんだよ。
なんか悲しい目をしていたその理由は驚きだったよ。圧倒的に勝利したと思ったオーイだったけど、試合に勝って勝負に負けたと言ったところかな。
ポドはオーイと子供を捨て、ジョイと町を出るらしい。
ほんのちょっと前、泣き崩れるジョイを何も知らないオーイが慰めてたね。それを目の前に見ていたポドはどうしようもなくちっちゃい背中と老けた顔つきで、うなだれてたね。
町を出ようとするポドはその時の倍はちっちゃく老けていて、放っておいてもどこかに飛んで行ってしまいそうなほど・・・ ・・・ ダメな人だった。
そしてボクと目が合って一言。
”Hey TAKA! You play football happy.”
全くわからん。
コイツが何を考え、正しく伝えたかった英語は何なのか全く分からん。
ただ、コイツが去り際にニコッとカッコをつけたかったことはなんとなくわかるんだけど、語学力のせいか弱ってるせいか、滑稽にしか見えなくって、無理にニコッとしたポドにボクは骨格から笑顔になってしまったよ。
それからボクはタイでサッカー選手になれて、タイで生活するんだけど彼らと会うことは2度となかった。
いやぁ、混ざったね。このドロドロとした不倫サークルみたいなこのジョイの寸劇に。結局、作戦会議なんて恐れ多い、学級会のような話し合いによって、ユタカ・ジョイの熱愛説を押し通そうとするが、断固たる決意をもってその意見を突っぱねたボクは完全勝利したの。
結局半日以上話し合った結果、みんなで一緒にいる時にジョイの口からオーイに暴露しちゃおうってことになったの。
半日の結果がこのヒネリの無さよ・・・
返せよ、時間。
と、ここでティグちゃんより吉報が。
日本出国前にタイサッカー協会に兄ちゃんがいるっていうバードって奴から、兄ちゃんが落ち着いたから会えるらしいって連絡があったみたいなの。
で、なんとジョイとオーイの修羅場の日と同じ日に何かしらのチームの練習に参加させてもらえることになったんだ。
悩むよ。当初の目的はサッカーだけど女の戦いもボクは見たいんだよ。周りから見たらどーでもいい悩みなんだろうね。うんこ味のカレーかカレー味のうんこみたいな。
ま、当然と言っちゃ当然だけどサッカーに行ったのね。
なんかね。現地に行って分かったんだけど、その兄ちゃん、サッカー協会とか全く関係ねえ奴だったよ。タイの2部リーグのチームを持ってる会社で働いてるっていうだけよ。
友達の兄ちゃんのクラスメイトの親が芸能人くらい遠い存在だよ。
そしてその兄ちゃんの奥さんはバレーボールの元タイ代表で、大林素子と友達らしいのよ。まぁ、たぶん”知ってる人”ってのが英語になって”FRIEND”になったんだと思うんだけど、その兄ちゃんより奥さんの方に興味示しちゃうよね。
そしていざ練習。
カレー味のうんこだとか、つまらん事に悩んだせいで罰が当たったよ。グランドに到着してチームの人に挨拶して、練習が始まったの。なんかスパイクにチョロっと泥が付いてると思って手で拭ったのね。
・・・ウンコですわ。
完全にくせえよ。
しかも手で触っちまった。
あのね、運がついたとかそんなこと言ってる余裕ないからね。だって手でウンコ触っちゃったんだもん。靴にウンコが付くぐらいなら、ボク自身にキツネとか憑いた方が元気でいれるよ。このスパイクじゃまっすぐ蹴ってもボクの鼻がひん曲がるように、ボールは曲がって行ってしまいそうだよ。
肝心のサッカーはと言うと、技術はついて行けたの。でも体力がもたなかったよ。練習試合に出してもらったんだけどちょっとで、息がゼーゼー上がりまくっちゃってんの。そりゃそうだよね。まともにトレーニングなんて出来てなかったんだもん。
でも、そこの監督さんにはそこそこの評価を貰ったんだよ。でも、そのチームは2部だし、まずは1部のトップでやりたかったからその後の展開はなかったけどね。
で、練習が終わって。
例のジョイの寸劇は終わってしまったんだろうか?
オーイとジョイはポドを奪い合って戦ったのか?
ポドにそれほどの魅力はあるのか?
を、考えながらボクは急いで皆の許に帰還したのよ。
壮絶だったらしいよ。
オーイはジョイのこめかみをガッツリ殴ったらしいよ。きっと米を噛めなくする気だろうね。食わずに餓死しろってことだろうか。
その後もオーイが優勢に・・・というか一方的に殴り倒して、オーイの完全勝利に終わったらしい。
驚いたのは次の日。
大きな荷物を持ってボク等の前にポドが現れたんだよ。
なんか悲しい目をしていたその理由は驚きだったよ。圧倒的に勝利したと思ったオーイだったけど、試合に勝って勝負に負けたと言ったところかな。
ポドはオーイと子供を捨て、ジョイと町を出るらしい。
ほんのちょっと前、泣き崩れるジョイを何も知らないオーイが慰めてたね。それを目の前に見ていたポドはどうしようもなくちっちゃい背中と老けた顔つきで、うなだれてたね。
町を出ようとするポドはその時の倍はちっちゃく老けていて、放っておいてもどこかに飛んで行ってしまいそうなほど・・・ ・・・ ダメな人だった。
そしてボクと目が合って一言。
”Hey TAKA! You play football happy.”
全くわからん。
コイツが何を考え、正しく伝えたかった英語は何なのか全く分からん。
ただ、コイツが去り際にニコッとカッコをつけたかったことはなんとなくわかるんだけど、語学力のせいか弱ってるせいか、滑稽にしか見えなくって、無理にニコッとしたポドにボクは骨格から笑顔になってしまったよ。
それからボクはタイでサッカー選手になれて、タイで生活するんだけど彼らと会うことは2度となかった。
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