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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

07.06.16:02

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10.28.11:25

サードチャレンジへ ~バングラデシュ~

すいません、ダメでした。

アボハニFCに落ちたボク。
今回も紹介してくれた三田さんに謝罪。

イカン、そういう流れが出来てしまう。
三田さん紹介⇒ユタカ受ける⇒落ちる⇒謝罪・・・

このアリ地獄から抜け出さねば。
でもさ、三田さんってスゲエいい人なのよ。応援してくれるしなんかの責任を背負ったのか、サッカー協会に話をしてくれるし。

そして次なるチームは”ファキラポンFC”。
ファキラポンの意味は分からん。
ただ、今年からトップリーグに上がってくるニューカマーだってことと、チームが寮を持っているってことと、監督が小太りで禿げているってことだけは分かった。

チームに通されると、ボクは寮に入ることを望んだの。
だって三田さんにあんまり迷惑はかけれませんから。

三田さん ― 独身 ― 豊付き ― コブ付き

なんか可哀そうに独身なのに子供抱えてるみたいな。
今でも当時の話をすると、”迷惑じゃ無かったよ。スゲエ楽しかったし。”って涙がチョチョ切れそうな事を言ってくれるんだけど、絶対迷惑だよ。

で、ボクは入寮したの。
埃まみれのその寮は夜になると猛威をふるい、ボクはくしゃみが止まらんかった。

挙句、さみしがり屋のベンガル人の中途半端な計らいによって、みんなは10人くらいの大部屋だったのに、ボクにだけ3人部屋の個室を与えてくれたの。

・・・寂しいだろうからってキャプテンのごっついスキンヘッドと共に。

いらねえよ。
超いらねえよ。

キャプテンは、ほりが深くてスキンヘッド、見た目はかなり怖いんだよ。
で、英語は全く喋れないのよ。ボクのベンガル語なんてキャプテンの英語より酷い。
見た目怖いくせに気の良いキャプテンは気を使って話しかけてくれるんだけど、ワカンネーのよ、アイツの英語。

お互いにコミュニケーション的なものはほぼ諦めたと思ってたんだけどそうじゃなかった。
気のいいアイツはそれでもボクをかまおうと、ゴツイ体のくせに温かい目でニコニコ見つめてくるのよ。


いや、気まじいよ。


お互いに会話もなくゴツイスキンヘッドのベンガル人がボクに微笑む。目を合わせたら食われるって思ったから、寮に持ち込んだ大量の週刊誌を読み漁った。
ニコニコしたキャプテンは歩み寄ってきて、ボクの週刊誌のエロ記事のエロ写真だけを本当のニコニコで見まくってたよ。

*イスラム教は女性禁止です。きっと溜まってたんだろうね。

その情報を聞きつけた他の奴もボクの部屋に押し寄せるのよ。
その勢いで埃が舞うでしょ。
ボクのくしゃみが止まらないでしょ。
寝れないのよ。

で、キャプテンが癒そうとニコニコ見てくるでしょ。
OK(大丈夫)のノリで言うでしょ。
更にニコニコ見るでしょ。
知ってる単語、ドンノバット(ありがとう)言うでしょ。
更にニコニコ見るでしょ。
寝れないでしょ。

繰り返し。


ここら辺からかな。
バングラデシュに対して、日本に帰ってからみんなに言いまくるネタとして生活を切り替えたのは。
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