11.27.04:49
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02.06.11:02
トラウマ
タイ、バングラデシュ、ウガンダと生活してきたボク。日本の生活に比べたら水準は低いわな。
でもさ、ボクって結構順応性が高かったのよ。特に悪環境での。
メシは余裕で食えるし、強い日差し、時間のルーズさ、狭いタクシー。問題ない。
黒人のニオイ・・・
一生無理。
ま、だいたいクリアしてるわけよ。
でもね、ウガンダでのそこら辺で兵士や警備員が抱えてる小銃。銀行の前とかで、腰を下ろして座ってる警備員なんか普通に銃口がこっち向いてるし。 あれは怖かったよ。基本、警備員だから、なんも悪いことをしていないボクに発砲するはずはないんだけどね。
日本でも小さな筒の口がこっちを向くとちょいと嫌ぁな気分になるのよ。
実はね、ちょっとしたトラウマがあるのよ。
あれはボクがバングラデシュでプレーしてた時。
約9ヶ月に亘る生活を終えようとしていた頃、日本人の仲間がボクの為に送別会を開いてくれたの。
アメリカ人チームと日本人チームでサッカーの交流会をして、その後みんなで飲み会。みんなに感謝の気持ちを伝え、その後は気分よくアメリカ人とカラオケ。
どっちが愚かかを競う大会のようなもの。
ボク、ぶっちぎり。
そして夜中の2時頃。いい時間になりボクはおうち(三田さんち)に帰ることに。
バングラデシュの移動手段はバス、タクシー、CNG(3輪タクシー)、リキシャ(人力車)があるわけなんだけど、黄色いタクシーは安全と言われてるのね。夜中の移動は治安が悪いから通常黄色タクシーで帰るのが常套手段。
でも、なんか気分よかったしホロ酔いだったし、リキシャで夜風に当たりながら帰ることにしたの。
これが大失敗。
途中まで気分よく乗ってたら急に後ろから車が忍び寄って来たのよ。で、中から大き目の刃物を持った男が2人、ボクのリキシャを止めたの。
やばいよね。
完全にヤバいですよ。
でね、走って逃げようとしたら車から3人目の男が。
・・・銃持ってるじゃん。
それは反則でしょ。
ボクは銃口を向けられて、逃げれなくなっちゃったよ。
そんな時の為に、ポケットにいくらかの襲われた時用のお金を忍ばせていたから、まずそれをおとなしく差し出したの。
次に奴らはボクの肩から提げてたバックのベルトを切って奪おうとしたの。でも日本製のボクのバックはなかなか切れなかったよ。ビバ、日本製。
でも、ベルト部分が切れた時の勢いでボクのお腹も切られそうだったから素直に自ら差し出したら、奴らはそそくさと去っていったのよ。
ボクはポケットにさらに予備のお金を持っていたから、そのまま先ほどの夢のような時間を思い返しながら家に向かって行ったのでした。
これがボクの銃口(筒状のもの)に対するトラウマとなってるのかなとかと思うんだよね。
でもさ、よく考えたら誰でも銃口は怖いよね。
でもさ、ボクって結構順応性が高かったのよ。特に悪環境での。
メシは余裕で食えるし、強い日差し、時間のルーズさ、狭いタクシー。問題ない。
黒人のニオイ・・・
一生無理。
ま、だいたいクリアしてるわけよ。
でもね、ウガンダでのそこら辺で兵士や警備員が抱えてる小銃。銀行の前とかで、腰を下ろして座ってる警備員なんか普通に銃口がこっち向いてるし。 あれは怖かったよ。基本、警備員だから、なんも悪いことをしていないボクに発砲するはずはないんだけどね。
日本でも小さな筒の口がこっちを向くとちょいと嫌ぁな気分になるのよ。
実はね、ちょっとしたトラウマがあるのよ。
あれはボクがバングラデシュでプレーしてた時。
約9ヶ月に亘る生活を終えようとしていた頃、日本人の仲間がボクの為に送別会を開いてくれたの。
アメリカ人チームと日本人チームでサッカーの交流会をして、その後みんなで飲み会。みんなに感謝の気持ちを伝え、その後は気分よくアメリカ人とカラオケ。
どっちが愚かかを競う大会のようなもの。
ボク、ぶっちぎり。
そして夜中の2時頃。いい時間になりボクはおうち(三田さんち)に帰ることに。
バングラデシュの移動手段はバス、タクシー、CNG(3輪タクシー)、リキシャ(人力車)があるわけなんだけど、黄色いタクシーは安全と言われてるのね。夜中の移動は治安が悪いから通常黄色タクシーで帰るのが常套手段。
でも、なんか気分よかったしホロ酔いだったし、リキシャで夜風に当たりながら帰ることにしたの。
これが大失敗。
途中まで気分よく乗ってたら急に後ろから車が忍び寄って来たのよ。で、中から大き目の刃物を持った男が2人、ボクのリキシャを止めたの。
やばいよね。
完全にヤバいですよ。
でね、走って逃げようとしたら車から3人目の男が。
・・・銃持ってるじゃん。
それは反則でしょ。
ボクは銃口を向けられて、逃げれなくなっちゃったよ。
そんな時の為に、ポケットにいくらかの襲われた時用のお金を忍ばせていたから、まずそれをおとなしく差し出したの。
次に奴らはボクの肩から提げてたバックのベルトを切って奪おうとしたの。でも日本製のボクのバックはなかなか切れなかったよ。ビバ、日本製。
でも、ベルト部分が切れた時の勢いでボクのお腹も切られそうだったから素直に自ら差し出したら、奴らはそそくさと去っていったのよ。
ボクはポケットにさらに予備のお金を持っていたから、そのまま先ほどの夢のような時間を思い返しながら家に向かって行ったのでした。
これがボクの銃口(筒状のもの)に対するトラウマとなってるのかなとかと思うんだよね。
でもさ、よく考えたら誰でも銃口は怖いよね。
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怖いことを楽しそうに書いててスゲーと思いました!めっちゃおもろいっす!
Re:スゲー
後々考えると、すげー怖かったです。
当時は、これが噂のアレかみたいな感じでしたね。
麻痺しまくりでしたから…
当時は、これが噂のアレかみたいな感じでしたね。
麻痺しまくりでしたから…
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