11.27.07:19
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06.26.11:43
フィジカルトレーニング ~バングラデシュ~
高校の時、水曜日はフィジカルトレーニングの日だったのね。ボクの出身校、相洋サッカー部では恐怖の”ロード”ってもんがあったのよ。6キロのランニングコース、最後にやたらと急で長い坂があるの。そのランニングコースを走ることを”ロード”って言ってたの。
だから別に虎舞竜ともジョージともまったく関係のないものだよ。早かった奴の名前は譲二だったけど。
”今日、何?”
”ロードらしいです。”
なんて後輩から聞くとなんかソイツに腹が立ったもんよ。
いつも思ってたの。サッカー部って、今日走りかぁとか煙たい顔するのね。でも陸上部って毎日がこんなんだもんな。きっと何か大事なものを失ってるんだろうなって。
時は流れてバングラデシュ。
ロードが可愛く思えたよ。あの韓国人監督のフィジカルトレーニングはロードなんてハイキングみたいなもんよ。
まずね、グランドを走るんだけど、なんかね、ひたすらダッシュなの。ピッチのタッチラインをダッシュ、ストップ、ダッシュ、ストップの繰り返し。ちなみにダッシュの距離はタッチライン沿いだから、110mと60mくらいかな。それまで色んなフィジカルトレーニングってのをやってきたけど、ここでのフィジカルトレーニングの良いところは、メニューの分かりやすさだけだったよ。
ここまでダッシュでここでボール触って・・・とか全くなし。ひたすら長いのと短いのをダッシュ。
コレ、30分ほどやるじゃん。で、その頃気づくの。
”もしかして、これアップ???”
大正解。
よーく考えたらあんまりストレッチとかやってなかったもんね。
そのアップが終わってからようやく本番が始まるのよ。
またまたグランドのライン沿いに立つのね。今度は25人ぐらいが1列に並んで。
・・・馬跳びでライン沿いをグルグルグルグルグルグルグルグル。25人くらいを跳んで馬になって、また跳んで馬になっての繰り返し。
この時の監督(韓国人)の特徴としては1つの種目が長えのよ。
なんか、ソイツ(韓国人監督)が連れてきた選手(韓国人)ごと腹立ってきたもん。
でも、韓国じゃこんなの当たり前なのかなとか思ってたら、瀕死の顔で”クレイジー、クレイジー”って英語でアピールしてたもん。
まるで韓国がこうな訳じゃないと言わんばかりに。
隣のベンガル人に至っては”アッラー、アッラー”ってイスラムの神に祈る始末。
そういうお国です。
馬跳びが終わったら次は手押し車よ。
日本じゃエコカーやら電気自動車の開発が進んでる中、手押し車ですよ。手押し車で50mほど進むの。あのね、手押し車って手で歩く方は勿論だけど、サポート役もかなりしんどいからね。インターバルとって200mも進んだら両腕ガックガクよ。
燃費悪すぎよ、この車。
人類は進化した。
この次のメニューで手押し車から肩車になった。担いで走るらしいよ。多少燃費のいい車に変わったところで、1つの種目が長えんだって。手押し車に肩車よ。
しんどいから、もう1回言ってやる。
日本じゃエコカーやら電気自動車の開発が進んでるぞ。
もうね、無気力よ。無気力。
ただ、終わってくれるのを待つばかり。ひたすら感情をなくし体を動かす作業。
隣のベンガル人に至っては”アッラー”って口は動けど声が出ない。
神に届かず。
それを見たイケメンの方の韓国人選手が”おい、アッラー、大丈夫か。”だって。
名前を知らなかったから口ずさんでるアッラーを名前にしちゃったんだろうね。
なんか、彼がアラーの神であるかのようだよね。その神は声を出すことも出来ず、口がパクパクしてるだけ。落ちぶれた神の姿か。
なんにでもデザートってもんが付いてくる。
最後はグランド6周。
ただの6周じゃないよ。1位から10位までが6周。11位は7周、12位は8周って順位が遅れるごとに1周増えていくの。
幸いボクには大和魂ってものがあったらしく、その大和魂は数人のアラーの神を上回った。真っ青になりながら6周で済んだよ。10位11位争いは白熱よ。なんとか6周で終わりたいから。
でも12位に関しては8周走るつもりでスピード落としてるしね。
そして、イケメン韓国人に心配されてたアッラーはと言いますと・・・
後方で疲れ果てちゃって、ほぼウォーキングに切り替わってたよね。
神のようにアッラーと呼ばれた男は本当に天に上るかのような疲れ具合だったね。アッラーって神の名を呼ぶこともできずに。
ボクはあそこで考え方が変わったよ。フィジカルトレーニングはフィジカルのトレーニングじゃないなって。あれはメンタルのトレーニングだって。
だから別に虎舞竜ともジョージともまったく関係のないものだよ。早かった奴の名前は譲二だったけど。
”今日、何?”
”ロードらしいです。”
なんて後輩から聞くとなんかソイツに腹が立ったもんよ。
いつも思ってたの。サッカー部って、今日走りかぁとか煙たい顔するのね。でも陸上部って毎日がこんなんだもんな。きっと何か大事なものを失ってるんだろうなって。
時は流れてバングラデシュ。
ロードが可愛く思えたよ。あの韓国人監督のフィジカルトレーニングはロードなんてハイキングみたいなもんよ。
まずね、グランドを走るんだけど、なんかね、ひたすらダッシュなの。ピッチのタッチラインをダッシュ、ストップ、ダッシュ、ストップの繰り返し。ちなみにダッシュの距離はタッチライン沿いだから、110mと60mくらいかな。それまで色んなフィジカルトレーニングってのをやってきたけど、ここでのフィジカルトレーニングの良いところは、メニューの分かりやすさだけだったよ。
ここまでダッシュでここでボール触って・・・とか全くなし。ひたすら長いのと短いのをダッシュ。
コレ、30分ほどやるじゃん。で、その頃気づくの。
”もしかして、これアップ???”
大正解。
よーく考えたらあんまりストレッチとかやってなかったもんね。
そのアップが終わってからようやく本番が始まるのよ。
またまたグランドのライン沿いに立つのね。今度は25人ぐらいが1列に並んで。
・・・馬跳びでライン沿いをグルグルグルグルグルグルグルグル。25人くらいを跳んで馬になって、また跳んで馬になっての繰り返し。
この時の監督(韓国人)の特徴としては1つの種目が長えのよ。
なんか、ソイツ(韓国人監督)が連れてきた選手(韓国人)ごと腹立ってきたもん。
でも、韓国じゃこんなの当たり前なのかなとか思ってたら、瀕死の顔で”クレイジー、クレイジー”って英語でアピールしてたもん。
まるで韓国がこうな訳じゃないと言わんばかりに。
隣のベンガル人に至っては”アッラー、アッラー”ってイスラムの神に祈る始末。
そういうお国です。
馬跳びが終わったら次は手押し車よ。
日本じゃエコカーやら電気自動車の開発が進んでる中、手押し車ですよ。手押し車で50mほど進むの。あのね、手押し車って手で歩く方は勿論だけど、サポート役もかなりしんどいからね。インターバルとって200mも進んだら両腕ガックガクよ。
燃費悪すぎよ、この車。
人類は進化した。
この次のメニューで手押し車から肩車になった。担いで走るらしいよ。多少燃費のいい車に変わったところで、1つの種目が長えんだって。手押し車に肩車よ。
しんどいから、もう1回言ってやる。
日本じゃエコカーやら電気自動車の開発が進んでるぞ。
もうね、無気力よ。無気力。
ただ、終わってくれるのを待つばかり。ひたすら感情をなくし体を動かす作業。
隣のベンガル人に至っては”アッラー”って口は動けど声が出ない。
神に届かず。
それを見たイケメンの方の韓国人選手が”おい、アッラー、大丈夫か。”だって。
名前を知らなかったから口ずさんでるアッラーを名前にしちゃったんだろうね。
なんか、彼がアラーの神であるかのようだよね。その神は声を出すことも出来ず、口がパクパクしてるだけ。落ちぶれた神の姿か。
なんにでもデザートってもんが付いてくる。
最後はグランド6周。
ただの6周じゃないよ。1位から10位までが6周。11位は7周、12位は8周って順位が遅れるごとに1周増えていくの。
幸いボクには大和魂ってものがあったらしく、その大和魂は数人のアラーの神を上回った。真っ青になりながら6周で済んだよ。10位11位争いは白熱よ。なんとか6周で終わりたいから。
でも12位に関しては8周走るつもりでスピード落としてるしね。
そして、イケメン韓国人に心配されてたアッラーはと言いますと・・・
後方で疲れ果てちゃって、ほぼウォーキングに切り替わってたよね。
神のようにアッラーと呼ばれた男は本当に天に上るかのような疲れ具合だったね。アッラーって神の名を呼ぶこともできずに。
ボクはあそこで考え方が変わったよ。フィジカルトレーニングはフィジカルのトレーニングじゃないなって。あれはメンタルのトレーニングだって。
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一度タイから出国してカンボジアに入国してすぐにタイに入国した時は、ビザ無しでタイに入国したってことですか?
それともビザをとってまたタイに入国したんですか?
Re:無題
普通に観光ビザを取って行けばいいと思います。
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