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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

11.27.20:50

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06.19.13:07

たまには

指導現場で思っていることとかも書かないとね。

と、いいつつ。
飲み会で飲んだ後の締めのラーメンっていかがなもんでしょう。
ボクは嫌です。たまにやるけど・・・
ラーメンはスゲエ好きよ。3日に1回は食ってるし。

ラーメンがどうとかそういうもんじゃないんだよ。
飲み会で必死こいてりゃ、帰りにラーメン食ってる余裕なんてねえって話よ。吐いちゃうもん。メインはどっちかってことよ。帰りのラーメンを美味しく食べたいのか飲み会を楽しみたいのか。


1日に何試合もしてるサッカーチームあるけど、2試合目とか3試合目とか頑張れるなら最初に燃え尽きるくらい頑張ってみたらどうかと思う。もうね、こっちが引くくらいガッツリ頑張った1試合ってのを見てみたいもんだよね。
全て全力投球なんて無理でしょ。

ラーメンじゃなくまず1試合目。
賛否両論でしょうな。
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06.15.16:50

タイ代表戦

そんなつもりじゃなかったけど鉄は熱いうちに打とうかと思って。
昨日の日本代表の試合、対タイ戦。色んなことが起きてました。

まずは遡ること数か月、日本のホームゲーム。雪降りしきる中、南国はタイからはるばる日本にタイ代表がやってきたわけよ。実は、ボクが契約したTABACCO.FCの当時の監督とコーチがタイ代表の監督、コーチをやってたのよ。
チャンウィットってこんな奴、見なかった?

chanvit.jpg





見ての通り、結構仲いいの。
彼らが雪降りしきる中、日本に来た前回の日本のホームゲームの3日前。ボクはタイ代表と一緒にご飯食べたんだよ。そりゃ、ボクだって大人の日本人。手土産は欠かさないよ。
寒いでしょ。”ホッカイロ60個

・・・彼ら、使い方分からず。

それはさておき、天候不良で彼らはまともな練習場を用意してもらえず、チャンウィットはご立腹だったんだ。”日本は格下の我々に何を怯えてるんだ?”とのこと。

結果はご存知の通り、ナロンチャイの退場により4―1で日本の勝利。

naronchai.jpg





右側の”笑い飯”に似たコイツ。ボクがテスト生で入ってたBECテロサスナでちょっと一緒にやってたの。気は短いけどタイ人っぽくない技術のある選手だったよ。
そんなコイツが退場。


さてさて、時は流れて、昨日の日本のアウェーゲーム。
現地(タイ)の日本人サッカー部にあるメールが流れました。

”岡田監督よりお願いされました。どこか綺麗な練習場を手配してほしいと。用意されたグランドは厳しいらしいです。凸凹”みたいな。
これがアウェーってもんですな。

ボクがタイにいたころ1番お世話になってた池本さんにお声がかかった次第で。
ま、池本さんは”安全トラベル”なる世の中で1番忙しくない旅行会社の社長さん。きっと時間はあったんでしょうな。素敵なグランドを提供できたそうな。

その甲斐あってか、日本は快勝。
ボクの元チームメイトのGKコーシン、失点しまくっちゃったね。でも、大丈夫。結構前からだから。

kosin.jpg





可哀そうなんだよ。当時、彼のゴールキーパーコーチってチームのドライバーだからね。キーパーが育つ環境じゃなかったんだよね。
もう、5年くらい前の話だけど。そしてその頃もコイツが代表のGKだった。

昨日の夜、タイにいる池本さんに電話したのよ。
”岡田監督からお礼の連絡が来ねえぞ。”
第一声がそれだった。

岡田監督は池本さんが忙しくないこと知ってたのかなぁ・・・


タイ代表対日本代表の試合があると、いつも複雑な気分で試合を見るんだ。

06.03.11:48

現地の彼女

現地の言葉を覚えるには、現地で彼女を作るといい。
なんて言葉、聞かない?

よく聞かれるの。
向こうで現地人と付き合ったの?って。

答えはNO。

なんかさ、申し訳ないけどお金が目的なんでしょ、って思っちゃうの。っていうのも、海外生活で最初に知り合った外国の女性がティグちゃんだったわけでしょ。彼女がよくなかった。

ティグちゃんは昔、日本でタレントをしていたらしいの。最初はボクもタレントなんていうネームバリューに負けそうになったけど、その後の、『新潟』・『カラオケ』・『労働時間は夜』という3つのキーワードから、そのタレントとは新潟のスナックで働く夜の蝶の事だって判明したの。

そんなティグちゃんは日本に日本人の彼氏がいるの。要するに遠距離恋愛。しかもティグちゃん・当時23歳、彼氏・当時50歳くらい。年齢に関しても遠距離恋愛。
でね、驚くことにその彼氏は、毎月10万円ティグちゃんに仕送りしてるらしいの。

・・・う~ん、騙されとるよね。

ティグちゃんの言い分によると、「今、彼に助けてもらってるから、彼の老後はアタシが面倒を見て助けてあげる」とのこと。
でもティグちゃん、日本に渡る術、既になし。     世間はコレをどう見る。

ティグちゃんはその10万円で家賃、食費、光熱費、更には親への仕送りを完璧にやりくりしていたの。現地で月10万円って言ったら結構なもんだからね。
そして彼からもらったお金で家賃を支払ってるその1ルームに一緒に住んでるのがボク。
ややこしいね、やるせないね、申し訳ないね。

ある日、こんなにお世話になっちゃってるから、何かお礼がしたいから欲しいモンない?って聞いたら迷わずこう答えたよ。

”ビザ”

ふぅ、そこは権力の問題になってくるから・・・

1ルーム内に一緒にいるでしょ。たまに彼からの電話がかかってくるの。その時、ボクは完全に気を消すワケだけど、ティグちゃんの会話は聞こえてくるのだよ。ボクは驚愕したよ。ティグちゃんの彼の呼び方・・・

オトウサン・・・

彼だよね?
完全にお父さんって呼ばれてたからね。彼の方は日本のそういう文化を知らないのかな?”パパ制度”。
そして最終的にティグちゃんはボク等のサッカー仲間、ジョグ君と浮気しまくっちゃったしね。周りのみんなもジョグ君の応援をして、焚き付けまくっちゃってるしね。
ゴメン・・・ノリでボクも煽っちゃった。

知らぬはオトウサンばかりかな。

その後、ティグちゃんとオトウサンがどうなったかは分からないけど、なんか諸手をあげて付き合いたいって言いにくいでしょ。最初に知り合った女性がこんな感じでいたんだもん。


他の国では、バングラデシュはイスラム教だから女性との関わりは全くなかったけど、ウガンダなんてストレートよ。よく告白されたもん。

”I love you. Do you have money?”

1セット、且つ速攻ですよ。
ラーメンセットみたいなもんだね。

Do you have money?がラーメンでI love youは半チャーハンよ。メインはどっちよってこと。しかもセットになってる分I love youの安いこと安いこと。

日本人の得意の社交辞令でI love youを返すことはボクには出来なかった。そこにペイが発生することをボクは知っていたから。


言葉を覚えるのに、彼女を作るとその授業料は結構かかることをボクは知っている。

05.21.10:44

黒人に対して

小学生の頃、給食の時間がキライだったんだよね。
ボクね、好き嫌いが多かったの。そんな男はその20年後にはアフリカで虫まで食えるようになるんだけど・・・

キライな理由は、小学校1,2年の頃の担任がキライなものでも無理やり食わせる奴だったんだよね。だからこっちも対抗してキライなものが口に入ってきたら無理やりゲロを吐くという核爆弾を手に入れたんだよね。もう特技よ、特技。
その核爆弾をキライレベルに合わせてその先生にぶっかけてやったりしてたんだよね。

当時はごめんなさいでした。尖ってました。

その先生の言い分はその日によって様々。好き嫌いするなとか親っぽい事言ったり、ひたすら残さず食えとか柔道部みたいなこと言ったり、特に多かったのはアフリカの人たちは・・・的なことを言ったり。

でもね、ボクは海外生活で確認したけどあいつら(アフリカ人)だって腹いっぱいになったら完全に残すよ。”ユタカ、まだ足りないだろ?”とか親切なフリしてボクに預けてきたり。

よくウガンダでみんなでメシ食ってるとき、残ったメシを誰が食うかで争ったもん。
友達① : ”ユタカ、お前は中盤でいっぱい走らなきゃいけないから食え。”(残ったメシ、ボクへ)
ボク : ”俺は中盤だからハイ、スルーパス。”(残ったメシ、友達②へ)
友達② : ”OH!ディフェンスがカット!”(残ったメシ、友達①へ)
昼飯時はよくこんな事をしてたもんだよ。

バングラデシュの時のチームメイトのウガンダ人なんかはもっと酷いよ。彼らチームの寮に泊まってたんだよね。で、バングラデシュって毎食カレーなの。今は亡き、”横浜カレーミュージアム”もお手上げ。そのカレーに対して”いつも同じモン食えるか!”って言って宗教上ではない強制断食を行ってたからね。

あのさ、何が言いたいってね、結構黒人に対してそういう決め付けみたいなのあるでしょ。なんか自分たちの肌の色を気にしてるとか。
実際気にしてるのかもしれないけど日本人は過度に反応しすぎのような気がするんだよね。
それに、あいつら結構口悪いし。

本物のブラックジョークってやつだね。

あれ?この発言もボク、悪者? 
ボクが生活してた国々は暑い国ばっかりでしょ。日に焼けたボクを見てアフリカ人とよくこんな会話してたもん。

ア : お前が日本に帰る頃にはかなり真っ黒だな。
僕 : お前より黒くなって帰ってやるよ。
ア : 俺を超えるのは無理だ。

こんな会話だよ。
ウガンダで練習中に紅白戦をやった場合はシャツチーム対裸チームとかでやるんだけど、シャツチームに黒いシャツの奴がいたらみんなで一斉に”わかんねえから色シャツ着ろ”ってなじられてるもんね。

ね、そんなに過敏にならなくても良さそうでしょ。

ウガンダのボクが契約してたチームのマスコット的な近所の赤ちゃんがいるんだけどスゲエ可愛いんだよ。すげえ可愛いんだけどいつも汚いんだよね。ホコリまみれの鼻水まみれで。
普通にダーティボーイって呼ばれてるし。当時のチームメイトのオチョラに、なんであの子はいつも汚いのか聞いたらね。

”あそこの家は母ちゃんも汚い” だって。

・・・なぜかボクが凹むよ。 

でも冷静にその言葉を分析するとなんか超笑えてきちゃった。”お前の母ちゃんでべそ”なんて比にならない歌い文句だね。

だからボクはこのブログで、黒人に対して結構言っちゃう事はあるかもしれないけど、ボクは黒人が大好きだし、尊敬もしてるのよ。
誤解を招かないように先に言っておきます。

05.06.14:15

契約

ブログを初めて早や1か月。

未だに本ブログで契約の話どころかボクが契約するチームすら出てきてないっていう状況。

でもね、ボクなんて仲介人も何もない選手だから、そう簡単に契約どころかテストを受けるも、下手すりゃチームに出会えるかもわからないんだよね。

・・・実際、宿すら無いパラサイティな生活だったしね。


一言で”大変だった”とかそういうのじゃなくって、ボクはチームに辿り着いて契約するところまでが大事だと思うし、自分を1番成長させれるところだと思う。
もちろん、契約してからは結果を出さなきゃいけないから、クチャメチャ頑張らなきゃいけないんだけどね。


だから、なるべく時間軸はずらさずに契約するまでにこんな事があったってのも知ってほしいんだよね。何もない人がサッカー選手になる為にこんな事をしてきたっていうのを。

ネタとして楽しんでもらっても結構。
経緯を楽しんでもらっても結構。
ボクの行った国々は確かにレベルがそこまで高い国じゃないけど、外国人としてプレーすることや、スパイク一つでその国で生活することの難しさや楽しさを感じてもらえると、幸いです。


たまに、箸休め的な日本での出来事も書いちゃうけどね。