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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

11.28.12:52

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03.27.13:42

地方大会③ ~タイ~
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さてさて、地方大会も終盤でございます。

なんとか決勝まで進めた我がTabacco FC。
決勝前日には1.5軍のメンバーでの地方ファンゲーム。

ただし、前日に泊っている小学校の校庭で、シャワーの為とは言え、チ〇コ満開で”ユタカ”をチームにアピールしたために、ファンゲームは待機処分と課せられちゃって出場は出来なかったんだ。

完全にアピりミスだね。

でも、こんな日本人にはファンが多いのよ。
なんたって結果を出しちゃってるワケだから。


・・・この大会だけにおいてね。


ただ残念なことに、ボクのサポーターはオッサン、それも酷く酒を帯びた奴が多いのよ。4:4:3でオカマ:オッサン(酒気帯び):サッカー好きってな具合だね。

大人しく座っているボクに寄ってくるのよ。
”ユタカ、その短パンくれ。”
いや、現在進行形で履いてるから。あげたらパンティでまた試合に出れなくなっちゃうよ。
”じゃあ、今度くれ。ハイ唾つーけた。”
ボクの短パンにオッサンのヨダレの跡が・・・

そんな拷問に耐えながら試合を見てると、今度はオッサンの群衆がコーチのもとに。

”おいっ、ユタカを出せ。”

さすがファンゲーム。
前日にチ〇コを出してても、残り10分出してくれたよ。
ここでもまたまた大盛り上がり。次の日の決勝に向けて、サポーターの気持ちはガッツリ掴めたよ。


この大会。
山場は準決勝だった為、決勝は難なく勝利。
地方大会を優勝で飾ったんだ。

大会を終えて、唾付けたオッサンがボクのユニホームを狙って近寄ろうとしてきたから”忍法・気付かないフリ”によってそれをかわしたんだ。


と、思ったら・・・

マネージャーに呼ばれて、”コイツはユタカのファンなんだ。ユニホームをやってくれ”だって。

その右横には唾付けてきたオッサン。


あんなハードマーク、唾付けてきたオッサンはきっと良いディフェンスだったんだろうね。
こうして、思い出のボクのユニホームは、どこぞの酒気帯びのオッサンに持って行かれたのでした・・・
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03.25.11:09

地方大会② ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:0 TRACKBACK]

ご無沙汰してます。
色々と立て込んでました。
お陰さまで元気リンリンです。

さて、確か地方大会のお話をしてたと思うんだけど・・・
下にスクロールして行ったらいいじゃない。そしたら見れるじゃない。

とうとう準決勝まで進みまして。
予定としてはこうさ。

金曜日→準決勝
土曜日→ファンゲーム
日曜日→決勝

金曜日に勝てばだけどこんな予定が組まれていたらしいの。
準決勝の相手は、オーソットサパーFCとか言うようなチーム。製薬会社のチームらしい。このチームはタイリーグに属する最近力をつけてきたチームなのね。
そしてこの後、リーグ前に『田中洋明』『伊藤壇』という日本人選手を獲得するのね。

ま、それは後々のお話。

で、準決勝なんだけど荒れたね。かなり乱闘騒ぎもありまして。
そして全てがムエタイ選手に見えるボクに大きく喧嘩を売る勇気はなく、大人しくコツコツとせせこましいファールを重ねては目をつけられる展開となった。

イエローカードが飛び交うこの試合もなんとかFWパオ君のゴールで1-0の勝利。
決勝に向かうことができた。


気分がいいのも束の間。


後で知らされたんだけど、どうやらその日は泊りらしい。
どこ泊まるんだろ?
ホテルかなぁ。

どこ泊まるの?
友達に聞いたら”スクーン”って言うのよ。

アライナ(何)?

スクーンって言うのはなんでしょう?
タイ語でホテルって意味かな?
でもホテルはロングレンなのよ。


・・・


驚いた。
それは、英語で、スクールを意味していた・・・


学校かよ!
コレにはベンジャミンが激怒してたよ。

”俺達はプロ選手だぞ。生徒だって家で寝るぞ。”
ごもっともな意見を述べるベンジャミンにチームのお調子もんが”ガーナは寝ないのか?”ってからかってベンジャミンに油を注いでたよ。


初めて目の前で人種差別を拝見いたしました。


確かに焦ったよ。
寝床は教室に茣蓙を敷いて雑魚寝ですから。

ボクが尾崎の方の豊なら、夜の校舎窓ガラス壊して回るとこだったけど、そこは相原の方の豊。郷に従ったね。


そしてアムナーム(シャワー)。
校舎の横にあるドラム缶に溜まってる水でのシャワー。
はっきり言って外満開だからね。

でもタイ人はうまいこと腰にタオルを巻いて隠しながら洗うのよ。
そしてボクはと言うと・・・

竹ノ内と違ってクールとは程遠い方の豊ですから、全くと言っていいほど出しちゃうよね。だって裸族の酋長ですもの。
ただココがポイント。

”全くと言っていいほど”

全く出しちゃってはいないの。
ってゆーのも全裸ではあるけどチ〇コはちゃんと股に隠したから前から見る分には何も見られてないよ。


まぁ、後ろからのアングルと言っちゃあ最たるもんだろうけど。


そしてしこたま怒られまして・・・


翌日のファンゲーム。


ユタカ、謹慎にて出場できず。

03.19.13:16

地方大会① ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:1 TRACKBACK]

ビザを取得するためにラオスに行ったりしてるけど、本業のサッカーはしっかりと行ってるワケで。

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Date/20090227/1/

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Date/20090303/1/


こんなことやりながらも、タイリーグ開幕はボクのビザなんてお構いなしで、開幕を迎える準備をしてるのよ。

ラオスに行ったりしてる間に、地方の大会に出ることが決まってたのよ。
ビザで動きまくってて、最近いいプレーが出来ないでいたから大会って言っても出場できるかなんて微妙だったのよね。

心もプレーもモヤモヤだらけ。


大会当日。
チーム練習場からバスに乗って揺られること1時間半。

会場に着いたらいきなり先発発表。
こんなテキパキしたことは今までなかったから、タイリーグ前のこの地方大会で勢いをつけようって言うチームの考えが覗えたね。

システムは4-4-2。
キーパーから呼ばれて、呼ばれたヤツに対してみんなが乾いた拍手。そんな無機質な儀式の中、左サイドのポジション。

左のMF、ユタカ。

良かった。
試合に出れる。
乾いた拍手がものすごい声援に聞こえるのよ。

そして試合開始。

”ユタカ、点を取ってこい。”

試合に簡単に出れない奴が、簡単に言うのよ。
はっきり言ってこの時期のボクは動きも良くなかったし試合に出れることが奇跡に近かったのよ。

それがさ・・・
ゴール前で簡単にミスキックしたのよ。


ラッキーだった。


完全にラッキーだった。


それが綺麗なスルーパスになってボクにアシストがついたよね。


会場は大盛り上がり。
ユタカの勢いが復活したミスだったね。

その後のユタカはいい感じよ。
左サイドからセンタリングでもう1アシスト。

ゲームも2-0で勝利よ。
チームからもサポーターからも好印象をもらったの。


気を良くしたボクは次の週もスタメン。

”ユタカ、点を取ってこい”
この日も簡単に試合に出れない奴が簡単に言ってきた。


と、そこにボクの頭に対してピッタリのセンタリングが上がってきたのよ。

・・・

完全に外したね。
今までの流れだと決めて盛り上がるところでしょ。
この日本人は空気なんて読めなかったんだな。

今回ばっかりはマイナスな盛り上がりを与えてしまったよ。

でも、後半にボクは左サイドでボールを受けると思いきってシュート。
必要以上にゴロになってしまったボクのシュートはキーパーのタイミングを外す結果になって、地方で1ゴール獲得。

またまた株が上がってしまった。

”ユタカ、もう1点イケ”
何度も言うが簡単じゃない奴が簡単に言うんのよ。

その日もボク等は勝利したの。
そして準決勝進出。


次回へ・・・

03.17.11:19

急展開 ~ウガンダ~

日本の現在の生活ってだいたいの流れって想像できるじゃん。
いきなりのピンチとかいきなりのチャンスとか。まぁ、あるところにはあるんだろうけど、海外生活をしているとそれが急に来たりするワケよ。

午前中の激しいトレーニングの後、いつも通り寮の前の広場で鼻歌を歌って近所の子供と戯れている時のお話。

急にコーチから電話がかかってきたのよ。
”何してるんだよ。早くタウンに来いよ。”
おっと。なぜ怒られているのかがイマイチ理解が出来ない。そしてもちろんアポイントも入っていない。

それがですよ。
それがですよ。




とうとう、とうとうサッカー協会に行って登録することが出来た。

急に呼ばれて街中でコーチにあったら、その足で首都カンパラまで移動。サッカー協会に行ってようやくですよ。


長かった。恐ろしく長かった。
何回も心を折られそうになって、その度に仲間が支えてくれて。
感謝してもしきれない。


今までをダイジェストで。

まず、こっちのビッククラブで練習生として参加。内定をもらうが、かなり深く騙されててそのままチームを去る。

今年からトップリーグに参加してきたチームに内定。サッカー協会が国際移籍証明書っていうのを去年プレーしてたバングラデシュから取り寄せれないと(FAXの通信異常)出場資格を与えてくれず。

バングラデシュの友人や日本の友人に助けを借り自分で国際移籍証明書を確保(本当はサッカー協会同士でやり取りするものなので認められない)。

そうこうしてるうちにチームが給料を出し渋りそのまま退団。

地方のチームを受ける。内定をもらう。
何故か今までボクにノータッチだったチームがボクを訴える。
”あいつは俺たちから金を受け取ったのにうちでプレーしないとは何事だ”だって。

シラネエの一言で一蹴。

そしてようやく昨日、サインをして登録をしてきた。
ということで、この日、ボクはUリーガーになれたのです。

その間、細かいことで言うなら
マラリア2回
携帯電話を盗まれる2回
バイクに軽く轢かれる1回
ユニホームをパクられる1回  等等。

ちなみにボクには兄貴と弟がいるんだけど兄貴が市役所、弟は県警。二人とも公務員なの。うちの親父は安定した公務員を息子たちに望んでいたのに真逆の道を進んでしまったボク。

でも安心してください。
このチームは県庁のチーム。一応、公務員となりました。

注:でも、本当はサッカー選手ですよ。

03.16.13:42

ビザ ~ウガンダ~

ウガンダに来て早数か月。
ITC(必要書類)の関係で試合に出れずに契約も出来ず。
最後のチャレンジとMasaka FCに潜り込み練習参加をする日々。


そんなボクの生活・・・


とうとうオーバーステイが始まった。
って言ってもたいした焦りもなく生きてるわけだけど。

高校野球風に言うところの3年連続4度目の不法滞在といったところでしょうか。ボクのこの海外生活はもうすぐ3年。

なんか、オーバーステイとは切っても切れない関係。
タイで2度、バングラで1度、そして今、もう1度。


”そんな人とは別れちゃいなよ。”
”でも、あの人、やさしい時だってあるんだよ。”


DVに悩む女性のように、こうやって自ら望ますともオーバーステイとは別れられないのです。

もう得意ですよ。
オーバーステイ。

マラリアと同じくらい(2度)。

携帯パクられるのと同じくらい(3度)。


そしてボクの頭に流れるあの2文字の解決策。



” 裏 金 ”



でもさ、目を細めてみると”裏金”の文字も”募金”に見えなくもない。
入局管理局からしてみれば同じようなもんだろうけどね。

この裏金だって、こんな公に言っちゃってるけどチップという名の正当防衛みたいなもんだし、こういう国じゃ結構当たり前なんだよね。

タイとかは違反車を捕まえてその場で金を受け取って許してやるとか。
でもまだタイなんてマシなんだよね。なんとか労働ビザ作れたし。

そう、ボクはプロサッカー選手で給料をもらってるから労働ビザってのを取らなきゃいけないの。
バングラデシュで契約時に労働ビザを作ってくれって言ったら、驚きですよ。


”チームから金を貰ってないってことにしとけ。貰ったら税金払わにゃいかん。” 


そして・・・


警察に捕まりかけたのでした。
その他の日にも入国管理局の人間が来てしばし説教。

昼飯代をあげたらウキウキで帰っていったけど。

スゴイ悪い子なんて言わないでください。
チガイホウケンですよ。
チガイホウケン。
生きてかにゃいかんのですよ。
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