11.28.15:37
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03.13.11:12
外国人選手 ~ウガンダ~
タイ、バングラデシュってプレーしてきてウガンダが3ヵ国目になるわけだけど、どの国でも外人選手ってのはいるんだよね。
タイにいたときは同じチームで言うとガーナ人、ナイジェリア人、コートジボアール人。
バングラデシュのときはウガンダ人。
アフリカンばっかりなんだけどね。
他の国はどうか知らないけど、ボクがプレーしてた国はローカル選手が英語をあまり話せないため、外人同士は仲良くなるのよ。母国じゃないってことで色んな苦労も分かり合えると思うし。
ここで断っておくけど・・・
こんな書き方をしたからってボクが英語を話せると思うなよ。理解して無いくせに抜群のタイミングで”A-ha”とか”Oh”とか相槌を入れれるから何とか生き抜いて来れたワケ。
でね、このウガンダにて、外人選手はボクとコンゴ人のゴロー君。
でね、コンゴってフランス語とスワヒリ語らしいのよ。でも、奴はボクが外人ってことで気にかけてくれるんだよね。
でもごめん、ゴロー!
ウガンダ人とコンゴ人の区別がつかねえ!!!
無理して英語を話そうとしてるときは彼の眉間にはゴルゴ13のような皺ができる。でも、何かを伝えようとしてくるの。
でもごめん、ゴロー!
月曜日はチュースデイじゃねえよ。
練習が終わるとお祈りをする習慣があるんだけど、そのお祈りってのは一人が代表して何かを喋ってみんなは目を閉じて黙想。
そんな時、ゴローは日本語でいいからユタカがやってくれって言ってくるんだよね。
すまん、ゴロー!!!
何言っていいかわかんねえから”お疲れ様です。家に帰るまでが練習です”とか適当に言ってた。
暫くしてゴローは気付いたんだね、ボクとちゃんとコミュニケーションが取れてないって。それでも真っ直ぐなヤツはボクに猛アプローチをしてくるのよ。
マジでスマン!
練習中に急にチ〇コ見せられてもどういう意味か分かんねーよ。
その誠意に応えるには、ボクもヤツに見せるしかなかった。
それ以来、紅白戦の前はお互いに見せ合う事が日課となった。
・・・ボク等には言葉は要らない。
タイにいたときは同じチームで言うとガーナ人、ナイジェリア人、コートジボアール人。
バングラデシュのときはウガンダ人。
アフリカンばっかりなんだけどね。
他の国はどうか知らないけど、ボクがプレーしてた国はローカル選手が英語をあまり話せないため、外人同士は仲良くなるのよ。母国じゃないってことで色んな苦労も分かり合えると思うし。
ここで断っておくけど・・・
こんな書き方をしたからってボクが英語を話せると思うなよ。理解して無いくせに抜群のタイミングで”A-ha”とか”Oh”とか相槌を入れれるから何とか生き抜いて来れたワケ。
でね、このウガンダにて、外人選手はボクとコンゴ人のゴロー君。
でね、コンゴってフランス語とスワヒリ語らしいのよ。でも、奴はボクが外人ってことで気にかけてくれるんだよね。
でもごめん、ゴロー!
ウガンダ人とコンゴ人の区別がつかねえ!!!
無理して英語を話そうとしてるときは彼の眉間にはゴルゴ13のような皺ができる。でも、何かを伝えようとしてくるの。
でもごめん、ゴロー!
月曜日はチュースデイじゃねえよ。
練習が終わるとお祈りをする習慣があるんだけど、そのお祈りってのは一人が代表して何かを喋ってみんなは目を閉じて黙想。
そんな時、ゴローは日本語でいいからユタカがやってくれって言ってくるんだよね。
すまん、ゴロー!!!
何言っていいかわかんねえから”お疲れ様です。家に帰るまでが練習です”とか適当に言ってた。
暫くしてゴローは気付いたんだね、ボクとちゃんとコミュニケーションが取れてないって。それでも真っ直ぐなヤツはボクに猛アプローチをしてくるのよ。
マジでスマン!
練習中に急にチ〇コ見せられてもどういう意味か分かんねーよ。
その誠意に応えるには、ボクもヤツに見せるしかなかった。
それ以来、紅白戦の前はお互いに見せ合う事が日課となった。
・・・ボク等には言葉は要らない。
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03.12.11:45
マイコー登場 ~バングラデシュ~
イドゥリスが同国のDFマイコーを連れてきた。
マイコーはイドゥリスと同じホテルの同じ部屋に泊ってるのよ。
マイコーもイドゥリスも、そしてボクだってこの国に着いて、この国が嫌いになるのに10日あれば十分だったのよ。
気安く話しかけてくるベンガル人。
そのベンガル人の好奇の視線。
町の異臭。
やたらめったらな上下関係。
そして、ホテルで食事を出される彼らが1番辛そうだったのは、毎食のカレーだった。
分かるよ、その気持ち。
ボクもキャンプ時代そうだったから。
・・・結構平気だったけど。
”アフリカでは食べたくても食べれない人が沢山いるから残すことは許さん。”
小学校の時の担任はそう言って、好き嫌いの多いボクに無理やりいろんなものを口に突っ込んで来たのよ。
その時からボクは自由に下呂を吐けるようになったのよ。
きゅうりを口に入れられた時はその先生にぶっ掛けてやったくらいだから。
あの時の先生へ。
アフリカの人達も”もうカレーは嫌だ”って理由で飢えと戦っていましたが、アフリカに行かずにボクの口に無理やりいろんなものを食べさす教育を改めてください。
『バングラデシュが嫌いです』
この共通意識のお陰でボク等の距離はすぐに縮まったの。
通常2人乗りの人力車に金節約のため3人で腰かけて歌うのさ。
バンガラバンガラデーッシュ ベリー ダーティ カントリー♪
バンガラバンガラデーッシュ ベリー スメイリー カントリー♪
バンガラバンガラデーッシュ ベリー クレイジー カントリー♪
街中、大声で汚え国だとか、暴言吐きまくりで乗車する外人3人。
申し訳ないがあの頃は荒んでた。
3人が3人、”次は俺が歌う!”ってこぞってこの歌を歌い込んでたもん。
よく市民に殺されなかったよね。
マイコー登場でボク等の結束が固まり、それと同時にどんどん荒んでいくのでした。
マイコーはイドゥリスと同じホテルの同じ部屋に泊ってるのよ。
マイコーもイドゥリスも、そしてボクだってこの国に着いて、この国が嫌いになるのに10日あれば十分だったのよ。
気安く話しかけてくるベンガル人。
そのベンガル人の好奇の視線。
町の異臭。
やたらめったらな上下関係。
そして、ホテルで食事を出される彼らが1番辛そうだったのは、毎食のカレーだった。
分かるよ、その気持ち。
ボクもキャンプ時代そうだったから。
・・・結構平気だったけど。
”アフリカでは食べたくても食べれない人が沢山いるから残すことは許さん。”
小学校の時の担任はそう言って、好き嫌いの多いボクに無理やりいろんなものを口に突っ込んで来たのよ。
その時からボクは自由に下呂を吐けるようになったのよ。
きゅうりを口に入れられた時はその先生にぶっ掛けてやったくらいだから。
あの時の先生へ。
アフリカの人達も”もうカレーは嫌だ”って理由で飢えと戦っていましたが、アフリカに行かずにボクの口に無理やりいろんなものを食べさす教育を改めてください。
『バングラデシュが嫌いです』
この共通意識のお陰でボク等の距離はすぐに縮まったの。
通常2人乗りの人力車に金節約のため3人で腰かけて歌うのさ。
バンガラバンガラデーッシュ ベリー ダーティ カントリー♪
バンガラバンガラデーッシュ ベリー スメイリー カントリー♪
バンガラバンガラデーッシュ ベリー クレイジー カントリー♪
街中、大声で汚え国だとか、暴言吐きまくりで乗車する外人3人。
申し訳ないがあの頃は荒んでた。
3人が3人、”次は俺が歌う!”ってこぞってこの歌を歌い込んでたもん。
よく市民に殺されなかったよね。
マイコー登場でボク等の結束が固まり、それと同時にどんどん荒んでいくのでした。
03.10.12:05
イドゥリス ~バングラデシュ~
Dipali FCにて、活動(フィジカルトレーニング)を開始。
しばしの時を経てもこのルーチン作業は変わらない。
そんな毎日がこの日、変わる。
いつもの公園で走る準備をしてると、遠くから黒いヤツがこっちに向かってきたんだよ。
そう、そいつこそがイドゥリス(ウガンダ人)。今後、ボクと深くかかわってくる初めての黒い親友。
えっ?
ベンジャミン?
アイツは・・・
さて、そのイドゥリス。
どんなコネクションで来たかは良く分かんないんだけど、やっとこのチームでまともに話せる相手が出来たよ。
ボクがベンガル語を話せないのがいけないんだけど、このバングラデシュって国の人間は妙な英語しか話せないらしい。
Give meで始まる英語ね。
ようするに”~くれ”ばっかりなのよ。
どうやらこの国では”持ってる人間”は”持ってない人間”に与えるのが当然のようなのよ。
”Yutaka, Give me your shoes.”
”Can not.”
だって今履いてる靴だもん。
それ履いてフィジカルトレーニングするんだもん。
でもさ、そうやって断ったら逆にちょいと不機嫌になりやがんの。
”Why No!”
こんな時だけ英語が堪能なのよ。
だから普通の会話が出来るイドゥリスがボクにはありがたかったよ。
ボク等は一気に仲良くはなったんだけど、妙に暗いのよ。”I'm sick.”なんてよく言ってるし。
ある日の練習後、ヤツが泊ってる所に案内されたのよ。
そりゃぁ、暗くなるよ。
ローカル選手(ベンガル人)と同じ小屋にみんなで寝泊まり。
ボクもキャンプで味わったから分かるよ、その気持ち。
暗い大部屋の端っこのベッドに佇む黒人のイドゥリスは遠くから見たらホントに無になりそうだった。
”ユタカ、契約出来てもいいプレーできねえよ・・・”
いたたまれない気持ちになったなぁ。
でもね、間もなくして上の奴と交渉して他のベテランたちが泊まるホテルに移動で来たのよ。
そこからだよ。
イドゥリスが本性を出してきたのは。
明るい、いい奴だったよ。
そかはベンジャミンと違うから・・・
しばしの時を経てもこのルーチン作業は変わらない。
そんな毎日がこの日、変わる。
いつもの公園で走る準備をしてると、遠くから黒いヤツがこっちに向かってきたんだよ。
そう、そいつこそがイドゥリス(ウガンダ人)。今後、ボクと深くかかわってくる初めての黒い親友。
えっ?
ベンジャミン?
アイツは・・・
さて、そのイドゥリス。
どんなコネクションで来たかは良く分かんないんだけど、やっとこのチームでまともに話せる相手が出来たよ。
ボクがベンガル語を話せないのがいけないんだけど、このバングラデシュって国の人間は妙な英語しか話せないらしい。
Give meで始まる英語ね。
ようするに”~くれ”ばっかりなのよ。
どうやらこの国では”持ってる人間”は”持ってない人間”に与えるのが当然のようなのよ。
”Yutaka, Give me your shoes.”
”Can not.”
だって今履いてる靴だもん。
それ履いてフィジカルトレーニングするんだもん。
でもさ、そうやって断ったら逆にちょいと不機嫌になりやがんの。
”Why No!”
こんな時だけ英語が堪能なのよ。
だから普通の会話が出来るイドゥリスがボクにはありがたかったよ。
ボク等は一気に仲良くはなったんだけど、妙に暗いのよ。”I'm sick.”なんてよく言ってるし。
ある日の練習後、ヤツが泊ってる所に案内されたのよ。
そりゃぁ、暗くなるよ。
ローカル選手(ベンガル人)と同じ小屋にみんなで寝泊まり。
ボクもキャンプで味わったから分かるよ、その気持ち。
暗い大部屋の端っこのベッドに佇む黒人のイドゥリスは遠くから見たらホントに無になりそうだった。
”ユタカ、契約出来てもいいプレーできねえよ・・・”
いたたまれない気持ちになったなぁ。
でもね、間もなくして上の奴と交渉して他のベテランたちが泊まるホテルに移動で来たのよ。
そこからだよ。
イドゥリスが本性を出してきたのは。
明るい、いい奴だったよ。
そかはベンジャミンと違うから・・・
03.09.13:06
Dipali FC初練習 ~バングラデシュ~
ご無沙汰。
では早速。
サッカー協会のお偉いさんから紹介してもらって練習参加が出来るようになったDipali FC。
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/132/
2部から上がってきたこのチームは練習の開始が他よりも遅かったこともあって、練習開きにボクは間に合うことができたのよ。
でね、練習だからホテルに来いって呼ばれて、ホテルに行ったのね。ホテルでキャプテンのファリブ君と合流して、人力車に乗って練習場に向かったのよ。
ん?
なんかこの風景見たことあるぞ。
・・・ファキラポンFCの時に散々走ったあの公園じゃないですか。
どうやらバングラデシュのチームは結構グランドを持ってないチームが多いようで。
そしてどこのチームも公園でやることと言ったら大した違いはないようで。
まずは1.5kmはあるであろう公園の外周をいくらか走るのね。
”ユタカ、休み明けだから、まずは走って体を戻すんだ。”
いや、ボクは今までしこたま走らされてたからね。
ダッシュやらシャトルランやら筋トレやらをひとしきり終えて、チーム全体が疲労で”アッラー”って神頼みになったその時よ。
公園内でミニゲーム。ファキラポンとの違いを感じた。
良かったよ。
このまま走りだけで終わったら、マジでこの国来てほとんど走ってるだけだからね。
ボールに触んなきゃアピールできないでしょ。
ゲームに対して張り切って挑んでものの数分後・・・
ピーーーーーッ!
笛の音が聞こえたのよ。
おっと、こんなミニゲームなのに審判が付いてくれたのか?結構アツいじゃねーか。
飛んでもございません。
公園内の警備員さんによる、”ボールの使用禁止令”でした。
速攻ですよ。
ゲームが終わるのも速攻だし、そこからみんなが帰るのも速攻だし。
ボクはこのチームで何をどうアピールすれば契約出来るのだろう・・・
では早速。
サッカー協会のお偉いさんから紹介してもらって練習参加が出来るようになったDipali FC。
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/132/
2部から上がってきたこのチームは練習の開始が他よりも遅かったこともあって、練習開きにボクは間に合うことができたのよ。
でね、練習だからホテルに来いって呼ばれて、ホテルに行ったのね。ホテルでキャプテンのファリブ君と合流して、人力車に乗って練習場に向かったのよ。
ん?
なんかこの風景見たことあるぞ。
・・・ファキラポンFCの時に散々走ったあの公園じゃないですか。
どうやらバングラデシュのチームは結構グランドを持ってないチームが多いようで。
そしてどこのチームも公園でやることと言ったら大した違いはないようで。
まずは1.5kmはあるであろう公園の外周をいくらか走るのね。
”ユタカ、休み明けだから、まずは走って体を戻すんだ。”
いや、ボクは今までしこたま走らされてたからね。
ダッシュやらシャトルランやら筋トレやらをひとしきり終えて、チーム全体が疲労で”アッラー”って神頼みになったその時よ。
公園内でミニゲーム。ファキラポンとの違いを感じた。
良かったよ。
このまま走りだけで終わったら、マジでこの国来てほとんど走ってるだけだからね。
ボールに触んなきゃアピールできないでしょ。
ゲームに対して張り切って挑んでものの数分後・・・
ピーーーーーッ!
笛の音が聞こえたのよ。
おっと、こんなミニゲームなのに審判が付いてくれたのか?結構アツいじゃねーか。
飛んでもございません。
公園内の警備員さんによる、”ボールの使用禁止令”でした。
速攻ですよ。
ゲームが終わるのも速攻だし、そこからみんなが帰るのも速攻だし。
ボクはこのチームで何をどうアピールすれば契約出来るのだろう・・・
03.05.13:03
避難勧告
先日、久々にバングラデシュでお世話になった三田さんに電話してみたのよ。
本ブログ上でちょくちょく顔を出してくる三田さんは現在はスーダンにおります。
ま、色々やってるってことでココはスルーさせてもらいます。
でね、スーダンに電話したらさ、なんか雑音が聞こえるのよ。
”今、外ですか?”
って聞いたらさ。
”今、首都のハルツームが危険で避難勧告が出て避難してるんだよね。”
・・・懐かしいなぁ。
バングラデシュでもよくあったよね。
避難勧告って言うか自宅待機。
ま、闇サッカー選手のボクにはそんなもの出てこないんだけど三田さんからよく聞いたよ。
”さっき、バングラ国内255か所で同時爆破事件があったみたいなんだけど、大丈夫か?JICAから自宅待機指令が出てるぞ。”
うん、事後処理。
その爆破事件の場所、2か所ほど爆破5分前に通過してるからね。
またまた三田さんが教えてくれるのよ。
”今日ホルタルって言って街中でストライキやってるから自宅待機だぞ。”
いいよなぁ、それで休めるから。
チームに電話したのね。そしたらさ、”人力車は襲われないってルールがあるからそれに乗って練習来い”ですって。
練習場所、1番ストライキが盛り上がってる場所の近くなんだよね。
・・・車、燃えてたし。
ウガンダでもありましたなぁ。
”今、大統領選挙の暴動が起きててお前んちの近所で3人ほど殺されたらしいぞ。”
これまたJICAのお世話になってた方が教えてくれたのよ。
いやぁ、何も知らずにバーのママにKissをせがんでたよ。
またまた大統領選にて。
”選挙前日は暴動が起きるから家から出ない方がいいぞ。”
・・・その日、試合なんですけど。
帰りの道中、バスで思いっきりデモ行進に突っ込んでいったよね。
真剣に死ぬかと思った・・・
大統領候補と元大統領のぶつかり合いにて。
逃げ惑う人々。
まかれる催涙ガス。
そこに突っ込むボクを乗せたタクシー・・・
きっとボクは完全に催涙ガスを吸い込んでるな・・・
懐かしい日々が三田さんとの電話でフラッシュバック。
三田さん、気を付けてね。
本ブログ上でちょくちょく顔を出してくる三田さんは現在はスーダンにおります。
ま、色々やってるってことでココはスルーさせてもらいます。
でね、スーダンに電話したらさ、なんか雑音が聞こえるのよ。
”今、外ですか?”
って聞いたらさ。
”今、首都のハルツームが危険で避難勧告が出て避難してるんだよね。”
・・・懐かしいなぁ。
バングラデシュでもよくあったよね。
避難勧告って言うか自宅待機。
ま、闇サッカー選手のボクにはそんなもの出てこないんだけど三田さんからよく聞いたよ。
”さっき、バングラ国内255か所で同時爆破事件があったみたいなんだけど、大丈夫か?JICAから自宅待機指令が出てるぞ。”
うん、事後処理。
その爆破事件の場所、2か所ほど爆破5分前に通過してるからね。
またまた三田さんが教えてくれるのよ。
”今日ホルタルって言って街中でストライキやってるから自宅待機だぞ。”
いいよなぁ、それで休めるから。
チームに電話したのね。そしたらさ、”人力車は襲われないってルールがあるからそれに乗って練習来い”ですって。
練習場所、1番ストライキが盛り上がってる場所の近くなんだよね。
・・・車、燃えてたし。
ウガンダでもありましたなぁ。
”今、大統領選挙の暴動が起きててお前んちの近所で3人ほど殺されたらしいぞ。”
これまたJICAのお世話になってた方が教えてくれたのよ。
いやぁ、何も知らずにバーのママにKissをせがんでたよ。
またまた大統領選にて。
”選挙前日は暴動が起きるから家から出ない方がいいぞ。”
・・・その日、試合なんですけど。
帰りの道中、バスで思いっきりデモ行進に突っ込んでいったよね。
真剣に死ぬかと思った・・・
大統領候補と元大統領のぶつかり合いにて。
逃げ惑う人々。
まかれる催涙ガス。
そこに突っ込むボクを乗せたタクシー・・・
きっとボクは完全に催涙ガスを吸い込んでるな・・・
懐かしい日々が三田さんとの電話でフラッシュバック。
三田さん、気を付けてね。