11.28.17:34
[PR]
03.03.12:37
ラオス遠征② ~タイ~
二人を乗せたラオス行のバスに乗ることしばらく・・・・
ようやく、ようやく到着。
ちなみに「俺が付いて行ってやる」と息巻いてたベンジャミンのこれまでの活躍は皆無。
バスでの一眠りをムリクリ起こされる分、マイナスだね。
国境に着いてタイを出国する際。
「じゅあ。俺はここで待ってるな。」
何しに来たか全く分からんベンジャミンは出国が出来ないのでここでお留守番。
ちなみにベンジャミン、オーバーステイ継続中・・・
綺麗な景色を眺めながらラオスに無事入国。
ラオスのタイ大使館にタクシーで。
タクシーが、ハンドルを回してもいないのに左に左に勝手に走ってしまうってこと以外はおおむね順調。
早朝にもかかわらず大使館は行列。
ってゆーか早すぎて開いてなかったらしい。
その行列の中、なんと日本人が!
どうやら彼もビザの取得が目的らしい旅人のようだ。
ただね・・・
彼 : スニーカー・Tシャツ・パンツ
ボク: 60円の現地ビーチサンダル・短パン・タンクトップ・坊主
明らかにボクが分が悪い。
何がかは分からないけど分が悪い。実際に、会話はボクからの放り込み以外は何もなかったから、見た目って大事なんだね。
そんな彼がボクに教えてくれたのよ。
「ココで申請をしたら、明日ビザが貰える」って。
!?
?!
明日?
おいっ、国境でベンジャミンが待ってるぞ。
アイツ、キレやすいからなぁ・・・
電話してみようにももちろん圏外。
陸続きで来たけどここはもうラオス。連絡仕様がないわ。
考えよう。
深く考えよう・・・
タイに戻るしかねえか・・・
旅行気分で来たベンジャミン。存在が足を引っ張ってるよ。
タイ側に戻って、スタンダードの30日の滞在は得られるのね。で、ベンジャミンは笑顔で手を振ってるのよ。
アイツが筋肉質な黒人じゃなかったら、きっとボクは殴ってたよね。
マジであの野郎何しに来やがった・・・
ボク : 「ビザが下りるのに1日かかるみたいよ。」
ベン : 「じゃあ帰るしかねえな。」
・・・お前ひとりで帰れよ。
当たり前のようにボクはベンジャミンに連れられ、バンコクに向かうことになったんだ。
帰りの車中、ベンジャミンの独り言がやたらうるさかったな。
ボクに対する話しかけだったから・・・
02.27.11:37
ラオス遠征① ~タイ~
さて、マックの愚痴だけ言ってもしょうがない。
タイのお話でもいたしますか。
無事に契約も出来て平和に過ごしてるボク。
でも日、1日とビザは切れてゆく。
ガーナ人ベンジャミンはなんかよく分かんないけどタイ国内でビザの更新が出来ることとになったらしい。
ちなみにボクとベンジャミンにはこんな過去がある・・・
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/113/
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/114/
あの時、ベンジャミンは自分の身を守るために、自分の身柄を確保しときたいボクを力ずくで首都バンコクまで連れて帰ったのよ。ボクが初めて黒人の強さを感じたあの日。
”ユタカのビザもタイの国内で何とか出来るから。”
・・・信じたボクがバカだった。
Noと言えない日本人。
故にもう1度、ラオスに行くことになったのよ。労働ビザを取るための書類をチームから貰って、ラオスとの国境ノーンカイへ!
またまた長距離バスに乗り込みまして・・・なぜか隣の席にはベンジャミン。
ぜってー遠足がてら来てるよコイツ。
で、この日もバスでじっくりコトコト煮込まれること十数時間。
ようやく、ノーンカイに着きまして。今回は国に入るのはボク1人。ご安心して入国出来るよね。
”じゃ、俺はここで待ってるから、ユタカはビザを取ったら戻ってきてくれよ。”
ニコニコ顔のベンジャミンがボクを送り出したのよ。
タイの出国所からラオスの入国所までってちょっと遠いのね。だからバスが出てるのよ。至極美しい景色に囲まれてバスは軽快に走るのよ。
そしてすぐラオス側の国境に到着。
難なくラオスにも入国が出来て、とんとん拍子で事が運んだんだよ。
ここまでは・・・
ベンジャミンのお陰で・・・
ベンジャミンのお陰で・・・
次回へ。
02.27.11:22
マック
先日、雨で仕事がなくなって、家に帰ろうと車を走らせていたところ、急にチーズとハンバーガーと多少のポテトを食べたくなってマックにドライブでスルーしようと思ったのよ。
チーズとハンバーガーと多少のポテトを喰いたかったボクの、迷いどころはダブルかシングルかってことだけ。
ま、ここで大して話は広がらないから、スルーしまして。
でさ、頼むもん頼んでお車で代金を払うでしょ。
その時に店員が言ってくるのよ。
”ストローはお挿ししてよろしいでしょうか?”
あら、御親切。
ボクのイメージはストローを挿して紙袋に入れてくれるもんだと思ってたのよ。
そしたらさ、飲み物は裸で出されたのよ。
帰ってから食って飲みたかったボクはちょい衝撃。
”えっ、袋に入れてくれないの?”
思わず声を出しちゃったのよ。
店員の野郎、あからさまに嫌な顔してストローを捨てやがったのよ。で、飲み物と新しいストローを紙袋に入れて出してきたの。
コレってボクが悪いの?
だってさ、”ストローはお挿ししてよろしいでしょうか?”ってのはそういう意味って知らねえもん。ってゆーか日本でそんなに有名なもんかね。
この”ストローはお挿ししてよろしいでしょうか?”は。
女の子の月1のものを”お月さまの日”って言ったりトイレに行く乙女が”お花畑に”なんてのとレベルは一緒さ。
知らん人には知らん。
”うちらマックだし”とか勝手にメジャーぶってんの?
もう2度とうちの近所のマックには行かんよ。
あと、このマックへの怒りついでに。
職場近辺のマックの店員。
マックフルーリーがヘタ過ぎ。被せてある蓋みたいなやつに、フルーリーが飛び散りまくってんのよ。結構、手渡された瞬間から食いかけ感いっぱいで萎えるよね。
こんだけ文句言ってるくせに結構好きなんよね。
ちょっとした恋やね。
02.24.10:48
最終戦 ~ウガンダ~
試合会場は首都のカンパラ。
さすがに時間にルーズなウガンダ人とはいえ、公式戦では片道2.5時間でも試合に遅刻しない。
こっちのリーグは全部で15チーム。2部への降格は5チームもあるらしいの。
で、うちのチームは12位。降格争いをしているわけ。
相手は15位のチーム。この試合は必ず勝ち点を上げなきゃいけない試合だ。ボク個人的にも新しいチームがどんな試合をするのか楽しみだったし。
さてさて、試合前のアップが始まりまして。
ん?おかしいぞ。
相手チームがなかなかアップを始めないのよ。
痺れを切らしたのか、チャンスと思ったのかは分からないけど、うちのチームなんて全グランドを使ってアップ始めちゃってる始末。
でも、そんなことだってたまにあることだからそんなに気にしない。
・・・それもどうかと思うけど。
では、壮絶な試合内容をお話しましょう。
まず、いきなり結果から話させてもらいますが・・・
不
戦
勝
・
・
・
一応この国のトップリーグですよ。
これネタとかじゃなくってマジだから。
正確に言うと相手チームは来ていたのよ。
で、試合始まる時間になってもアップも始めないからおかしいと思って控え室の方を覗いてみたらみんな私服なの。
”何やってんの?”
周りのギャラリーに聞きましたところ・・・
”スパイクが足りないらしい”
だって。
なんか両チームにとって残念な結果だよね。
ただ、ただ無念。
日本で言うところ、『本日の清水エスパルス対の横浜Fマリノスの試合はスパイクが足りなかったため清水エスパルスが勝ち点3をもぎ取りました。”
みたいな具合よ。
だって日本で言うJリーグと同じカテゴリのリーグだし。
この国に来て5か月ほどが過ぎた頃のお話。
この国のサッカーでネタみたいな話はそろそろ出来ないと思ってた。
まだこの国は色々しでかしてくれるんだね。
でも、そんなリーグでプレーするため必死こいて動き回ってる自分がちょっと可哀想になっちゃった・・・
02.23.11:43
Masaka FC ~ウガンダ~
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/125/
マサカ県に着いてから、イドゥリスの迅速な対応で、夜にコーチと落ち合えたのね。暗かったから最初は何も見えなかったんだけど、よ~く見たらそこにコーチは立っていたんだよ。
”明日、朝8時にここに来な。”
って言うからそれを信じてその日はカズさんの家に。
恐らく・・・いや、確実に8時には来ないだろうからコーチの電話番号を聞いといたのよ。
はい、ビンゴ。
次の日、当たり前のようにコーチは現れないのよ。
もう、それはそれで予定通りなんだけどさ。
もう、そんなのは慣れっこさ。
そのための携帯電話。
よっしゃ、かけてやろう。
・・・電波が通じないらしい。
嗚呼、こりゃ予想外。
一瞬だよ、一瞬だけ寒気がしたよ。
このいつもいつもなくらいの予想以上。
昨日の闇夜でコーチと会った時の記憶を辿って、ヤツが来たであろう方向に向かって、歩き出したのね。曲がりくねった坂道をひた登ること10分。陽気な黒人たちの笑い声が聞こえたのよ。
やった。
そこにはチームの寮が建っていた。
で、前の広場でボール回しやってる。
こいつらがMasaka FCの選手だな。
近寄って挨拶したのよ。そしたら眠そうなコーチが寮から出てきてボクにまず一言。
”Good morning”
・・・
朝一は”おはよう”であってるけどさ・・・
とりあえず来いよ。で、携帯なんとかしろよ。
って言ってももうしょーがない。
すぐさま着替えてボール回しに参加。
コーチを待ちすぎたせいで、練習は佳境に差し掛かっていたようで、ほどなくして練習は終わっちまったのよ。
ま、顔見せできたしよしとしよう。
これが最後だから常に前向きにいかねば。
朝から再度決意をさせられる日でしたとさ。