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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

11.28.19:48

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02.20.12:23

Dipali FC

サッカー協会のおエライ様から紹介してもらったチーム”Dipali FC”。
コーチはチョトンさん。お偉いさんにはめっぽう弱い。

そのチョトンに呼ばれて集合時間にホテルに行ったのさ。
だいたい分かるでしょ、この1パターン。

ハイ1時間経過・・・

2時間経過・・・

3時間が経ち、ようやくキャプテンのファリブ君がやってきたの。片言の英語で向こうが話しかけてきたのよ。”俺がキャプテンのファリブだ”。
目を見ると、もう午後の4時くらいなのに寝起きの目をしてるんだよ。ボクが待った3時間はコイツの睡眠タイムなのか?って思ってたら、常に眠たい目をしてるだけのルーズな奴だったんだけどね。

とりあえず俺の部屋に来いよ。

ここの選手の位の上の人間はそこのホテルに泊まれるらしい。
で、他の選手は他の場所にある小屋に全員で寝泊まりするらしいのよ。

暫くしたらファリブの部屋に大澄賢也似の選手が現れたのよ。
ま、コイツは英語が全くだったから今後、会話をすることが全くなく、今となっては名前も忘れてしまったんだけど・・・

この賢也君は残念ながら小屋組。

でね、ボクは練習やる気満々でホテルに来たのよ。
で、ファリブに聞いたの。

”今日から練習に参加しろって呼ばれたんだけど、練習って何時からなの?”


驚いたよ。


”今日ないよ。”


う~ん・・・
ボク、何のために来たんだろう。

明日の練習の為にもう1度ここに来いって言われてボクはホテルを後にした。
結局、ファリブを3時間待って、賢也と会話が出来ないことを確認して、ボクはトボトボと三田家に帰って行ったの。

バングラデシュってこんな国。
ね、帰りたくなるでしょ。
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02.18.11:46

ラストチャンス ~バングラデシュ~

お久しぶりです。
しばしのおさぼり許してください。

さぼっといて本日はみんなもボクも1番興味のないバングラデシュの続きでも。
現在はここまで進んでたらしい。

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/123/

さて、”三田さん、オレ、がんばりますっ”な~んて言っときながら、心はものすごく重たいよね。

だってさ、この頃すでにバングラデシュが大っキライだったから。

みんなジロジロ見てくるし、話しかけてくるし、笑ってくるし、とにかく大っキライだったのね。その国でまた頑張ろうって正直折れそうになるよね。

よしっ、悟りを開こう。

善は急げ。
早速、床屋で頭を剃ってもらうことに。
奴らの技術不足により、ボクの頭は血だらけ。ちょー痛えし。
その血を隠すためにベビーパウダーをたらふく頭にまぶされるし。

悟りを開くどころか、余計に帰りてえ。

でも、こんな頭じゃ日本に帰れない。
モチベーションの向上、成功。

傷付いた血の赤と、パウダーの白。
こんな紅白のめでたい頭でサッカー協会に行ったら、さぞかし良いチームを紹介してくれるんだろうねぁ。

サッカー協会はそんなに甘くないゼ。

サッカー協会で低姿勢で”ボクにチームを紹介してください”って言ったら、すんなりとOK牧場。
でもさ、紹介してくれるチームってのが運命のチーム”Dipali FC”。オーナーはホテルを経営してるヤツなんだけど、基本、お金はありません。
そして、そのチームは今年からBangladesh Leagueに参戦するニューカマー。3位でギリギリの昇格でございます。
恐らく・・・いや、確実にイワク付きのチームだろうって気はしたね。

でも、ボクは実績が欲しいの。どこでもいいから紹介してください。

でね、その場でチームのコーチを紹介してもらったのよ。さすが、上には弱いベンガル人。協会のお偉いさんの電話で速攻来やがった。

やれば出来んじゃん。

明日、ここのホテルに行きなさい。
ホテルまで案内してもらって、場所を覚えて明日からチームと合流。


ご迷惑をかけまくってる三田さん、コレで最後にします。
がんばる勢い100%で翌日に備えましたとさ。

02.13.10:30

情報求ム

バングラデシュの市場で、ボクは見つけた。

nike.jpg





ナイキの短パン、約100円。
コイツは安い。
な~んて思ってよく見たらコレよ、コレ。

nike2.jpg







SUN MOON SPORTS・・・
本物の偽モンだ・・・
月と太陽のスポーツ、月なのか太陽なのか?
本物なのか、偽物なのか?

これがバングラデシュの”当たり前”。


ってゆーか、基本的に胡散臭いアジアってこんなのよくあるんだよね。
タイのTABACCO FC、このチームのスポンサーになってる”Tiempro”ってメーカーなんだけど、ボクにくれたスパイクですが、思いっきりナイキのデザインのパクリだからね。

その癖、履いたら靴ずれまくりよ。
外面だけのコピー品。
コロッケの物まねを見習った方がいいよね。


そんなお国での生活を経て、ボクが着ている物はどのクオリティにかかわらず”怪しいもの”扱いされてきたのよ。


そんなボクに本物のお宝のお話があったの。
これ見て。

baggio01.jpg





覚えてる?94年のW杯アメリカ大会。
決勝戦、PKを外したイタリアの英雄、ロベルト・バッジオ。
”それでも君は英雄だ”
優勝に導けなかったバッジオが言われた言葉。
ファンタジスタって彼発進だからね。

で、このユニホーム、あのW杯の時のユニホームなのね。
バッジオのサイン入りで彼が着たユニホーム。

baggio.jpg





ちゃんと額に入って試合の記録まで付いてるの。
本物ですって言う鑑定書も付いてるみたいよ。

でね、そんなお宝がなぜ?

実はコレ、ボクの知り合いのものなのよ。
で、その人が荷物の整理をしてて、このお宝を売りたいってゆーのよ。

”じゃ、5000円で。”

とかそんなレベルならボクが購入してたよ。
聞いたらさ、元値がすんげえ高いのよ。

そりゃそうだ。
よく考えりゃ、実際にバッジオがあの大会で使ってるユニホームだもん。
世界に手をかけた天才のユニホームだもん。

もし、ボクがその人と仲良しじゃなければ、”じゃ、10000円で。”なんて言ってたら、受話器からグーパンチ飛んでくるよね。

でさ、そんな高いものボクが買えるワケないじゃん。
その人だってボクがコレを買うだけの実力がないことは分かってるさ。

そこでその人がボクに言ってきたの。
”誰か買う人いないかなぁ”って。

人の為に動くのめんどくせえ。
な~んて思ってたら、”売れたら肉でも喰わしてやるよ。”ですって。

人の為には動かなくても、自分のお金の為には動くのがウガンダ人。
ボクもその精神は学んでる。

目の前のお金につられてしまったのね。


さて、長くなりましたが情報を下さい。
このユニホームに興味のある方、こんな風に売りに出したらいいかもしれないって方、申し訳ありませんがコメントでも何でも連絡を下さい。

誰か、ボクに良い肉を食べさせてください。
力が湧いたらまた新たな国で、新たなネタをお届けしますから。

02.10.10:26

練習試合 ~タイ~
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”ユタカ。明日、試合があるから12時にクラブハウスに集合な。”

12時ってまだまだ暑い時間なのよ。
基本的に練習とかって夕方くらい、4時からとかが一般的なのね。タイ人も日中は流石に暑いらしいの。
だから12時集合ってことは結構な遠征なんじゃないの?だって移動に少なくとも2時間くらいはかかりそうじゃん。

遠征大好き。

ちょっとした旅行気分だよね。
たまには遠出したいんだよ。

遠いとーころーへ行きたいー♪
どこか遠いところへー♪

森高のリズムに合わせて行く気満々だよ。


さて12時。

誰も来ない・・・

13時。

誰もいない・・・

13時半。

やっと一人来たよ。

・・・用具係。

”12時に来いって言われたんだけど・・・”
つぶらな瞳で尋ねたよ。

”ユタカが遅刻しないように早めに言ったんじゃないのか?”

おひっ!
知ってる?
日本人って結構時間守るの。
むしろタイ人に言ってほしかったよ。

結局、集合時間は15時だったらしい。

こんなんで驚いちゃ、この先生活できませんぜ。

移動の為のチームバス。
集合時間に来ず・・・

結局、出発したのが16時半。
途中、エンジンの異常によりストップ。
到着、17時。

でも、バスの中のタイ人はそんなの気にしないよ。
後ろの方の席の奴らはトランプで金賭けて盛り上がってるし、そのトランプを置いてる台にテーブルクロスとして使ってるのは練習着だし、しかもそれはボクの30番の練習着だったし。

時間に遅れるとか、きっとどうでもいいんだろうね。
そして練習だとか試合だとかそんなことどうでもいいんだろうね。

で、17時過ぎに到着。

ボクの練習着は台に使われたまま。
”ユタカ、コレ着なよ。”

渡された背番号は10。


あの、ロベルト・バッジョは言ってたよ。
『10番はまぐれや偶然で背負える番号じゃない』

トランプの力により、1日だけ10番・・・
御免なさい、バッジョ様。

結局、そんな遅くに着いた我がTABBACO FC。
練習試合とはいえ45分を2本やる時間はなく、前半のみをやっただけでオメオメと帰宅のバスへ。


不思議と帰りのバスはエンストもせずに直行クラブハウスへ。


タイの魔力を堪能だね。
ボクの10番も45分で終了~。

02.09.11:30

空き巣 ~タイ~
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契約してお給料を頂けるようになりましたが、銀行口座を開いてません。
正確に言うと、労働ビザがないと開けないらしい。

そんなボクの銀行は、引き出し貯金。

1ルームのボクの部屋には元々備え付けの化粧台ってゆーのが付いてるの。で、そこに引き出しがあるのね。そこがボクの銀行。
でね、1ヶ月の給料をもらうでしょ。したらその給料は全部引き出し行き。で、そこから毎週3000バーツくらい引き出して、次の給料を貰う時に余ってたらスーツケースって言うメガバンク行きよ。

そんな確実に狙われる銀行にお金を預けてたのね。

しかも付けなきゃいけない南京錠を部屋にかけずに・・・


な~んか、引出しのお金が減ってるなぁって思ったのよ。
いろんな記憶を思い返すんだけど、使った記憶はないのに2000バーツほど無くなってるのよ。


マイペンライ(タイ語で気にするな。)


次の月・・・
また減ってる気がするのよ。ってゆーか今度は確信。
ボクのスーツケースメガバンクは1度目の疑いの日からちょっと仕掛けておいたのよ。ボクのメガバンクってダイヤル式なのね。だから左側のダイヤルを3-5-2で右側のダイヤルを4-4-2って分かりやすいシステムにしておいたのよ。

そのダイヤルがずれまくってるの。
きっと犯人はボクの引き出し銀行から金を運び、それだけでは飽き足りずにメガバンクにまで手を出したんだろうね。


でも、全部持っていかないあたりが、タイの空き巣さんの優しいところやね。
ボクに気を使ってくれたんだろうね。


だからって追及せねばいかんだろ。
隣の部屋のおばちゃんはいつも部屋にいるヒキコモラーだから聞いてみたの。

”誰か来た?”

おばちゃんはなんも分らんみたい。
急な雨の日に洗濯物を仕舞い込んでくれてるおばちゃんが悪いやつなワケない。
ボクはおばちゃんに金を盗まれたこと、そしてしばらく気がつかなかった愚かさを話したのね。
するとおばちゃん、更に隣の例のオカマに伝えたの。


アパートメント伝言ゲーム。


ボクは初めてオカマを自分の部屋に入れたの。
で、オカマはボクの部屋を見てしばし・・・

急に自分の部屋に戻って、窓の下の人が歩けるスペースを利用して、窓からボクの部屋に入ってきたのよ。

”ほら、ここからだね”

だって。
おおっ、流石。
なんだって知ってるね。



ん?



待てよ?



その窓の下のスペースを使えるのって、オカマの部屋とおばちゃんの部屋だけなんだよね。基本、おばちゃんは足腰弱ってるから、犯人ってオカマ?

その時は、帰り際にキスをされて更にチ〇コを揉まれたから、落ち込みでうやむやになってしまったけど、確実にヤツだよね、犯人。

人を疑うことは疾しいこと。
ボクは管理人に窓のカギの強化を要求。
それ以来、事件は無くなった。
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