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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

11.28.21:34

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02.08.11:10

せめぎ合い ~タイ~
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相原豊、無事にタイリーガーになりました。

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/121/

ってなったは良いけど、実際の生活は変わらないよね。
ただ、何が違うって、これからはお金の心配が少し減ったってこと。お給料がもらえるんだよ。

って言っても、同じアパートに住むチームメイトのベンジャミンの監視が強く、ちょっとでも無駄遣いをしようもんなら、何故か至極怒られるのよ。

甘やかされて育ったボクには厳しいですよ、この怒り。

でね、ボクのタイ生活って言うのはサッカーがあったり、仲間との触れ合いがあったりと良い思い出がいっぱいなんだけど、やっぱコレに限るっしょ。


オ・カ・マ・・・


毎日ッスよ。
毎日ボクが彼?彼女?・・・まあ、そのオカマの部屋の前を通るたびに急に”ハーイ!ユタカッ!!!”なんて出てくるのよ。

もう、急に出てくるわ、それがオカマだわでダブルでビックリするわけよ。
言っても、まだ初海外から2~3ヵ月の出来事だからね。

純朴に育てられたボクには刺激が強すぎるよ。


ある日の事。

いつも通りのプレッシャー。
ボクがヤツの部屋の前を通る→ヤツ現る→ボク、驚く→ヤツ、ボクを誘う→ボク、首を横に振る。
こんな流れなのね。

ここでいい選手ってのは流れを変えるもんなんだよ。

今夜のユタカは断るだけじゃないゼ。
ヤツが誘ってきた時に、ボクはヤツに寄っていったのよ。ヤツの体を生態を見てやろうと思って。

”この胸はどうなってるの?”

興味あるでしょ?
嫌がらずに簡単に見せてくれるの。
というより、魅せてくれるの。

結果から言うと、男の胸板にAカップが乗っかってるって感じだね。
驚くべきはそこからよ。

”よぉーく観なさい。”

ヤツの挑発にまんまと乗せられてボクはヤツの胸に顔を近づけたのよ。
その時だった!!!


ピュッ!


何か出た!?
母乳のようなもんをかけられたんだよ。
女性ホルモンかなんかを打ってるから出るらしいのよ。

突然の事にボクは叫んだよ。

”タンマイヤァァァァ(なんでだよぉぉぉぉ)”

ボクが自然に発したタイ語がタイの闇に消えていった。
まさか、男に母乳をかけられるとは。

このままでは完全にボクの負けだよね。
もっとリサーチせねば。


”おい、下はどうなってるんだ?”


こんな要求だって奴にはお安いご用。
またまた見せてくれたよ。
いや、魅せてくれたよ。


パンツ、いや、キュートなパンティーを下ろすとガッツリ着いてたよ。


チ〇コ。


しかも・・・


ボクより大きい・・・


完敗ですわ。
まるっきり乾杯ですわ。


何も言わずにボクは部屋に戻った。


その夜は、日本の空が恋しくなった。
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02.06.11:02

トラウマ

タイ、バングラデシュ、ウガンダと生活してきたボク。日本の生活に比べたら水準は低いわな。
でもさ、ボクって結構順応性が高かったのよ。特に悪環境での。

メシは余裕で食えるし、強い日差し、時間のルーズさ、狭いタクシー。問題ない。


黒人のニオイ・・・


一生無理。


ま、だいたいクリアしてるわけよ。
でもね、ウガンダでのそこら辺で兵士や警備員が抱えてる小銃。銀行の前とかで、腰を下ろして座ってる警備員なんか普通に銃口がこっち向いてるし。 あれは怖かったよ。基本、警備員だから、なんも悪いことをしていないボクに発砲するはずはないんだけどね。
日本でも小さな筒の口がこっちを向くとちょいと嫌ぁな気分になるのよ。


実はね、ちょっとしたトラウマがあるのよ。


あれはボクがバングラデシュでプレーしてた時。
約9ヶ月に亘る生活を終えようとしていた頃、日本人の仲間がボクの為に送別会を開いてくれたの。
アメリカ人チームと日本人チームでサッカーの交流会をして、その後みんなで飲み会。みんなに感謝の気持ちを伝え、その後は気分よくアメリカ人とカラオケ。
どっちが愚かかを競う大会のようなもの。


ボク、ぶっちぎり。


そして夜中の2時頃。いい時間になりボクはおうち(三田さんち)に帰ることに。

バングラデシュの移動手段はバス、タクシー、CNG(3輪タクシー)、リキシャ(人力車)があるわけなんだけど、黄色いタクシーは安全と言われてるのね。夜中の移動は治安が悪いから通常黄色タクシーで帰るのが常套手段。
でも、なんか気分よかったしホロ酔いだったし、リキシャで夜風に当たりながら帰ることにしたの。


これが大失敗。

途中まで気分よく乗ってたら急に後ろから車が忍び寄って来たのよ。で、中から大き目の刃物を持った男が2人、ボクのリキシャを止めたの。

やばいよね。

完全にヤバいですよ。

でね、走って逃げようとしたら車から3人目の男が。



・・・銃持ってるじゃん。


それは反則でしょ。


ボクは銃口を向けられて、逃げれなくなっちゃったよ。
そんな時の為に、ポケットにいくらかの襲われた時用のお金を忍ばせていたから、まずそれをおとなしく差し出したの。

次に奴らはボクの肩から提げてたバックのベルトを切って奪おうとしたの。でも日本製のボクのバックはなかなか切れなかったよ。ビバ、日本製。

でも、ベルト部分が切れた時の勢いでボクのお腹も切られそうだったから素直に自ら差し出したら、奴らはそそくさと去っていったのよ。

ボクはポケットにさらに予備のお金を持っていたから、そのまま先ほどの夢のような時間を思い返しながら家に向かって行ったのでした。

これがボクの銃口(筒状のもの)に対するトラウマとなってるのかなとかと思うんだよね。


でもさ、よく考えたら誰でも銃口は怖いよね。

02.04.11:19

ラストチャンス ~ウガンダ~

前回なんかうまいこと練習参加が出来ることになったチームは”Bunamwaya FC”。
でもね、練習が始まるまでに1週間くらいあったのよ。昔の事だから理由は忘れちゃったけど・・・

でね、そんな時にもう1つのチャンスがやってきたのよ。
それはね、マサカ県ってところでまたテストを受けられることになったのよ。
時期的にラストチャンスになるでしょうな。



このお話しは青年海外協力隊のカズさんって人が働いてる学校に訪問したことから始まったの。
勿論マサカ県って所ににチームがあることも知ってたから学校でサッカーを生徒とやるという名目で行ったけど下心はあったのよ。すると案の定、教頭秘書がマサカでプレーしないの?だって。

しかもコネクションもあるらしい。
で、受けることになったってワケ。

でもね、ここまでならただの計算。
ここからが自分でも恐ろしく感じてしまうほどの運。

バングラデシュで一緒にプレーしてたイドゥリス君はマサカの人間らしいのよ。で、たまたま町でそのイドゥリスに会って携帯の番号は交換してたのよ。でも彼の携帯は鳴らしてもいつもオフ。いつも電話は一方的に彼のほうから。

”ポケベルが鳴らなくて”

懐かしいですね。そんな懐メロ。
そんな歌を思い出しちゃうくらい一方的。
しかもたまにかかってくる電話の内容はね。

”もうウガンダ人とやったか?”
コレに限る。

そんな彼がなんとマサカに行く前日に偶然電話をくれたのよ。
で、いきなり”オー、ジャパニーズ、インポート、ユタカ。”

彼はボクのことをインポート者として扱ってるんだよ。
でね、いつもの一言。


”で、もうやったか?”


相変わらずだ。
これでもかってくらい相変わらずだ。


いや、そんなことより明日、マサカに行くから。
で、マサカのチーム受けるから。

そんなイドゥリスだってただSEXに憧れるイスラム教徒じゃないぜ。
今の状況を話したら、そのマサカのコーチを紹介してやるから明日ウチに来いだって。

で、翌日。
マサカについてイドゥリスの家に行ったのね。濃くて甘~いジンジャーエール、その名もストーニーを頂きまして、早速コーチを紹介してもらったのよ。
更にボクをプッシュしてくれて好印象。

”大丈夫、ユタカは契約できるよ。”
だって。

んもう、イドゥリスったら。
バングラデシュでマイコー(もう1人のウガンダ人プレーヤー)と3人でAVを見ながら”Hey Yutaka. What are you doing.”なんてSEXに憧れてた君ではないんだね。
そしてボクはヤッてないから。


ってことでボクはMasaka FCを受けることになったの。
Bunamwaya FCには申し訳ないけど断りを入れて。
 

でも、マサカ県ってマラリア多いらしいからなぁ。
もう3度目はいやだなぁ。

02.03.11:06

新展開 ~ウガンダ~

3歩進んで2歩下がる。
3歩進んだ時点で反対を向いて2歩下がれば5歩進める。
もうね、そんな屁理屈言うしかないの。 前を向くしか生きるすべはないの。

現在、チームと収入を失ってしまったボク。
トレーニングは続けないといけないから1stディビジョン(日本で言うJ2)のチームで練習参加。

それと平行してこっちでコーチ業も探してるところ、おいしいお話が舞い降りた。
ちょうどその頃にウガンダで、日本で言うところの全国高校サッカー大会が開かれているらしいの。
で、それをチェックしに行ってくれないかとのお話。

何でかって?

その大会の選手の中から30人を選んで強化合宿を行うとの事。ボクにはその選考と合宿のコーチをやってくれないかとの通達。ま、何人かいるうちの1人なんだけどね。
でも、面白そうじゃん。
ユース代表のコーチみたいなもんでしょ。
いろいろなトレーニングを考えたりワクワクドキドキ。

”明日サッカー協会の人(チャールズさん)と話してきて”
って言われてアポをとり次の日、早速サッカー協会へ。



・・・予想通り来ない。

2時間くらい待てばいいのかな?
周りの奴にチャールズはいねえかと聞くんだけど、知らんの一点張り。

これはこれは、久々に予想以上。電話もつながらず現れもしない。


もういいよ。帰るよ。
っていうか昨日の今日だよ。約束忘れちゃったのかい?


と、帰るその前に偉そうな奴を捕まえてチームを紹介しろと平に平に懇願したのよ。
すると、そいつもチームを持っているらしく練習参加をさせてやるから来なさいだって。
 

おっしゃー!
ただで帰らなくてよかった。


自分で思うけど、しぶてえよね。

そんなこんなでとりあえず選手として集中しようかな。
ユース代表のコーチの方はすっぽかされたし。

もう、進んでんだか戻ってるんだか。
立ち止まってないだけ良いけど進み方がもう、ムーンウォークだよ。

ボクに幸せはいつ来るのだろう・・・

02.01.16:33

ブラザーズ ~バングラデシュ~

明日からブラザーズで頑張ります。

な~んて言ったけどね、ちょっと反省もしてたんだよ。
いや、三田さんに頼っちゃってるなぁって。こんな海外生活、自分で色んなことをやらないと意味ないと思うんだよね。

自分で探して、自分でアピールして、自分で契約して。

こりゃいかん。
甘えてる。

って思いながらもブラザーズでっ練習。
2タッチゲームで紅白戦。
流石、去年のチャンピオン。3タッチやドリブルはしませんよ。
そんなのならボクだってお手の物。他にはロシア人、モロッコ人、ナイジェリア人と黒いのから白いのまでチームにトライアルしてたけど、割かしボクはいい感じにプレーできたんだよね。

でも、なんか心が晴れない。


プチンッ!!!


何かが音を立てて切れました。


コレじゃ、せっかくこんな国に来た意味がない。
三田さんには申し訳ないけどブラザーズを辞めよう。

ま、まだ契約してないんだけどね。


2日間だけ練習に出て、コーチの方には断っちゃった。
やっぱり自分の足で動かなきゃだめだって思ったんだよね。だから自分の足でサッカー協会に1人で行って、どこか紹介してもらって、最後にそこを受けようって思ったの。


その夜、三田さんには何回も”スイマセン”って謝ったよ。
せっかく色々してくれたのに自分から断っちゃったんだから。
頭丸めて三田さんに謝罪。

三田さんもボクの気持ちを分かってくれて何も言わずに”いいよ。”だけ言ってくれたのよ。

ありがとうございます。
次、ボクのラストチャンス!!!
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