01.29.13:23
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06.15.16:50
タイ代表戦
昨日の日本代表の試合、対タイ戦。色んなことが起きてました。
まずは遡ること数か月、日本のホームゲーム。雪降りしきる中、南国はタイからはるばる日本にタイ代表がやってきたわけよ。実は、ボクが契約したTABACCO.FCの当時の監督とコーチがタイ代表の監督、コーチをやってたのよ。
チャンウィットってこんな奴、見なかった?
見ての通り、結構仲いいの。
彼らが雪降りしきる中、日本に来た前回の日本のホームゲームの3日前。ボクはタイ代表と一緒にご飯食べたんだよ。そりゃ、ボクだって大人の日本人。手土産は欠かさないよ。
寒いでしょ。”ホッカイロ60個”
・・・彼ら、使い方分からず。
それはさておき、天候不良で彼らはまともな練習場を用意してもらえず、チャンウィットはご立腹だったんだ。”日本は格下の我々に何を怯えてるんだ?”とのこと。
結果はご存知の通り、ナロンチャイの退場により4―1で日本の勝利。
右側の”笑い飯”に似たコイツ。ボクがテスト生で入ってたBECテロサスナでちょっと一緒にやってたの。気は短いけどタイ人っぽくない技術のある選手だったよ。
そんなコイツが退場。
さてさて、時は流れて、昨日の日本のアウェーゲーム。
現地(タイ)の日本人サッカー部にあるメールが流れました。
”岡田監督よりお願いされました。どこか綺麗な練習場を手配してほしいと。用意されたグランドは厳しいらしいです。凸凹”みたいな。
これがアウェーってもんですな。
ボクがタイにいたころ1番お世話になってた池本さんにお声がかかった次第で。
ま、池本さんは”安全トラベル”なる世の中で1番忙しくない旅行会社の社長さん。きっと時間はあったんでしょうな。素敵なグランドを提供できたそうな。
その甲斐あってか、日本は快勝。
ボクの元チームメイトのGKコーシン、失点しまくっちゃったね。でも、大丈夫。結構前からだから。
可哀そうなんだよ。当時、彼のゴールキーパーコーチってチームのドライバーだからね。キーパーが育つ環境じゃなかったんだよね。
もう、5年くらい前の話だけど。そしてその頃もコイツが代表のGKだった。
昨日の夜、タイにいる池本さんに電話したのよ。
”岡田監督からお礼の連絡が来ねえぞ。”
第一声がそれだった。
岡田監督は池本さんが忙しくないこと知ってたのかなぁ・・・
タイ代表対日本代表の試合があると、いつも複雑な気分で試合を見るんだ。
06.13.12:41
賭けサッカー ~タイ~
未だに進展なし。と、いうよりエムにお金を食いつぶされそうになってるから後退してるのかもしれない。
”ニホンジン、オカネモチ。”
ふざけんな!ボクに当時の収入はなく、持って行ったお金がなくなれば困るって言うか、帰国か亡命の選択になると思ってたのね。でも、タイでプロサッカー選手になるってみんなに言っちゃったからオメオメ帰るのも恥ずかしいじゃん。
じゃあさ、お金を稼ぎましょう。
簡単に言ったけど、本当に就職してしまったら違うロードに乗ってしまいそこはもう第2章。ただ単に日本になじめない奴になってしまう。だからってバイトだってなかなか雇ってもらえないよ。
言葉通じねえんだもん・・・
そこでイイ話が舞い降りてきたよ。
【賭けサッカー】
お金の匂いがプンプンするでしょ。なにやら試合に勝てばお金がもらえるんだって。サッカーが出来て、お金が手に入るなんて言われたら参加するしかないでしょ。
・・・たとえソレがエムからの呼び出しでも。
エムは使える選手が欲しい。ボクはお金が欲しい。和解はいとも容易く。
時間になったらスポンサーが迎えが来る。あだ名はそのままスポンサーらしいその男が何物かは知らないが、迎えが来た。
・・・こんな風に荷台に詰められて山へと向かうなんて聞いてないよぉ。
向こうじゃ当たり前の景色だけど、当時のボクは自分とドナドナの違いが見つからなかった。あの小さいスペースに野郎10人程がすし詰めならぬ牛詰めに。出発して10分ほどでカラオケ大会に変わっていくその荷台で、0930(オクサマ)の”山田君”を誤魔化しながら歌うしか戦う術がなかった。
1時間ほど揺られ、ケツの感覚も麻痺してきたところでようやくその山へ着いた。既に前の試合が質素に行われてて、見た感じ、ボクのヒーローは確約されたようなレベルだった。
ふん、日本のビンボー人なめんなよ!とばかりにアップでショータイム。頭の上にボールを乗っけたり、リフティングの技を相手の奴らに見せ付けたやったのよ。
”勝てるワケねえよ・・・”
プライドを捨てた代償として”見極めること”が出来るようになった敵は、戦わずして各々の元チャリで山から去って行っちゃったんだ。
この場合、我々が不戦勝となるわけがなく無効試合となり、ボクはお金も試合も手にすることが出来なかった。
いやぁ、怒られたね。”これからはアップすんなっ!!”って指示が特別に出されちゃうし。
ボクの尊敬する人が言ってた、”サッカー巧い奴は嫌われない”って言葉。
あれって嘘かも。
結局、試合ができず、行きと同じようにケツの感覚がなくなるまで、荷台でカラオケ大会をして、ウルフルズの”借金大王”を歌いながら帰って行ったんだ。
お金を手することもなく、試合をすることもなく、車の荷台でひたすら日焼けし、”タイ人っぽさ”だけを手にして。
06.10.12:18
今度こそ初練習 ~ウガンダ~
更に、迎えに来てくれるジョンを2時間待ちました。
お待ちどうさま、ようやく初練習です。
迎えにきたジョンの車には、ケニア人、ルワンダでプレーしてたっていうウガンダ人、ウガンダ人が乗っていたの。ややこしいね、顔の違いもむづかしいし。
でも、ケニア人は気さくに話しかけてきたよ。
”ジン・スン・パク(パク・チソンの事)知ってるか?”
いいよ、別に。アナタ達からしたら、韓国人も日本人も中国人もワケわからんよね。ボクだってウガンダ人とアナタの区別つきませんから。
”ああ、ジン・スン・パクね、知ってるよ。”
まるで、友達かのように答えてやったよ。いや、嘘は言ってないよ。知ってるもん。
ただ、向こうがボクを知らないだけ。
ジョンを2時間待った割には車に乗ると、10分ほどでグランドについてしまってなんか複雑な気分になったけど、ようやく誰かにプレーをアピールできることに、多少興奮してたんだよ。
そんなボクを見たとたんチームの奴が声をかけてきたよ。
”そのスパイク、くれ。”
”なんだその手首に巻いてるやつ(ミザンガの事)、くれ。”
いきなり2件も営業さんがボクに回ってきたよ。興奮急降下。
ボクだって、もう慣れたもんですよ。こういう奴らは信用できん。だいたい、今スパイクあげちゃったらボクぁ何を履いて練習すればいいのさ。
笑顔で一蹴、”Next Time”。激しく断ると嫌われちゃうから・・・
奴らは津波のように押し寄せてくる。
次の奴はこうだ。
”ジン・スン・パク知ってるか?”
こいつもだ。
時代は変わったよね。ほんの数年前までアジア人と言えば中田ヒデだったのにマンUにパク・チソンが行った途端にマジカルチェンジよ。ボクはこの国では韓国人として見られることになるようだ。
ま、街を歩けば子供達から”ムズング(白人)”って呼ばれてるし今更、日本人だってみんなに説明すんのもめんどいし、そっとしておいたけどね。
さて、練習開始。
って言っても軽い練習だったよ。パスゲームをやってから紅白戦。
黒人だってパスゲームぐらい出来るよ。・・・ちょっとだけどね。
そんな中、ボクは輝けたよ。丁寧なパスを出せる選手があまりいなかったから、ボクのパスは紅白戦では特に歓ばれたよ。外しまくりだけどね。
”Hey Yutaka, Give me more.”
”OK OK. このヤロウ、いつ決めんだよ。”
笑顔と日本語で万事オッケー。
で、ここでおめでた。
紅白戦ではありますが、ユタカ、ウガンダ初ゴォォォォール!!!
いい日だ、とてもいい日だ。
終わってから監督みたいな人に”良いプレーだったよ。きっとK.C.Cで契約できるよ。”って言ってもらえたんだ。素直にうれしかったよ。
よぉぉぉぉく考えたら、K.C.Cのマネージャーに契約しようなんて言われたけど、プレーしたの今日が初めてだったもんな。
進む時は一気だね。この3日後に、K.C.Cの練習が始まるのでした。
うまくいきますように☆
*本日の結果 : 中盤で出場、1ゴール2アシスト
スパイクくれ 1ポイント
ミサンガくれ 1ポイント
06.06.11:32
初練習? ~ウガンダ~
まず訂正。
ウガンダでのK.C.Cのマネージャーの運転手、ポールって言ったけど、ジョンの間違いでした。ま、ポールでもジョンでも顔の違いはあまり区別つかないんだけどね。
そんな些細な訂正をしましたところで本題。
ジョンのゲストハウス代の支払い待ちの為に、引きこもること数日間。ようやくボクはK.C.Cのサテライトの練習に参加出来ることになったんだ。お金を払いにきたジョンが言うわけよ。
”明日、K.C.Cのサブチームの練習があるから行くぞ。2時に迎えに来るから待ってろ。・・・来る頃、電話するから電話代の5000シリング(約30円)ちょうだい。”
こいつもか。前の文章と後の文章が全く噛み合ってないよね。顔は人、体は犬くらいのミスマッチ。どうやらボクは選手になる前にジョンにとってのマネージャーになれるようだ。とっても出世魚。
ま、いつもはるばるお金を払いに来てくれてるわけだし、練習に参加出来る喜びもあおって5000シリングあげちゃったんだけどね。
そして翌日。
多少はもしかしたらと思ってたんだけど、やっぱりそうだったよ。
ジョンが2時に迎えに来るわけねえ。しかも電話すらねえ。驚くよ、ジョンに電話して電話をくれなかったことを言ったら、”電話代がねえ。”だって。
昨日、あげましたよね?
どうもオリヴィアといいジョンといい、この国の方々は先日の記憶を消去する癖をお持ちらしい。
そしてボクのゲストハウスに到着したジョンはさらに驚く言葉を投げ捨てたんだ。
ユタカ、練習、来週の月曜日になっちゃった・・・
コレは予想以上。
コンチキショー!完全に裏を取られたよ。忘れもしないよ、あの衝撃。だってね、練習は来週の月曜日って言ってるじゃん。
今が、月曜日だからね・・・
おいっ!また1週間引きこもるのか!?
ボクは、その日の夕方、知らないカンパラという街をただひたすら走った。
運転手のくせにいつも酒臭いジョンの匂いや、あの虚ろなジョンの目、タイやバングラの思い出に至り、国の両親の事もすべて振り払うかのように。
06.03.11:48
現地の彼女
なんて言葉、聞かない?
よく聞かれるの。
向こうで現地人と付き合ったの?って。
答えはNO。
なんかさ、申し訳ないけどお金が目的なんでしょ、って思っちゃうの。っていうのも、海外生活で最初に知り合った外国の女性がティグちゃんだったわけでしょ。彼女がよくなかった。
ティグちゃんは昔、日本でタレントをしていたらしいの。最初はボクもタレントなんていうネームバリューに負けそうになったけど、その後の、『新潟』・『カラオケ』・『労働時間は夜』という3つのキーワードから、そのタレントとは新潟のスナックで働く夜の蝶の事だって判明したの。
そんなティグちゃんは日本に日本人の彼氏がいるの。要するに遠距離恋愛。しかもティグちゃん・当時23歳、彼氏・当時50歳くらい。年齢に関しても遠距離恋愛。
でね、驚くことにその彼氏は、毎月10万円ティグちゃんに仕送りしてるらしいの。
・・・う~ん、騙されとるよね。
ティグちゃんの言い分によると、「今、彼に助けてもらってるから、彼の老後はアタシが面倒を見て助けてあげる」とのこと。
でもティグちゃん、日本に渡る術、既になし。 世間はコレをどう見る。
ティグちゃんはその10万円で家賃、食費、光熱費、更には親への仕送りを完璧にやりくりしていたの。現地で月10万円って言ったら結構なもんだからね。
そして彼からもらったお金で家賃を支払ってるその1ルームに一緒に住んでるのがボク。
ややこしいね、やるせないね、申し訳ないね。
ある日、こんなにお世話になっちゃってるから、何かお礼がしたいから欲しいモンない?って聞いたら迷わずこう答えたよ。
”ビザ”
ふぅ、そこは権力の問題になってくるから・・・
1ルーム内に一緒にいるでしょ。たまに彼からの電話がかかってくるの。その時、ボクは完全に気を消すワケだけど、ティグちゃんの会話は聞こえてくるのだよ。ボクは驚愕したよ。ティグちゃんの彼の呼び方・・・
オトウサン・・・
彼だよね?
完全にお父さんって呼ばれてたからね。彼の方は日本のそういう文化を知らないのかな?”パパ制度”。
そして最終的にティグちゃんはボク等のサッカー仲間、ジョグ君と浮気しまくっちゃったしね。周りのみんなもジョグ君の応援をして、焚き付けまくっちゃってるしね。
ゴメン・・・ノリでボクも煽っちゃった。
知らぬはオトウサンばかりかな。
その後、ティグちゃんとオトウサンがどうなったかは分からないけど、なんか諸手をあげて付き合いたいって言いにくいでしょ。最初に知り合った女性がこんな感じでいたんだもん。
他の国では、バングラデシュはイスラム教だから女性との関わりは全くなかったけど、ウガンダなんてストレートよ。よく告白されたもん。
”I love you. Do you have money?”
1セット、且つ速攻ですよ。
ラーメンセットみたいなもんだね。
Do you have money?がラーメンでI love youは半チャーハンよ。メインはどっちよってこと。しかもセットになってる分I love youの安いこと安いこと。
日本人の得意の社交辞令でI love youを返すことはボクには出来なかった。そこにペイが発生することをボクは知っていたから。
言葉を覚えるのに、彼女を作るとその授業料は結構かかることをボクは知っている。
