11.26.22:33
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04.21.12:03
国際試合 ~タイ~
ってどこまで書いたか覚えてないと思うのでこちらからどうぞ
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/147/
そのリーグ前にベトナムにチームとの国際試合があったのね。
コレで勢いでもつける気かしら?
チームもそうだけど、ボクとしても勢いをつけて臨みたいよ。
やっと立てそうなプロの舞台だから。
さて、試合。
4-4-2のシステムの左の中盤。なんとかスタメンに入れまして。
前回の大会でボクの注目度が再燃してきて、サポーターも”タカ(ボクのタイのあだ名)”って連呼してくれるのよ。
期待されてる喜びと、あのカリスマ加藤鷹と呼ばれてるような気恥かしさに照れながらのキックオフよ。
ちょっと粋がったこと言わせてもらうと、調子のいい時って、点が取れそうな場所が分かるのよ。
・・・大して点取った事ねえけど。
でもさ、その日はこの匂いがプンプンしたのよ。
で、やっぱりキタよね。
FWのパオ君が打ったシュートのこぼれをユタカが押し込んでいきなりゴール!!!
サポーターも最高潮で喜ぶよね。
そしてここからがユタカのお洒落な処。点を取って服を脱ぐなんてありふれたことはしないさ。
逆にね・・・
すげえビッチリ着てみたの。
点を取って、
喜んで走りながら、
短パンを思いっきり上げてみた。
数年前、高校生の制服での腰ばき。
あの言葉を借りるならヘソばきとでも言いましょうか。
いや、タイの短パンはデカイから乳首ばきとでも言いましょう。
うわっ、語呂悪っ・・・
サポーター大盛り上がり。
チームスタッフどん引き・・・
試合結果は2-1で勝ったのね。
ボクは後半の途中で交代。サポーターの温かい拍手と共に。
ベンチに戻ってアシスタントコーチがボクによってきて言うのよ。
点を取った後以外は良かったぞ。
ベトナムから来たチームに対してアレは恥ずかしいぞ。
点を取って怒られたのはあの日が初めてだったなぁ。
どうやら国を越えてボクは恥をかいたらしい。
何はともあれ、開幕に向けて勢いは付いたな。
03.27.13:42
地方大会③ ~タイ~
なんとか決勝まで進めた我がTabacco FC。
決勝前日には1.5軍のメンバーでの地方ファンゲーム。
ただし、前日に泊っている小学校の校庭で、シャワーの為とは言え、チ〇コ満開で”ユタカ”をチームにアピールしたために、ファンゲームは待機処分と課せられちゃって出場は出来なかったんだ。
完全にアピりミスだね。
でも、こんな日本人にはファンが多いのよ。
なんたって結果を出しちゃってるワケだから。
・・・この大会だけにおいてね。
ただ残念なことに、ボクのサポーターはオッサン、それも酷く酒を帯びた奴が多いのよ。4:4:3でオカマ:オッサン(酒気帯び):サッカー好きってな具合だね。
大人しく座っているボクに寄ってくるのよ。
”ユタカ、その短パンくれ。”
いや、現在進行形で履いてるから。あげたらパンティでまた試合に出れなくなっちゃうよ。
”じゃあ、今度くれ。ハイ唾つーけた。”
ボクの短パンにオッサンのヨダレの跡が・・・
そんな拷問に耐えながら試合を見てると、今度はオッサンの群衆がコーチのもとに。
”おいっ、ユタカを出せ。”
さすがファンゲーム。
前日にチ〇コを出してても、残り10分出してくれたよ。
ここでもまたまた大盛り上がり。次の日の決勝に向けて、サポーターの気持ちはガッツリ掴めたよ。
この大会。
山場は準決勝だった為、決勝は難なく勝利。
地方大会を優勝で飾ったんだ。
大会を終えて、唾付けたオッサンがボクのユニホームを狙って近寄ろうとしてきたから”忍法・気付かないフリ”によってそれをかわしたんだ。
と、思ったら・・・
マネージャーに呼ばれて、”コイツはユタカのファンなんだ。ユニホームをやってくれ”だって。
その右横には唾付けてきたオッサン。
あんなハードマーク、唾付けてきたオッサンはきっと良いディフェンスだったんだろうね。
こうして、思い出のボクのユニホームは、どこぞの酒気帯びのオッサンに持って行かれたのでした・・・
03.25.11:09
地方大会② ~タイ~
色々と立て込んでました。
お陰さまで元気リンリンです。
さて、確か地方大会のお話をしてたと思うんだけど・・・
下にスクロールして行ったらいいじゃない。そしたら見れるじゃない。
とうとう準決勝まで進みまして。
予定としてはこうさ。
金曜日→準決勝
土曜日→ファンゲーム
日曜日→決勝
金曜日に勝てばだけどこんな予定が組まれていたらしいの。
準決勝の相手は、オーソットサパーFCとか言うようなチーム。製薬会社のチームらしい。このチームはタイリーグに属する最近力をつけてきたチームなのね。
そしてこの後、リーグ前に『田中洋明』『伊藤壇』という日本人選手を獲得するのね。
ま、それは後々のお話。
で、準決勝なんだけど荒れたね。かなり乱闘騒ぎもありまして。
そして全てがムエタイ選手に見えるボクに大きく喧嘩を売る勇気はなく、大人しくコツコツとせせこましいファールを重ねては目をつけられる展開となった。
イエローカードが飛び交うこの試合もなんとかFWパオ君のゴールで1-0の勝利。
決勝に向かうことができた。
気分がいいのも束の間。
後で知らされたんだけど、どうやらその日は泊りらしい。
どこ泊まるんだろ?
ホテルかなぁ。
どこ泊まるの?
友達に聞いたら”スクーン”って言うのよ。
アライナ(何)?
スクーンって言うのはなんでしょう?
タイ語でホテルって意味かな?
でもホテルはロングレンなのよ。
・・・
驚いた。
それは、英語で、スクールを意味していた・・・
学校かよ!
コレにはベンジャミンが激怒してたよ。
”俺達はプロ選手だぞ。生徒だって家で寝るぞ。”
ごもっともな意見を述べるベンジャミンにチームのお調子もんが”ガーナは寝ないのか?”ってからかってベンジャミンに油を注いでたよ。
初めて目の前で人種差別を拝見いたしました。
確かに焦ったよ。
寝床は教室に茣蓙を敷いて雑魚寝ですから。
ボクが尾崎の方の豊なら、夜の校舎窓ガラス壊して回るとこだったけど、そこは相原の方の豊。郷に従ったね。
そしてアムナーム(シャワー)。
校舎の横にあるドラム缶に溜まってる水でのシャワー。
はっきり言って外満開だからね。
でもタイ人はうまいこと腰にタオルを巻いて隠しながら洗うのよ。
そしてボクはと言うと・・・
竹ノ内と違ってクールとは程遠い方の豊ですから、全くと言っていいほど出しちゃうよね。だって裸族の酋長ですもの。
ただココがポイント。
”全くと言っていいほど”
全く出しちゃってはいないの。
ってゆーのも全裸ではあるけどチ〇コはちゃんと股に隠したから前から見る分には何も見られてないよ。
まぁ、後ろからのアングルと言っちゃあ最たるもんだろうけど。
そしてしこたま怒られまして・・・
翌日のファンゲーム。
ユタカ、謹慎にて出場できず。
03.19.13:16
地方大会① ~タイ~
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Date/20090227/1/
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Date/20090303/1/
こんなことやりながらも、タイリーグ開幕はボクのビザなんてお構いなしで、開幕を迎える準備をしてるのよ。
ラオスに行ったりしてる間に、地方の大会に出ることが決まってたのよ。
ビザで動きまくってて、最近いいプレーが出来ないでいたから大会って言っても出場できるかなんて微妙だったのよね。
心もプレーもモヤモヤだらけ。
大会当日。
チーム練習場からバスに乗って揺られること1時間半。
会場に着いたらいきなり先発発表。
こんなテキパキしたことは今までなかったから、タイリーグ前のこの地方大会で勢いをつけようって言うチームの考えが覗えたね。
システムは4-4-2。
キーパーから呼ばれて、呼ばれたヤツに対してみんなが乾いた拍手。そんな無機質な儀式の中、左サイドのポジション。
左のMF、ユタカ。
良かった。
試合に出れる。
乾いた拍手がものすごい声援に聞こえるのよ。
そして試合開始。
”ユタカ、点を取ってこい。”
試合に簡単に出れない奴が、簡単に言うのよ。
はっきり言ってこの時期のボクは動きも良くなかったし試合に出れることが奇跡に近かったのよ。
それがさ・・・
ゴール前で簡単にミスキックしたのよ。
ラッキーだった。
完全にラッキーだった。
それが綺麗なスルーパスになってボクにアシストがついたよね。
会場は大盛り上がり。
ユタカの勢いが復活したミスだったね。
その後のユタカはいい感じよ。
左サイドからセンタリングでもう1アシスト。
ゲームも2-0で勝利よ。
チームからもサポーターからも好印象をもらったの。
気を良くしたボクは次の週もスタメン。
”ユタカ、点を取ってこい”
この日も簡単に試合に出れない奴が簡単に言ってきた。
と、そこにボクの頭に対してピッタリのセンタリングが上がってきたのよ。
・・・
完全に外したね。
今までの流れだと決めて盛り上がるところでしょ。
この日本人は空気なんて読めなかったんだな。
今回ばっかりはマイナスな盛り上がりを与えてしまったよ。
でも、後半にボクは左サイドでボールを受けると思いきってシュート。
必要以上にゴロになってしまったボクのシュートはキーパーのタイミングを外す結果になって、地方で1ゴール獲得。
またまた株が上がってしまった。
”ユタカ、もう1点イケ”
何度も言うが簡単じゃない奴が簡単に言うんのよ。
その日もボク等は勝利したの。
そして準決勝進出。
次回へ・・・
03.03.12:37
ラオス遠征② ~タイ~
二人を乗せたラオス行のバスに乗ることしばらく・・・・
ようやく、ようやく到着。
ちなみに「俺が付いて行ってやる」と息巻いてたベンジャミンのこれまでの活躍は皆無。
バスでの一眠りをムリクリ起こされる分、マイナスだね。
国境に着いてタイを出国する際。
「じゅあ。俺はここで待ってるな。」
何しに来たか全く分からんベンジャミンは出国が出来ないのでここでお留守番。
ちなみにベンジャミン、オーバーステイ継続中・・・
綺麗な景色を眺めながらラオスに無事入国。
ラオスのタイ大使館にタクシーで。
タクシーが、ハンドルを回してもいないのに左に左に勝手に走ってしまうってこと以外はおおむね順調。
早朝にもかかわらず大使館は行列。
ってゆーか早すぎて開いてなかったらしい。
その行列の中、なんと日本人が!
どうやら彼もビザの取得が目的らしい旅人のようだ。
ただね・・・
彼 : スニーカー・Tシャツ・パンツ
ボク: 60円の現地ビーチサンダル・短パン・タンクトップ・坊主
明らかにボクが分が悪い。
何がかは分からないけど分が悪い。実際に、会話はボクからの放り込み以外は何もなかったから、見た目って大事なんだね。
そんな彼がボクに教えてくれたのよ。
「ココで申請をしたら、明日ビザが貰える」って。
!?
?!
明日?
おいっ、国境でベンジャミンが待ってるぞ。
アイツ、キレやすいからなぁ・・・
電話してみようにももちろん圏外。
陸続きで来たけどここはもうラオス。連絡仕様がないわ。
考えよう。
深く考えよう・・・
タイに戻るしかねえか・・・
旅行気分で来たベンジャミン。存在が足を引っ張ってるよ。
タイ側に戻って、スタンダードの30日の滞在は得られるのね。で、ベンジャミンは笑顔で手を振ってるのよ。
アイツが筋肉質な黒人じゃなかったら、きっとボクは殴ってたよね。
マジであの野郎何しに来やがった・・・
ボク : 「ビザが下りるのに1日かかるみたいよ。」
ベン : 「じゃあ帰るしかねえな。」
・・・お前ひとりで帰れよ。
当たり前のようにボクはベンジャミンに連れられ、バンコクに向かうことになったんだ。
帰りの車中、ベンジャミンの独り言がやたらうるさかったな。
ボクに対する話しかけだったから・・・