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タイ、バングラデシュ、ウガンダとサッカーで渡り歩いてきた日々を振り返ったり最近のボヤキなどを綴ります

11.27.00:35

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02.27.11:37

ラオス遠征① ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:1 TRACKBACK]

さて、マックの愚痴だけ言ってもしょうがない。
タイのお話でもいたしますか。

無事に契約も出来て平和に過ごしてるボク。
でも日、1日とビザは切れてゆく。

ガーナ人ベンジャミンはなんかよく分かんないけどタイ国内でビザの更新が出来ることとになったらしい。
ちなみにボクとベンジャミンにはこんな過去がある・・・

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/113/
http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/114/

あの時、ベンジャミンは自分の身を守るために、自分の身柄を確保しときたいボクを力ずくで首都バンコクまで連れて帰ったのよ。ボクが初めて黒人の強さを感じたあの日。

”ユタカのビザもタイの国内で何とか出来るから。”

・・・信じたボクがバカだった。
Noと言えない日本人。

故にもう1度、ラオスに行くことになったのよ。労働ビザを取るための書類をチームから貰って、ラオスとの国境ノーンカイへ!

またまた長距離バスに乗り込みまして・・・なぜか隣の席にはベンジャミン。
ぜってー遠足がてら来てるよコイツ。

で、この日もバスでじっくりコトコト煮込まれること十数時間。
ようやく、ノーンカイに着きまして。今回は国に入るのはボク1人。ご安心して入国出来るよね。

”じゃ、俺はここで待ってるから、ユタカはビザを取ったら戻ってきてくれよ。”

ニコニコ顔のベンジャミンがボクを送り出したのよ。
タイの出国所からラオスの入国所までってちょっと遠いのね。だからバスが出てるのよ。至極美しい景色に囲まれてバスは軽快に走るのよ。

そしてすぐラオス側の国境に到着。
難なくラオスにも入国が出来て、とんとん拍子で事が運んだんだよ。


ここまでは・・・

ベンジャミンのお陰で・・・
ベンジャミンのお陰で・・・


次回へ。

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02.10.10:26

練習試合 ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:0 TRACKBACK]

”ユタカ。明日、試合があるから12時にクラブハウスに集合な。”

12時ってまだまだ暑い時間なのよ。
基本的に練習とかって夕方くらい、4時からとかが一般的なのね。タイ人も日中は流石に暑いらしいの。
だから12時集合ってことは結構な遠征なんじゃないの?だって移動に少なくとも2時間くらいはかかりそうじゃん。

遠征大好き。

ちょっとした旅行気分だよね。
たまには遠出したいんだよ。

遠いとーころーへ行きたいー♪
どこか遠いところへー♪

森高のリズムに合わせて行く気満々だよ。


さて12時。

誰も来ない・・・

13時。

誰もいない・・・

13時半。

やっと一人来たよ。

・・・用具係。

”12時に来いって言われたんだけど・・・”
つぶらな瞳で尋ねたよ。

”ユタカが遅刻しないように早めに言ったんじゃないのか?”

おひっ!
知ってる?
日本人って結構時間守るの。
むしろタイ人に言ってほしかったよ。

結局、集合時間は15時だったらしい。

こんなんで驚いちゃ、この先生活できませんぜ。

移動の為のチームバス。
集合時間に来ず・・・

結局、出発したのが16時半。
途中、エンジンの異常によりストップ。
到着、17時。

でも、バスの中のタイ人はそんなの気にしないよ。
後ろの方の席の奴らはトランプで金賭けて盛り上がってるし、そのトランプを置いてる台にテーブルクロスとして使ってるのは練習着だし、しかもそれはボクの30番の練習着だったし。

時間に遅れるとか、きっとどうでもいいんだろうね。
そして練習だとか試合だとかそんなことどうでもいいんだろうね。

で、17時過ぎに到着。

ボクの練習着は台に使われたまま。
”ユタカ、コレ着なよ。”

渡された背番号は10。


あの、ロベルト・バッジョは言ってたよ。
『10番はまぐれや偶然で背負える番号じゃない』

トランプの力により、1日だけ10番・・・
御免なさい、バッジョ様。

結局、そんな遅くに着いた我がTABBACO FC。
練習試合とはいえ45分を2本やる時間はなく、前半のみをやっただけでオメオメと帰宅のバスへ。


不思議と帰りのバスはエンストもせずに直行クラブハウスへ。


タイの魔力を堪能だね。
ボクの10番も45分で終了~。

02.09.11:30

空き巣 ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:1 TRACKBACK]

契約してお給料を頂けるようになりましたが、銀行口座を開いてません。
正確に言うと、労働ビザがないと開けないらしい。

そんなボクの銀行は、引き出し貯金。

1ルームのボクの部屋には元々備え付けの化粧台ってゆーのが付いてるの。で、そこに引き出しがあるのね。そこがボクの銀行。
でね、1ヶ月の給料をもらうでしょ。したらその給料は全部引き出し行き。で、そこから毎週3000バーツくらい引き出して、次の給料を貰う時に余ってたらスーツケースって言うメガバンク行きよ。

そんな確実に狙われる銀行にお金を預けてたのね。

しかも付けなきゃいけない南京錠を部屋にかけずに・・・


な~んか、引出しのお金が減ってるなぁって思ったのよ。
いろんな記憶を思い返すんだけど、使った記憶はないのに2000バーツほど無くなってるのよ。


マイペンライ(タイ語で気にするな。)


次の月・・・
また減ってる気がするのよ。ってゆーか今度は確信。
ボクのスーツケースメガバンクは1度目の疑いの日からちょっと仕掛けておいたのよ。ボクのメガバンクってダイヤル式なのね。だから左側のダイヤルを3-5-2で右側のダイヤルを4-4-2って分かりやすいシステムにしておいたのよ。

そのダイヤルがずれまくってるの。
きっと犯人はボクの引き出し銀行から金を運び、それだけでは飽き足りずにメガバンクにまで手を出したんだろうね。


でも、全部持っていかないあたりが、タイの空き巣さんの優しいところやね。
ボクに気を使ってくれたんだろうね。


だからって追及せねばいかんだろ。
隣の部屋のおばちゃんはいつも部屋にいるヒキコモラーだから聞いてみたの。

”誰か来た?”

おばちゃんはなんも分らんみたい。
急な雨の日に洗濯物を仕舞い込んでくれてるおばちゃんが悪いやつなワケない。
ボクはおばちゃんに金を盗まれたこと、そしてしばらく気がつかなかった愚かさを話したのね。
するとおばちゃん、更に隣の例のオカマに伝えたの。


アパートメント伝言ゲーム。


ボクは初めてオカマを自分の部屋に入れたの。
で、オカマはボクの部屋を見てしばし・・・

急に自分の部屋に戻って、窓の下の人が歩けるスペースを利用して、窓からボクの部屋に入ってきたのよ。

”ほら、ここからだね”

だって。
おおっ、流石。
なんだって知ってるね。



ん?



待てよ?



その窓の下のスペースを使えるのって、オカマの部屋とおばちゃんの部屋だけなんだよね。基本、おばちゃんは足腰弱ってるから、犯人ってオカマ?

その時は、帰り際にキスをされて更にチ〇コを揉まれたから、落ち込みでうやむやになってしまったけど、確実にヤツだよね、犯人。

人を疑うことは疾しいこと。
ボクは管理人に窓のカギの強化を要求。
それ以来、事件は無くなった。

02.08.11:10

せめぎ合い ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:0 TRACKBACK]

相原豊、無事にタイリーガーになりました。

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/121/

ってなったは良いけど、実際の生活は変わらないよね。
ただ、何が違うって、これからはお金の心配が少し減ったってこと。お給料がもらえるんだよ。

って言っても、同じアパートに住むチームメイトのベンジャミンの監視が強く、ちょっとでも無駄遣いをしようもんなら、何故か至極怒られるのよ。

甘やかされて育ったボクには厳しいですよ、この怒り。

でね、ボクのタイ生活って言うのはサッカーがあったり、仲間との触れ合いがあったりと良い思い出がいっぱいなんだけど、やっぱコレに限るっしょ。


オ・カ・マ・・・


毎日ッスよ。
毎日ボクが彼?彼女?・・・まあ、そのオカマの部屋の前を通るたびに急に”ハーイ!ユタカッ!!!”なんて出てくるのよ。

もう、急に出てくるわ、それがオカマだわでダブルでビックリするわけよ。
言っても、まだ初海外から2~3ヵ月の出来事だからね。

純朴に育てられたボクには刺激が強すぎるよ。


ある日の事。

いつも通りのプレッシャー。
ボクがヤツの部屋の前を通る→ヤツ現る→ボク、驚く→ヤツ、ボクを誘う→ボク、首を横に振る。
こんな流れなのね。

ここでいい選手ってのは流れを変えるもんなんだよ。

今夜のユタカは断るだけじゃないゼ。
ヤツが誘ってきた時に、ボクはヤツに寄っていったのよ。ヤツの体を生態を見てやろうと思って。

”この胸はどうなってるの?”

興味あるでしょ?
嫌がらずに簡単に見せてくれるの。
というより、魅せてくれるの。

結果から言うと、男の胸板にAカップが乗っかってるって感じだね。
驚くべきはそこからよ。

”よぉーく観なさい。”

ヤツの挑発にまんまと乗せられてボクはヤツの胸に顔を近づけたのよ。
その時だった!!!


ピュッ!


何か出た!?
母乳のようなもんをかけられたんだよ。
女性ホルモンかなんかを打ってるから出るらしいのよ。

突然の事にボクは叫んだよ。

”タンマイヤァァァァ(なんでだよぉぉぉぉ)”

ボクが自然に発したタイ語がタイの闇に消えていった。
まさか、男に母乳をかけられるとは。

このままでは完全にボクの負けだよね。
もっとリサーチせねば。


”おい、下はどうなってるんだ?”


こんな要求だって奴にはお安いご用。
またまた見せてくれたよ。
いや、魅せてくれたよ。


パンツ、いや、キュートなパンティーを下ろすとガッツリ着いてたよ。


チ〇コ。


しかも・・・


ボクより大きい・・・


完敗ですわ。
まるっきり乾杯ですわ。


何も言わずにボクは部屋に戻った。


その夜は、日本の空が恋しくなった。

01.28.11:36

契約 ~タイ~
  • [CATEGORY:タイ COMMENT:0 TRACKBACK]

新境地、オカマとの抱擁を経てのKISS。

http://yutaka14.blog.shinobi.jp/Entry/114/

急展開ですが。
こんな状態で何かをがんばっていたボクもとうとう契約を交わすことに。
今まで口約束で済まされてたけど、こうやっていざ契約書にサインをするとなると緊張するね。


いざ契約へ!!!


・・・


・・・


そりゃそうだよね。


全部タイ文字。


初めての契約は内容が全く分からないままの契約だったんだ。
読めたのは数字のみ。

12000ってのは月の基本給だね。
300ってのは1日練習に行くと300バーツ貰えるってことだね。
もう1個、3って数字があったけどなんだかは分かんねえ。


もうね、このお金の所だけ見てサインしちまったよ・・・


だってどんな読み方しても読めねえし聞いてもそこまで訳せねえし。
タイに8年も住んでるって言う”安全トラベル”なる1番不安そうな、旅行会社を設立した社長の池本さんに電話でお願いしたのよ。訳せますかって。


”あのね、タイ文字読めないんだ。”
社長の8年はなんだったんだろう・・・


だから電話で契約内容を聞いてもらおうと電話をつないでうちのスタッフと話してもらったのよ。でね、しばらくしてスタッフがボクに電話を代わってきたの。


池本さんから一言。


”あのさ、英語話せる人いない?タイ語ダメなんだよ。”
もう1度言うけど、あなたの8年って・・・


結局、内容が分からないまま契約書にサイン。
ま、当時のボクは内容よりも契約して試合に出ることが大事だったから。

その場でなんかは分からないけど3000バーツ(約9000円)に”Mr.YUTAKA”と書かれた紙がホチキスで留められ、手渡しされたの。

契約金?
小遣い?


何はともあれ、タイに来て約3ヶ月。
相原豊、タイリーガーになりましたっ!!!